『 生活支援相談員というのは避難者の方を支援するのが主な業務なんですね。
避難が長期化するにつれて、避難している先の地域の方々との交流や事業を紹介したりというのも必要になってきますもんね。
避難者の方を支援していくのは大変だと思いますが、具体的にはどのような支援を行っているのでしょうか。生活支援相談員という職種にすごく興味深々ですので、業務の邪魔にならない範囲で教えてください。 』
というコメントをいただいたので、別記事立てしました。
同様な支援は阪神淡路大震災の時に設けられたということです(福島県社協の研修会で言ってました)。
24年11月末時点、福島県では189名の生活支援相談員が各市町村社協に配置されています(福島県地域福祉計画改定案に記載されてました)。
大玉村社協は2名の生活支援相談員を配置し、富岡町社協の生活支援相談員さんと連携し
大玉村内の応急仮設住宅にお住まいの方々に対する相談業務、大玉村内の見なし仮設住宅(借り上げ住宅)に避難されている世帯に対して避難元社協と連携し、月1回の個別訪問を実施しています。
さらに具体的にいうと
〇被災者支援のボランティア受け入れ等に関すること(コーディネートも含む)
〇仮設集会所でのサロン活動支援
〇個別訪問による様子伺い
〇困りごと・悩みに対する相談受付
〇被災者を対象とした生活福祉資金の案内
などです。
なかでもこれら業務を遂行する上で、所属する其々の市町村社協の支援方針に
基づいて支援業務をしております。
大玉村社協
生活支援相談員 佐藤(拓)
福島県内には189人もいらっしゃるんですね。いつ帰れるかも分からない避難生活が少しでも生活しやすいものとなるように、避難者に寄り添った活動を今後もしていってください。
巨人の星の飛雄馬のお姉さんのように、こっそりと応援しています。
おっしゃる通り、いつまで続く避難生活
なのかはわかりません。
それぞれの自治体へ帰ろうという声かけは
各自治体からあったとしても
小さい子供さんのいる世帯や
若い世代はなかなか戻れないのいが
現状だと思います。
避難生活を余儀なくされている状況
安心して帰れない状況
これらの状況で日常生活を送る。。。
それは言葉では表せぬものだと思います。
しかし、そんな厳しい状況であっても
”大玉村にいて良かった”と感じていただける
ように各種関連機関と連携を密にし
今後も避難者支援に取り組んでいきたいと
思います。
本当に”一人ひとり”に寄り添えるように
個別訪問を継続的に実施していきます。
なお、二本松市・本宮市・大玉村は地域住民の
方々も生活圏として繋がってます。
震災以前から、この2市1村の社協も繋がりを
もって業務に当たっています。
何かお問い合わせがあれば
お近くの社会福祉協議会へお問合わせください。