ある時、久しぶりに絵に描いたような待ちぼうけを喰らった。
ある団体から前夜に突然翌朝の召集がかかって会社を休んでも来いといわれたので、ちょっとしたミーティングを別の役員に頼んで集合場所へ行った。すると「ごくろうさん、ちょっとそこに座って待っていて」と言われたので、おとなしく「指示待ち人間」となって、自分の書類整理なんかしながらずっと待っていた。時々「どうしましょうか?」などと聞いても「ちょっと待っていて」状態で、埒があかない。2時間近くたってふと気が付くと私に指示した人は外出してしまっていた。
もうひとつ。
暗い夜道は危ないということで子供の塾の帰りは車で向かえに行くルールになっていた。たまたま会社の帰り時刻が8:40という子供の塾終了時刻に近かったので向かえに行ったわけだ。
すると、双方の勘違いで子供は迎えの場所にいつまでも現れない私に業を煮やしてというか、自立心からか、とぼとぼと歩いて帰宅してしまった。私は私で40分以上も間違った場所で子供を待ち続けてしまった。
原因はどうであれ「まちぼうけ」を喰らうと、なんだか自分がいなくても世の中結構動いてるし、頼りにされていないような情けない気分になる。
普通は「なに考えてんだよう」と怒るところだが、これらのときはなんだか空しくてひとり静かに考え込んでしまった。
ある団体から前夜に突然翌朝の召集がかかって会社を休んでも来いといわれたので、ちょっとしたミーティングを別の役員に頼んで集合場所へ行った。すると「ごくろうさん、ちょっとそこに座って待っていて」と言われたので、おとなしく「指示待ち人間」となって、自分の書類整理なんかしながらずっと待っていた。時々「どうしましょうか?」などと聞いても「ちょっと待っていて」状態で、埒があかない。2時間近くたってふと気が付くと私に指示した人は外出してしまっていた。
もうひとつ。
暗い夜道は危ないということで子供の塾の帰りは車で向かえに行くルールになっていた。たまたま会社の帰り時刻が8:40という子供の塾終了時刻に近かったので向かえに行ったわけだ。
すると、双方の勘違いで子供は迎えの場所にいつまでも現れない私に業を煮やしてというか、自立心からか、とぼとぼと歩いて帰宅してしまった。私は私で40分以上も間違った場所で子供を待ち続けてしまった。
原因はどうであれ「まちぼうけ」を喰らうと、なんだか自分がいなくても世の中結構動いてるし、頼りにされていないような情けない気分になる。
普通は「なに考えてんだよう」と怒るところだが、これらのときはなんだか空しくてひとり静かに考え込んでしまった。