こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
1.2年生の学年末テストも終わり、残るは公立高校受験だけとなりました。また少し寒くなってきたから、体調管理しながら一緒に頑張っていこうぜー!
今日は各中学校の採点の仕方のことです。この問題についてはもう何年も前から私は怒っていますが、まったく減らないばかりか増加しているのでと思います。
最近はネット上でも、なぜこれが正解ではなくて不正解なんですかといった例がいくつも挙げられていますので、ご覧になられた方もいるかと思いますが、本当によくわからない採点をする先生があちこちに多くいます。
国語の問題で漢字のトメやハネを厳しく採点しているのはよく見かけますし、メディアなどでも取り上げられ問題視されていますね。文化庁などでが、そこまで細かくせずに正解にするようにというようなことを伝えていますが、ほとんど減っていません。書道のテストならわかりますが、国語のテストでそこまで細かくチェックする必要があるでしょうか。百歩譲って、漢字の書き取り問題では細かく採点するのはいいとしても、、たとえば「主人公はなぜそう思ったのですか。30字程度で説明しなさい」のような設問であっても、漢字の書き取りと同じく細かく文字を採点する意味がわかりません。この問題では、主人公がなぜそう思ったのかを文章を読み取り、30文字程度でまとめることができるかを確かめる問題です。漢字のトメ、ハネがきちんとできているのかを確認する問題ではないはずです。ほぼ完璧な内容で書いた答えでも、その中の漢字のトメ、ハネが間違っていると不正解とする教師がいます。いったい何が目的なんでしょう。
別の学校では、こんなこともありました。数学の問題でアルファベットでbと書くと数字の6と間違いやすいので、筆記体のbを使う子も多いですよね。するとこの数学の先生は、筆記体のbの最後のトメの角度がおかしいからと言って、全問不正解にしました。
これはヤバいですね。そして、テストを返した後の残り時間で、生徒たちに筆記体のbの練習をさせたんです。これはなんの拷問でしょうか。さらに、こんなのもありました。√ の線が短く数字がはみ出してしまっているという理由で不正解になっちゃうんですね。こんな感じです。
このような人が、子どもたちに数学を教えていていいのでしょうか。
社会では国語と同じく、よく漢字指定の問題がありますよね。しかし、それこそ国語の漢字問題ではないのだから、少しくらい文字が崩れていても、そこが問題ではないですよね。
これはなぜ不正解だかわかりますか? 「うかんむり」から文字がはみ出してしまっているから、らしいです(-_-;)
こんな例は山ほどあります。テスト前に必死で寝る時間も惜しんで勉強した子どもたちの努力が、こんな形で無駄にされてしまっていては、そりゃあ子どもたちもやる気をなくしますし、腹も立ちますよね。
そもそも定期テストというのは、子どもたちの理解度などを確かめるのが目的ですよね。こんな小さな不備を見つけて減点していくという方針では、本質からどんどん遠ざかってしまいます。
もし、先生がこれからの高校受験なり検定試験などの採点基準が厳しく、そこで不正解にならないようにという考えてされておられるのなら、せめて違った方法で子どもたちに伝えてあげてほしいですね。「高校受験の採点基準では、この書き方は不正解になる可能性が高いから、次からは気をつけなさいよ。今回は〇にしたけれど、次同じ書き方したら×にするよ」ぐらい言えないのでしょうか。そうでないと、子どもたちは、「なぜこれで不正解になるねん!めっちゃムカつくわ!」と怒りの感情しか湧いてこず、「次から気をつけよう」なんて思わないです。
そしてするなら学校全体でしないと意味がありません。採点基準が先生によって違っていては生徒が混乱するだけですから、各教科の先生同士でしっかり話し合って採点基準を明確にする。そして、どの教科の先生も黒板に書く文字は。きれいに丁寧に正しく書く。国語のテストで不正解になるような文字を、先生が授業で黒板に書いてはおかしいですよね。
先生は簡単に生徒の答案に×をつけるかもしれませんが、子どもたちにとっては、その1点や2点がものすごく大きいんですよ。生徒がその答えを覚えたり、解けるようになったりするまで、どれほどの時間を費やしたと思いますか?何も書いていない白紙の答案と同じ扱いにすることに抵抗は感じませんか? 子どもたちの頑張りに負けないように、必死で試験問題を作っておられますか?適当にそのへんの問題集から問題を寄せ集めて作ってませんか?
