ポケット一杯拾ってきたイタジイの実。
(イタジイはスダジイの沖縄名)
イタジイはやんばる森のおよそ70%を
占める常緑の広葉樹。
木の高さは大きいもので約20m、幹の
直径は1mに達し、遠くから見ると
まるでブロッコリーのようにも見えます。
そんな事よりさっそく調理。
殻が付いている方が新鮮だと期待して
いたのに、剥いてみたらほぼ全滅。
虫が喰ってるやつなどを取り除き軽く
水洗い。そして水につけて沈んだ物を
頂く予定でしたが・・。
ほとんど浮いてきて残ったのはこれだけ。
やはり時期が遅すぎたようです。
貴重な実をキッチンペーパーでくるみ、
電子レンジに入れて1分ほどすると、
香ばしい匂いが漂ってきました。
期待に胸膨らませレンジを開けると
ペーパーが焦げてる。匂いの元はお前か。
ちょっとガッカリ&レンジに入れた物が
燃えるという衝撃で複雑な気分。
そんなことより肝心の中身は・・、
かすかな甘みが感じられ、薄味の栗って
感じ。飛び切り美味しいわけではない
けど悪くもない。
今年の秋は大量に拾ってきて、揚げたり
蒸したり潰したり料理に混ぜたり、色々
遊んでみます。