国立劇場おきなわ大劇場で行われた
沖縄伝統芸能の公演。
図書館に行った時、たまたまポスターを
見てその開催を知り、県庁に整理券を
貰いに行き本日を迎えました。
開場はほぼ満員。
開催の挨拶、演目の解説などがあり
いよいよ演舞のスタート。
まずは石垣市川平の獅子舞。
4~500年の歴史を誇り八重山では最古。
シーシィ(獅子)は守り神なのでその地を
離れることはありません。だから石垣
から外に出たのは今回初めてだそうです。
続く伊集の打花鼓は中国風の民俗芸能。
国頭サバクイは、首里城を建てるために
使われる「御材木」を国頭の山奥から
ふもとの鏡地まで運ぶときに唄われた
労働歌。
南城市の天人は、随所に笑いが起こる
楽しい内容。
そして最後は小学生から80代の女性が
神々に感謝する祭祀の舞踊、うるま市の
宮城ウシデーク。
帰りには朝薫の五番を見学。
琉球王朝時代に生み出された「組踊」は、
玉城朝薫が中国の「冊封使」をもてなす
ために1719年に創作したので今年で
300周年。
能楽や歌舞伎と並び国指定の重要無形
文化財でありまたユネスコ無形文化遺産
にも登録されています。
琉球舞踊に歌三線、紅型をはじめとする
華やかな衣装はまさに琉球文化の集大成。
機会があれば是非ご覧ください。