こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
ワールドカップは毎回楽しみにしていて、今回もできるだけ多くの試合を見ています。日本代表は惜しくもベルギーに敗れましたが、素晴らしい闘いを見せてくれました。メッシを擁するアルゼンチンも、バルサの選手が多くいるスペインも日本同様1回戦で敗退してしまい、応援するチームがなくなってしまいましたが、決勝までの熱い試合を見ていこうと思っています。
日本代表の選手の中には、若いときから期待されてきた選手もいれば、そうではなく遅咲きの選手もいますね。10代の頃から世界と戦い、将来は日本を背負っていくだろうと期待されてきた選手が伸び悩み、ワールドカップには出場できないなんてことはこれまでもたくさんあります。いくら高校時代に活躍し、早い段階でJリーガーとしてデビューし、メディアに騒がれたとしても、代表に選ばれなかったら、ワールドカップにレギュラーとして出場することがゴールであれば、それまでの活躍は本人の中では色あせてしまうかもしれません。
人の成長速度は様々であり、その環境にも大きく左右されます。レベルが上がれば上がるほど才能やセンスだけでは通用しなくなってきます。では努力が一番大事かというとそういうわけでもなく、もちろん努力は必要ですが、努力してもできないもんはできません。才能やセンス+努力、そしてさらに環境や運というのも関係してくるでしょう。
大切なのは「自分のゴールをどこに定める」かです。ワールドカップ出場がゴールであれば、高校時代に注目されなくても、そんなもん関係ありません。他人は他人、自分は自分で自分の信じた道を自分のペースで進んでいけばいいんです。
サッカー選手といっても、みんながみんなワールドカップに出場することをゴールにはしていないはずです。もちろんだれもが出場したいでしょうが、それよりも「クラブチームで優勝したい」「選手を引退してからの監督が楽しみだ」「純粋にサッカーが好きだ。できるだけ長く続けたい」「とにかく有名になりたい」など、ゴールはそれぞれ異なるでしょうから、ワールドカップに出ることができなかった選手や試合に出ることができなかった選手の中には、私たちが思っているほど挫折感など持っていない選手も多いかもしれませんね。
つまりは、本人ではない限り、他人の本当の気持ちを知ることなどできるはずもなく(それがたとえ家族であったとしても)、他人のゴールがどこにあるのかなんて見えません。偏差値の高い高校に合格することがゴールの子どもにとっては、テストの点数は大きな意味がありますし、日々の勉強(努力)も必要になってくるでしょう。ライバルよりも少しでも多く、そして効果的な勉強する必要があります。ですが、ゴールがそこではなく、例えばプロのスポーツ選手や職人さんになることをゴールにしている子どもにとっては、テストの点数はさほど意味をなさず、日々の勉強よりは目指すゴールへの練習に時間をさかなくてはなりません。
「勉強ができていいですね」普通ならこんな言葉をかけられると悪い気はしないでしょうが、それはあくまで言った側の価値観であり、言われた側は、まったく今の成績に満足していないこともあるんです。アルゼンチンにメッシというスーパーな選手がいます。間違いなくサッカー史に名前をのこす偉大な選手です。クラブチームでのタイトルはもちろん、個人タイトルもすべて獲得しています。年俸も一般人には想像できないような額です。だれもがメッシを成功者としてうらやましく思うでしょうが、メッシ本人は満足してないかもしれません。メッシのゴールがワールドカップでの優勝だったとしたら、それは達成できていないからです。ワールドカップへの出場がゴールとしている他の選手の方が満足度は上かもしれないのです。高いレベルに達している方が幸福感が高いとは限らないのです。
何が幸せで、何が嬉しいのかは人によって異なります。自分にとって幸せだと思う道も、他の人からしたら不幸せになることもあります。だからこそ、必要以上に他人の人生を決めてはいけないのです。一番悲しいのは、自分のゴールを他人に決められることです。ほんとは違うピッチに立ちたかったのに、勝手にゴールを決められたせいで、しかたなくこのピッチに立っている。でも本当に目指したいゴールではないので、ふと気づいたときにはゴールの方向すら見えなくなってしまっている。子どもは特に自分で判断する能力がまだ発達段階であるためゴールを見つけにくいのです。ですがだからといって親や先生が勝手にゴールを決めるのではなく、子どもと一緒に見つけていくという形が理想的だと思います。そしてまた、子どものゴールが変化した場合にも、頭から否定するのではなく、そのときも一緒に考えてあげ、それを応援してあげることも必要です。
私にもゴールはあります。まだまだ先になるでしょうが、確実にそこに近づいてきている実感があります。だから毎日が充実し、心から幸せだと感じることができるのです。
生徒たちにも、勉強を通じて、ときには雑談もしながら、それぞれのゴールを見つける手伝いができれば嬉しいですし、ゴールが見えている生徒にはできる限りゴールに向けて一番のサポーターになりたいと思っています。
