ジェフリーアーチャーの小説が好きで、ほとんどを読んでいる。
「ケインとアベル」シリーズ3部作が特に好きで、何度読んでも作者の仕掛けた深みにはまってしまって、泣かずにはいられなかったり、勇気をもらったりする。
「運命の息子」(Sons of fortune)を、年末に読んだ。
定期的に家族で行く深夜本屋で、上巻を買ったら本の虫である女房が一気に読み終えて、いつの間にか下巻も読み終えていたので慌てて追いかけて読んだ。いつものジェフリーアーチャー流のストーリー展開なので罠と知りつつはまりながら、一気に読んでしまった。何日かかけて読むつもりだったが、ほぼ徹夜してしまう。いつもそうだ。
この本のAmazonのレビューを見ると、元からのファンは結構手厳しい。これらのレビューを見てから、もう一度思い出すと、やはり、いつも以上の唐突な展開やらスピードに無理があるかもしれない。どんどん登場人物が役目を終えて切り捨てられてゆく技はジェフリー流なのだが、確かにもっと性格を書き込んだ方が面白い人もいた。
まあ、でもこのシリーズは、なんと言っても永井淳氏の翻訳の力がものを言っていると思う。レビューの中には翻訳の致命的な欠陥があると指摘している方もいて、今度は原書にも挑戦してみたいと思う。原書との比較はできないけれども、永井氏の日本語のリズムは淡々としているけれども大人を引きつけるテンポを持っている。徹夜させる勢いがある。
生意気いうなと怒られることを承知で言うけれど、ハリーポッターシリーズの日本語は、原書との比較以前に、「おかしな日本語」で書かれていると思う。読みにくい。
きっと、ジェフリーアーチャーに新刊が出たら買うと思う。
ところで、「運命の息子」はAmazonのユーズド価格では、¥1である。
「ケインとアベル」シリーズ3部作が特に好きで、何度読んでも作者の仕掛けた深みにはまってしまって、泣かずにはいられなかったり、勇気をもらったりする。
「運命の息子」(Sons of fortune)を、年末に読んだ。
定期的に家族で行く深夜本屋で、上巻を買ったら本の虫である女房が一気に読み終えて、いつの間にか下巻も読み終えていたので慌てて追いかけて読んだ。いつものジェフリーアーチャー流のストーリー展開なので罠と知りつつはまりながら、一気に読んでしまった。何日かかけて読むつもりだったが、ほぼ徹夜してしまう。いつもそうだ。
この本のAmazonのレビューを見ると、元からのファンは結構手厳しい。これらのレビューを見てから、もう一度思い出すと、やはり、いつも以上の唐突な展開やらスピードに無理があるかもしれない。どんどん登場人物が役目を終えて切り捨てられてゆく技はジェフリー流なのだが、確かにもっと性格を書き込んだ方が面白い人もいた。
まあ、でもこのシリーズは、なんと言っても永井淳氏の翻訳の力がものを言っていると思う。レビューの中には翻訳の致命的な欠陥があると指摘している方もいて、今度は原書にも挑戦してみたいと思う。原書との比較はできないけれども、永井氏の日本語のリズムは淡々としているけれども大人を引きつけるテンポを持っている。徹夜させる勢いがある。
生意気いうなと怒られることを承知で言うけれど、ハリーポッターシリーズの日本語は、原書との比較以前に、「おかしな日本語」で書かれていると思う。読みにくい。
きっと、ジェフリーアーチャーに新刊が出たら買うと思う。
ところで、「運命の息子」はAmazonのユーズド価格では、¥1である。