土屋龍一郎のブログ

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雪かき指南1「車の雪」

2006-01-02 03:06:43 | Weblog
 自宅の駐車場で、一晩に積もった雪が車をすっぽり覆ってしまった。
 冬期の車の管理は慣れが必要になる。
 暖房をかけて駐車した翌朝に冷え込んで、しかも雪が積もると、フロントガラスを含めて全部の窓の外側にびっしりと氷がついてしまう。まずワイパーを跳ね上げてフロントガラスから離して駐車することは常識である。そうしないと、ワイパーのゴムがフロントガラスの張り付いて動かなくなる。さらにゴムは傷む。先日知人のマーク2を借りたら、ワイパーがボンネットにもぐるように取り付けてあって跳ね上げることができなかった。スタイリングが美しい車だが寒冷地には適していないデザインだった。
 次にこれらのガラスに氷が張り付かないテクニック。
 1、駐車場に入れるしばらく前にヒーターを切って車内の温度を下げておく。
 2、盗難などに遭わない程度にそれぞれの窓を少しずつ開けておく。
 要するに、窓の氷は内側と外側の温度差が水滴を呼び込んで凍り付く訳なのでその温度差をなくせば窓に氷が張り付くことも無いのである。これはお試しください。

 車の屋根の上の雪!
 スキー場からの帰り道、県外ナンバーの車が「俺は思い切りスキーしてきたぜ」とこれ見よがしに屋根に雪をのせている光景に出くわす。これは危ない。
 山を下ってだんだん温度が高くなってくると車の屋根の上で雪が溶けて緩んでくる。そんなときにブレーキを踏むと屋根の上の雪が塊のまま一挙にフロントガラスになだれ落ちてくる。視界は一瞬にしてゼロになってドライバーはパニックになる。渋滞などしていたら追突間違いなしだ。
 長野県の教習所ではチェーン装着と雪の処理について講習を受けるけれど(私の時には2時間あった)、雪など滅多に降らない地域ではこのレベルの危機管理についてはなじみが薄いに違いない。

 どなたも安全運転を心がけてください。