グァバ

ようやくゴーヤーが抵抗を止め、素直に
ネットで育つようになりました。


こっちでも。

これで実を探す手間が省け成長も一目で
わかります。

今年はいくつ収穫できるかな？


沖縄ではバンシルーと呼ばれるグァバ。
育てるのが簡単なので、庭に植えている
家も多いようです。

我が家でも3ヶ月ほど前に花を咲かせ、
いよいよ収穫が近付いてきましたが、


最近新たに花を咲かせ始めました。

また数か月後に収穫できたら、ずい分
長く楽しめそう。


そして初収穫。大きくなるのを放って
おいたらこんなに巨大化しました。

室内に置いておくと甘酸っぱい香りを
辺り一面に漂わせてくれます。


半分に割ったらこんな感じ。

ねっ、美味しそうでしょ。

でも実際は美味しくありません。
皮も種も固くて甘さもほとんどなし。
大きくし過ぎたのかもしれません。

レモンよりビタミンCが豊富で身体には
良いそうですが・・、不味いのはイヤ。

ジュースにすべきかジャムにすべきか？

香りがとても強いので、これを活かす
方法も考えてみます。

旧暦って？

今日は旧盆の最終日、ご先祖様をお見送
りするウークイ。


最も重要な日なので、ほぼ休みなく営業
している近所の人気そば店"浜屋"も、


臨時休業。

スーパーでは数日前から旧盆準備の特設
コーナーが設置され、旧盆ムード一色。

もう10年以上も前、沖縄に来て最初に
迎えた旧盆の頃、スーパーで青い大きな
パイナップルが売られていたので
「これ大きいのに安いね」
「ホントだ、でも美味しいのかな？」
などとカミさんと話していたら

「それはお供え物だから食べられんよ」
って教えてもらったのが、ついこの前
のような気がします。

そして夜になると、どこからともなく聞
こえてくる太鼓や三線の音、ご先祖様を
お見送りする大切な儀式、エイサーです。

地域の通りをエイサーを踊りながら練り
歩く道ジュネーは夜更けまで続きます。


空を見上げると満月。

そういえば数年前のウークイの日も
満月だったような・・・。

旧暦7月15日、つまり十五夜。

我々が普段使っているのは太陽暦。
地球が太陽のまわりを1周する時間に
近い365日を1年とし、若干のズレは
うるう日で調整する仕組み。

一方、太陰とは「月」のことなので、
太陰暦は月の満ち欠けを基準にした暦。

ただ、新月から次の新月までは29日か
30日なので(平均29.5×12ヶ月≒354日)、
1年365日には10日ほど少なく、これを
続けると実際の季節とどんどん離れて
いくことになります。

そこで約3年に一度、うるう月を作り
1年を13ヶ月にして調整する仕組みが
太陰太陽暦。

だから来年のウークイは8月15日、
再来年は9月2日、そしてその次の年は
8月22日・・・、って感じになります。

そんなこんなをこの歳になって初めて
知った、ウークイの夜でした。

仲原遺跡

宮城島の次は終点伊計島。

とても綺麗な海なのでひと泳ぎしたく
なりますが、この海域は大変流れが早く
て危険、見るだけにしておきましょう。


泳ぐなら伊計大橋を渡ってすぐ左手に
ある伊計ビーチ。マリンレジャーの
メニューも豊富に揃っています。


島の道路をあてもなく走っていると、
さらなる看板が。


遺跡の入口を飾るオブジェ。とっても
分かりやすくて好き。


縄文時代のムラの跡で県内でも最大規模、
国指定史跡になっています。


復元された竪穴式住居の中は、想像して
いたよりもずい分広く感じます。

もうちょっと広げて下ももう少し深く
掘れば十分生活できそう。


地面掘って石積んで、骨組みになる木を
組合せその上を草で覆えば出来上がり。

機会があれば是非作ってみたい。。。


遺跡周辺に広がるサトウキビ畑。

車で気軽に来れる離島めぐり。次は
どんな看板が待っているか楽しみ。

ヤンガー＆シヌグ堂バンタ

浜比嘉島から平安座島に戻り、さらに
先に進むと宮城島。

そしてまたまた、途中で見つけた看板に
従って進むと


まずはヤンガー。


琉球石灰岩と第三紀層泥灰岩の地質で
成り立つ宮城島は、雨水を保水する
理想的な地形で多くの湧水を持っている。

中でもこのヤンガーは一番の湧出量を
誇り、現在でも赤子が生まれた時の産水
として使用されたり、日常生活にかかせ
ない貴重かつ神聖な水源だそうです。

確かに水が湧き出てる、って感じです。


ちなみにその案内文は日本語の他、英語、
中国語、韓国語でも書かれていました。

こんな所にまで外国人観光客が・・、
でもこの日は誰も来てませんでした。


そこから少し走ると"シヌグ堂バンタ"。

バンタは崖の意味、だからそこからの
眺めは御覧の通り♪

東(ｱｶﾞﾘ)の御嶽

平安座島から浜比嘉大橋を渡り、左に
行けばムルク浜、


そして右に行けば浜比嘉ビーチ。

泳いでいるのは地元の方が中心で、
の～んびりした雰囲気。


ビーチに行く途中、看板が出ていたので
車を停め細い道を歩いて行くと


突然視界が開け、ガジュマルの木が
大きな枝を広げて歓迎してくれます。


生い茂った木々の間から日が差し込み、
なんとも幻想的な雰囲気。

パワースポットと言われても今ひとつ
ピンときませんが、ただ木々を眺めこの
空間にいるだけで元気をもらったような
気はします。


その奥に石段があったので登っていくと、
小さな祠？古墓？がありました。

そしてその先は鬱蒼とした森。とても
ビーサン・短パン・Tシャツでは進めそう
にないので、すぐ引き返しました。