こんにちは。堺市西区の上野芝にある個別指導の学習塾ONE-S(ワンズ)の塾長の松下です。
みなさんは、これまでの人生で何回ケンカしましたか? 兄弟ゲンカや同級生や友だちとのケンカ私は数えきれないほどしてきました。きっとみなさんも同じでしょう。原因なんてものは、今となってはまったく覚えていないような、ほんの些細なものだったのでしょうが、精神的に幼いときは冷静に判断もできなく、ついつい感情的になって衝突しちゃうものなんですよね。
ただ、ケンカといっても年の離れた相手とのケンカは少し事情が異なってきます。子どもだった頃、親や先生と衝突したことはありませんか?ケンカになるまではいかなくても、めちゃくちゃ腹が立ったことはありませんか?
私は中学生までは、それなりに親の言うことに従っていましたし、反発することもありませんでした。それは親が一番してほしいと思っている勉強をきちんとしていたため、親もそれほど口うるさくなかったですし、衝突することはほとんどありませんでした。学校の先生とは中学校になってからはうまくいかず、ひんぱんに腹が立つことがありました。私が気が弱かったのと、そして先生に逆らうと内申点が下げられてしまうという恐怖から直接口に出して反発することはありませんでしたが、私が先生たちのことを嫌っているというのはほとんどの先生は気づいていたと思います。
私が中学校の先生を信頼できなかったのは、生徒によって露骨に態度が変わったからです。ヤンキーに対しては何も言えずヘラヘラしてる先生が、私のような大人しい(当時は)生徒に対しては厳しい言葉を放ってくる、ときには暴力さえも。自分たちのストレスを私たちで発散しているように当時の私は感じていました。ヤンキーたちが何か問題を起こすたびに学年集会が開かれ、授業がつぶれ体育館に集められるのですが、そこには問題を起こしたヤンキーの姿はありません。それにもかかわらず、先生は「もう二度とこんなことをしてはいけないぞ!」と長々と説教するのです。まさに拷問でした。
まあ、この類の文句はいくらでも出てくるのでこのへんにして(笑)、大人に反発するときはもう1つのケースがあります。
「なんでそんなことするの!?」「なんで勉強しないの!?」「なんでできないの!?」
こんな言い方をしていませんか?
これって言葉だけ見ると、why(なぜ)?という疑問文なのですが、意味するところ理由を尋ねるつもりなど全くなく、ただ否定をして相手を責めているのですね。
つまり「あなたは、どういう理由があってそんなことをしてるの?」ではなく、「そんなことをしてはいけないでしょ!」なのです。
「あなたが勉強をしない理由はなにかあるの?」ではなく「勉強しないといけないじゃない。勉強しなさい」なんです。
これは子どもにとっては、ただ責められているだけに感じるので反発してしまいます。私も高校生になってからは、こういう言葉で親や先生と何度も衝突しました。ずいぶんと遅い反抗期でした。
高校生になってから勉強もしなくなり、親からは「なんで勉強しないの!?」と責められることが多くなり「勉強する意味が今はわからん。次の目標もないし。しかも受験勉強頑張って合格したばっかりやん。ちょっと燃え尽きたんやって。今は勉強よりも遊んで青春したいんや」という気持ちでしたが、「なんでしないの!?」という言い方をさせるので私の方も感情的になり「うるさいねん!ほっとけや!俺のしたいようにやらせろや!」などと言い返すことが増えました。学校の先生に対しても同じような感じでした。
子どもが大人の思い通りに行動しないことなんてよくあることですし、こうしてほしいと願っていることと逆のことを言ったり行動したりすることには何らかの子どもなりの理由があるのです。それは大人からしてみたらほんの些細なことで、しょうもなく思うかもしれませんが、子どもにとっては大きな理由なんです。子どもなんですから、子どもっぽい理由で当たり前なんです。
それなのに頭から否定するような言い方をされるから、子どもはますます心を開かなくなり、反発してしまうのです。まず、じっくり話を聞いてあげることが本当に大切なことなんです。ちゃんとその理由を聞いてあげることが大切なんです。
「私はこう思う。それはあなたの将来のことを考えて、こうした方がいいと思うから。でもあなたは今できていないよね?どうして?」と上から説教したり押さえつけたりという関係ではなく、対等の目線で話をする、そして人生の先輩としてアドバイスをするということができれば理想的ですよね。
勉強を教えるときに「なんでこれがわからないの!?」これは最悪の言葉です。「あなたは勉強できない子だよ」と言っているのと同じだから。子どもがわからないということは、教える側に問題があるのです。教える側に技術と熱意がないから子どもが理解できないのです。親の場合はついつい言ってしまうこともあるでしょうが、できるだけ言わないようにしてほしいと思いますし、塾の講師や学校の先生は、絶対に生徒に言ってはいけません。わかってくれないなら自分の技術をもっと磨こうとするべきです。この言葉がどれだけ子どもを傷つけ、やる気を失わせてしまうかを考えれば、こんなことを言う人は教育者として失格だと思います。
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みなさんは、これまでの人生で何回ケンカしましたか? 兄弟ゲンカや同級生や友だちとのケンカ私は数えきれないほどしてきました。きっとみなさんも同じでしょう。原因なんてものは、今となってはまったく覚えていないような、ほんの些細なものだったのでしょうが、精神的に幼いときは冷静に判断もできなく、ついつい感情的になって衝突しちゃうものなんですよね。
ただ、ケンカといっても年の離れた相手とのケンカは少し事情が異なってきます。子どもだった頃、親や先生と衝突したことはありませんか?ケンカになるまではいかなくても、めちゃくちゃ腹が立ったことはありませんか?
