
「ククル奏劇場」(むら咲きむら内)で行われていた「組踊」の新春公演は
昨日が千秋楽。
以前から興味はありましたが、実際に見るのは今回初めて。

ここに来るのは「テンペスト」のエキストラとして参加して以来。
あの日は早朝から夜中までの撮影でしたが、衣装を付けてロケバスでの
移動などもあり、役者さんの気分がちょっぴり味わえました


日没に合わせた時間設定もバッチリ(開場18:30、開演19:00)。
周りが闇に包まれ期待に胸が高鳴ります。

屋外劇場なので飲食をしながら寛いだ気分で楽しめます。

進行役の女性の方が組踊りについてわかり易く解説、また舞台両脇に
あるモニターには字幕が出るので、初めてでも安心して楽しめます。
「組踊」は琉球王国時代に、首里王府が中国皇帝の使者である冊封使を
歓待するために宮廷で踊られたのが始まり。
せりふ、音楽、所作、踊りが調和した総合芸術。しかも大和芸能と
中国戯曲からいいとこ取りしているのでみどころも満載

「伝統芸能」は難しくてわからない、と思い込んでいましたが実は
とっても簡単。とにかくリラックスして観て、そして感じるだけ。
あとは自然と想像力が働き無限の世界が広がります

こんなに感動したのは久し振り、当分劇場通いが続きそうです
