15日の日曜日には社団法人茶道淡交会長野県支部の初茶会、つまり御初釜であった。一昨年の秋からこの団体にお世話になっていて、昨年は所用で失礼したから、今年が初めてのお初釜参加であった。
大変貴重な体験をした。
お濃茶、お薄茶、会席という3立てをそれぞれ会場をかえて楽しむ。
ほとんど予備知識もないまま当日になってしまったというひどい不心得者なのだが、同行させていただいた皆さんにいろいろ教えてもらいながら勉強した。
祖母も伯母もまた母も女房も茶道の心得があって、特に祖母と伯母は自ら茶道教室も開いていたほどだ。したがって私も不心得者ながら抹茶の味が好きで親しんでいた。がぶがぶと飲んでしまうというのは外道であったが。
しかし、本格的なお茶席ではやっぱり失敗をしてしまった。
まず、懐紙を持ってくることを知らなかった。そのせいでお濃茶の前に出されたお菓子をどう取ったらよいか困った。たまたま茶道具をあつかっている業者の藤嘉さんの社長の奥様が隣にいらっしゃって「どうぞお使いください」と分けてくださったので何とかその場をしのいだ。
冷や汗を掻いているところへお濃茶が出される。ずいぶん大きな器だと思っているとどうも並んだ何人かでまわして飲むらしい。困ったことに最初に手をつけることになる一番右の席に座ってしまった。落ち着いて空気を整えているかの振りをして回りの席でどのようなしきたりが進行しているのか観察して、みようみまねでお茶をいただいた。
このお茶は善光寺門前にある名門「喜多の園」で調合したお味だとのことです。
あっさりしたお味のお雑煮をいただいて、たくさんの方とお話をした。
写真は、善光寺淵の坊のご住職のお姉さまがあつらえた獅子である。
お年を召したお客様が多かったが、こういう日本の伝統に参加できる機会をもっと多くの若い人に知ってもらうことは必要だと思った。
大変貴重な体験をした。
お濃茶、お薄茶、会席という3立てをそれぞれ会場をかえて楽しむ。
ほとんど予備知識もないまま当日になってしまったというひどい不心得者なのだが、同行させていただいた皆さんにいろいろ教えてもらいながら勉強した。
祖母も伯母もまた母も女房も茶道の心得があって、特に祖母と伯母は自ら茶道教室も開いていたほどだ。したがって私も不心得者ながら抹茶の味が好きで親しんでいた。がぶがぶと飲んでしまうというのは外道であったが。
しかし、本格的なお茶席ではやっぱり失敗をしてしまった。
まず、懐紙を持ってくることを知らなかった。そのせいでお濃茶の前に出されたお菓子をどう取ったらよいか困った。たまたま茶道具をあつかっている業者の藤嘉さんの社長の奥様が隣にいらっしゃって「どうぞお使いください」と分けてくださったので何とかその場をしのいだ。
冷や汗を掻いているところへお濃茶が出される。ずいぶん大きな器だと思っているとどうも並んだ何人かでまわして飲むらしい。困ったことに最初に手をつけることになる一番右の席に座ってしまった。落ち着いて空気を整えているかの振りをして回りの席でどのようなしきたりが進行しているのか観察して、みようみまねでお茶をいただいた。
このお茶は善光寺門前にある名門「喜多の園」で調合したお味だとのことです。
あっさりしたお味のお雑煮をいただいて、たくさんの方とお話をした。
写真は、善光寺淵の坊のご住職のお姉さまがあつらえた獅子である。
お年を召したお客様が多かったが、こういう日本の伝統に参加できる機会をもっと多くの若い人に知ってもらうことは必要だと思った。