個別指導塾 ONE-S(ワンズ)のブログ

堺市上野芝にある個別指導塾です。進学から補習、不登校の子どもの学習サポートなど、さまざまな子どものニーズにこたえます

何かひとつでも

2018-03-01 10:50:51 | 教室から
こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。

20代の頃から、腰痛がひどくなってきました。原因はいくつかありますが、姿勢が悪いことや体が異常にかたいこと、そして運動不足などが大きな原因です。仕事を始めてからは、座っている時間も長くなりましたので、それも腰に負担がかかっているんだと思います。

たまにストレッチをしたり、軽く体操したりすると楽になるときもありますが、どうしようもなく痛いときもあります。そんなときは、整骨院や知り合いの整体師のところに行って治療してもらいます。治療後はウソのように体が軽くなって、腰の痛みもほとんど感じなくなっています。それでも根本的な姿勢の悪さを治そうとしなかったり、運動もしなかったりで、また腰が痛くなるという悪循環を繰り返しています(^^;;

状態がとても悪いときに治療してもらうと、何か魔法にでもかかったかのように体が軽くなり、その効果が絶大で実感できるのですが、しばらく通院して、状態がある程度良くなってくると、同じ治療をしてもらっているのに、その効果がはっきりとわからなくなってきます。マイナス10の状態からプラス10になると、効果が実感でき、有難さがよくわかるのですが、プラス8や9からプラス10になってもそれほど変化には気づかなくなります。

人間って良い状態が続いていると、それが当たり前のようになってしまって、周りの優しさや有難さが感じにくくなってしまいます。逆に自分が苦しんでいるときや困っているときに助けてもらえたり、優しい言葉をかけてもらえたり、勇気をもらえたりしたことはずっと忘れません。

私もひきこもりで苦しんでいるときや、仕事をスタートし始めたばかりのときなどに、いろんな方々に力を貸してもらったこと、私の塾に来ていただいた生徒やその保護者の方々のこと、すべてに対して今でもずっと有難いという想いでいっぱいです。

そういう気持ちは今も変わらず、塾の仕事をこうしてできていることや、子どもたちが塾に来てくれていることは当たり前なのではなく、とてもとても有難いことなんだという気持ちだけは忘れずにいたいと思っています。

塾に来てくれている生徒もいろんな状態の子がいます。マイナス8くらいの生徒、プラス7くらいの生徒。マイナスに偏ってしまっている子どもたちは、吸収できるものが多く、1日の授業で多くのことを学びます。教えることのほとんどすべてが理解できていない状態ですから、次から次へと新しい知識が身についていき、「勉強している」という実感が得やすいと思います。プラス10に近くなればなるほど、もうある程度良い状態ですので、1回の授業で何十個も新しい知識が増えていくわけではありません。ですから以前と比べて「勉強している」という実感がなくなってきて、いわゆる伸び悩みの時期に入っていきます。

ですが、勉強の能力はプラス10で上限ではなく、まだまだ上があるんですね。プラス10の生徒に対しても、1回の授業で最低何か1つでも新しい知識を増やしてもらい、「今日も有意義な勉強ができた!やっぱり塾で勉強してよかった!」と思ってもらえるような指導ができるようにしなければなりません。それが私を信じて来てくださっている子どもたちや保護者の方々に対する感謝の気持ちの伝え方だと思っています。

整骨院の先生、また腰が限界にきているようです。近々いきますので、またいつものように魔法の施術お願いしますねー。


ONE-SのHP


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