頑張った子どもたちが正当に評価され、後味の悪くならないような採点になることを願っています。
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1.2年生の学年末テストも終わり、残るは公立高校受験だけとなりました。また少し寒くなってきたから、体調管理しながら一緒に頑張っていこうぜー!
今日は各中学校の採点の仕方のことです。この問題についてはもう何年も前から私は怒っていますが、まったく減らないばかりか増加しているのでと思います。
最近はネット上でも、なぜこれが正解ではなくて不正解なんですかといった例がいくつも挙げられていますので、ご覧になられた方もいるかと思いますが、本当によくわからない採点をする先生があちこちに多くいます。
国語の問題で漢字のトメやハネを厳しく採点しているのはよく見かけますし、メディアなどでも取り上げられ問題視されていますね。文化庁などでが、そこまで細かくせずに正解にするようにというようなことを伝えていますが、ほとんど減っていません。書道のテストならわかりますが、国語のテストでそこまで細かくチェックする必要があるでしょうか。百歩譲って、漢字の書き取り問題では細かく採点するのはいいとしても、、たとえば「主人公はなぜそう思ったのですか。30字程度で説明しなさい」のような設問であっても、漢字の書き取りと同じく細かく文字を採点する意味がわかりません。この問題では、主人公がなぜそう思ったのかを文章を読み取り、30文字程度でまとめることができるかを確かめる問題です。漢字のトメ、ハネがきちんとできているのかを確認する問題ではないはずです。ほぼ完璧な内容で書いた答えでも、その中の漢字のトメ、ハネが間違っていると不正解とする教師がいます。いったい何が目的なんでしょう。
別の学校では、こんなこともありました。数学の問題でアルファベットでbと書くと数字の6と間違いやすいので、筆記体のbを使う子も多いですよね。するとこの数学の先生は、筆記体のbの最後のトメの角度がおかしいからと言って、全問不正解にしました。
これはヤバいですね。そして、テストを返した後の残り時間で、生徒たちに筆記体のbの練習をさせたんです。これはなんの拷問でしょうか。さらに、こんなのもありました。√ の線が短く数字がはみ出してしまっているという理由で不正解になっちゃうんですね。こんな感じです。
このような人が、子どもたちに数学を教えていていいのでしょうか。
社会では国語と同じく、よく漢字指定の問題がありますよね。しかし、それこそ国語の漢字問題ではないのだから、少しくらい文字が崩れていても、そこが問題ではないですよね。
これはなぜ不正解だかわかりますか? 「うかんむり」から文字がはみ出してしまっているから、らしいです(-_-;)
こんな例は山ほどあります。テスト前に必死で寝る時間も惜しんで勉強した子どもたちの努力が、こんな形で無駄にされてしまっていては、そりゃあ子どもたちもやる気をなくしますし、腹も立ちますよね。
そもそも定期テストというのは、子どもたちの理解度などを確かめるのが目的ですよね。こんな小さな不備を見つけて減点していくという方針では、本質からどんどん遠ざかってしまいます。
もし、先生がこれからの高校受験なり検定試験などの採点基準が厳しく、そこで不正解にならないようにという考えてされておられるのなら、せめて違った方法で子どもたちに伝えてあげてほしいですね。「高校受験の採点基準では、この書き方は不正解になる可能性が高いから、次からは気をつけなさいよ。今回は〇にしたけれど、次同じ書き方したら×にするよ」ぐらい言えないのでしょうか。そうでないと、子どもたちは、「なぜこれで不正解になるねん!めっちゃムカつくわ!」と怒りの感情しか湧いてこず、「次から気をつけよう」なんて思わないです。
そしてするなら学校全体でしないと意味がありません。採点基準が先生によって違っていては生徒が混乱するだけですから、各教科の先生同士でしっかり話し合って採点基準を明確にする。そして、どの教科の先生も黒板に書く文字は。きれいに丁寧に正しく書く。国語のテストで不正解になるような文字を、先生が授業で黒板に書いてはおかしいですよね。
先生は簡単に生徒の答案に×をつけるかもしれませんが、子どもたちにとっては、その1点や2点がものすごく大きいんですよ。生徒がその答えを覚えたり、解けるようになったりするまで、どれほどの時間を費やしたと思いますか?何も書いていない白紙の答案と同じ扱いにすることに抵抗は感じませんか? 子どもたちの頑張りに負けないように、必死で試験問題を作っておられますか?適当にそのへんの問題集から問題を寄せ集めて作ってませんか?
頑張った子どもたちが正当に評価され、後味の悪くならないような採点になることを願っています。
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