ワールドカップは毎回楽しみにしていて、今回もできるだけ多くの試合を見ています。日本代表は惜しくもベルギーに敗れましたが、素晴らしい闘いを見せてくれました。メッシを擁するアルゼンチンも、バルサの選手が多くいるスペインも日本同様1回戦で敗退してしまい、応援するチームがなくなってしまいましたが、決勝までの熱い試合を見ていこうと思っています。
日本代表の選手の中には、若いときから期待されてきた選手もいれば、そうではなく遅咲きの選手もいますね。10代の頃から世界と戦い、将来は日本を背負っていくだろうと期待されてきた選手が伸び悩み、ワールドカップには出場できないなんてことはこれまでもたくさんあります。いくら高校時代に活躍し、早い段階でJリーガーとしてデビューし、メディアに騒がれたとしても、代表に選ばれなかったら、ワールドカップにレギュラーとして出場することがゴールであれば、それまでの活躍は本人の中では色あせてしまうかもしれません。
人の成長速度は様々であり、その環境にも大きく左右されます。レベルが上がれば上がるほど才能やセンスだけでは通用しなくなってきます。では努力が一番大事かというとそういうわけでもなく、もちろん努力は必要ですが、努力してもできないもんはできません。才能やセンス+努力、そしてさらに環境や運というのも関係してくるでしょう。
大切なのは「自分のゴールをどこに定める」かです。ワールドカップ出場がゴールであれば、高校時代に注目されなくても、そんなもん関係ありません。他人は他人、自分は自分で自分の信じた道を自分のペースで進んでいけばいいんです。
サッカー選手といっても、みんながみんなワールドカップに出場することをゴールにはしていないはずです。もちろんだれもが出場したいでしょうが、それよりも「クラブチームで優勝したい」「選手を引退してからの監督が楽しみだ」「純粋にサッカーが好きだ。できるだけ長く続けたい」「とにかく有名になりたい」など、ゴールはそれぞれ異なるでしょうから、ワールドカップに出ることができなかった選手や試合に出ることができなかった選手の中には、私たちが思っているほど挫折感など持っていない選手も多いかもしれませんね。
つまりは、本人ではない限り、他人の本当の気持ちを知ることなどできるはずもなく(それがたとえ家族であったとしても)、他人のゴールがどこにあるのかなんて見えません。偏差値の高い高校に合格することがゴールの子どもにとっては、テストの点数は大きな意味がありますし、日々の勉強(努力)も必要になってくるでしょう。ライバルよりも少しでも多く、そして効果的な勉強する必要があります。ですが、ゴールがそこではなく、例えばプロのスポーツ選手や職人さんになることをゴールにしている子どもにとっては、テストの点数はさほど意味をなさず、日々の勉強よりは目指すゴールへの練習に時間をさかなくてはなりません。
「勉強ができていいですね」普通ならこんな言葉をかけられると悪い気はしないでしょうが、それはあくまで言った側の価値観であり、言われた側は、まったく今の成績に満足していないこともあるんです。アルゼンチンにメッシというスーパーな選手がいます。間違いなくサッカー史に名前をのこす偉大な選手です。クラブチームでのタイトルはもちろん、個人タイトルもすべて獲得しています。年俸も一般人には想像できないような額です。だれもがメッシを成功者としてうらやましく思うでしょうが、メッシ本人は満足してないかもしれません。メッシのゴールがワールドカップでの優勝だったとしたら、それは達成できていないからです。ワールドカップへの出場がゴールとしている他の選手の方が満足度は上かもしれないのです。高いレベルに達している方が幸福感が高いとは限らないのです。
何が幸せで、何が嬉しいのかは人によって異なります。自分にとって幸せだと思う道も、他の人からしたら不幸せになることもあります。だからこそ、必要以上に他人の人生を決めてはいけないのです。一番悲しいのは、自分のゴールを他人に決められることです。ほんとは違うピッチに立ちたかったのに、勝手にゴールを決められたせいで、しかたなくこのピッチに立っている。でも本当に目指したいゴールではないので、ふと気づいたときにはゴールの方向すら見えなくなってしまっている。子どもは特に自分で判断する能力がまだ発達段階であるためゴールを見つけにくいのです。ですがだからといって親や先生が勝手にゴールを決めるのではなく、子どもと一緒に見つけていくという形が理想的だと思います。そしてまた、子どものゴールが変化した場合にも、頭から否定するのではなく、そのときも一緒に考えてあげ、それを応援してあげることも必要です。
私にもゴールはあります。まだまだ先になるでしょうが、確実にそこに近づいてきている実感があります。だから毎日が充実し、心から幸せだと感じることができるのです。
生徒たちにも、勉強を通じて、ときには雑談もしながら、それぞれのゴールを見つける手伝いができれば嬉しいですし、ゴールが見えている生徒にはできる限りゴールに向けて一番のサポーターになりたいと思っています。