私は中学生までは、それなりに親の言うことに従っていましたし、反発することもありませんでした。それは親が一番してほしいと思っている勉強をきちんとしていたため、親もそれほど口うるさくなかったですし、衝突することはほとんどありませんでした。学校の先生とは中学校になってからはうまくいかず、ひんぱんに腹が立つことがありました。私が気が弱かったのと、そして先生に逆らうと内申点が下げられてしまうという恐怖から直接口に出して反発することはありませんでしたが、私が先生たちのことを嫌っているというのはほとんどの先生は気づいていたと思います。
私が中学校の先生を信頼できなかったのは、生徒によって露骨に態度が変わったからです。ヤンキーに対しては何も言えずヘラヘラしてる先生が、私のような大人しい(当時は)生徒に対しては厳しい言葉を放ってくる、ときには暴力さえも。自分たちのストレスを私たちで発散しているように当時の私は感じていました。ヤンキーたちが何か問題を起こすたびに学年集会が開かれ、授業がつぶれ体育館に集められるのですが、そこには問題を起こしたヤンキーの姿はありません。それにもかかわらず、先生は「もう二度とこんなことをしてはいけないぞ!」と長々と説教するのです。まさに拷問でした。
まあ、この類の文句はいくらでも出てくるのでこのへんにして(笑)、大人に反発するときはもう1つのケースがあります。
「なんでそんなことするの!?」「なんで勉強しないの!?」「なんでできないの!?」
こんな言い方をしていませんか?
これって言葉だけ見ると、why(なぜ)?という疑問文なのですが、意味するところ理由を尋ねるつもりなど全くなく、ただ否定をして相手を責めているのですね。
つまり「あなたは、どういう理由があってそんなことをしてるの?」ではなく、「そんなことをしてはいけないでしょ!」なのです。
「あなたが勉強をしない理由はなにかあるの?」ではなく「勉強しないといけないじゃない。勉強しなさい」なんです。
これは子どもにとっては、ただ責められているだけに感じるので反発してしまいます。私も高校生になってからは、こういう言葉で親や先生と何度も衝突しました。ずいぶんと遅い反抗期でした。
高校生になってから勉強もしなくなり、親からは「なんで勉強しないの!?」と責められることが多くなり「勉強する意味が今はわからん。次の目標もないし。しかも受験勉強頑張って合格したばっかりやん。ちょっと燃え尽きたんやって。今は勉強よりも遊んで青春したいんや」という気持ちでしたが、「なんでしないの!?」という言い方をさせるので私の方も感情的になり「うるさいねん!ほっとけや!俺のしたいようにやらせろや!」などと言い返すことが増えました。学校の先生に対しても同じような感じでした。
子どもが大人の思い通りに行動しないことなんてよくあることですし、こうしてほしいと願っていることと逆のことを言ったり行動したりすることには何らかの子どもなりの理由があるのです。それは大人からしてみたらほんの些細なことで、しょうもなく思うかもしれませんが、子どもにとっては大きな理由なんです。子どもなんですから、子どもっぽい理由で当たり前なんです。
それなのに頭から否定するような言い方をされるから、子どもはますます心を開かなくなり、反発してしまうのです。まず、じっくり話を聞いてあげることが本当に大切なことなんです。ちゃんとその理由を聞いてあげることが大切なんです。
「私はこう思う。それはあなたの将来のことを考えて、こうした方がいいと思うから。でもあなたは今できていないよね?どうして?」と上から説教したり押さえつけたりという関係ではなく、対等の目線で話をする、そして人生の先輩としてアドバイスをするということができれば理想的ですよね。
勉強を教えるときに「なんでこれがわからないの!?」これは最悪の言葉です。「あなたは勉強できない子だよ」と言っているのと同じだから。子どもがわからないということは、教える側に問題があるのです。教える側に技術と熱意がないから子どもが理解できないのです。親の場合はついつい言ってしまうこともあるでしょうが、できるだけ言わないようにしてほしいと思いますし、塾の講師や学校の先生は、絶対に生徒に言ってはいけません。わかってくれないなら自分の技術をもっと磨こうとするべきです。この言葉がどれだけ子どもを傷つけ、やる気を失わせてしまうかを考えれば、こんなことを言う人は教育者として失格だと思います。
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