南方単車亭日乗

奄美大島にIターンした中年単車乗りが、てげてげに綴ります。
はじめての方は、最初に《ごあいさつ》をお読みください。

大島海峡東岸紀行 拾七

2006年08月07日 00時45分55秒 | 南方単車旅案内
大島海峡東岸紀行 拾六よりつづく。

不思議な鳥居(?)を見つけた手安(てあん)を後にして、次に向かうのは久根津(くねづ)である。
手安からしばらくは、狭い、見通しの悪い区間が続く。
道の両脇はリュウキュウマツが主役の赤茶色で、丈の低い木やツタ植物の緑が鮮やかだ。
タイトターンのひとつを抜けたところで視界が開ける。
今度は低木や草本類の緑が主役となり、晩春から初夏はゴンズイの赤、初夏から夏にかけてはノボタンの紫色がアクセントとなる。
快適なワインディングロードを適度な速度で楽しむ。



このあたり、野良ヤギの目撃率が非常に高い。



古仁屋(こにや)方面から久根津へは、海に張り出して架けられた橋を渡っていく。
浅瀬の上を通っているので、干潮時には完全な陸橋になる。
高知山展望所から見下ろすと、大島海峡は箱庭のようだ。



橋の上から久根津の入り江を眺める。



久根津集落内から橋をふり返る。



久根津では、大正期には捕鯨基地があり、主としてザトウクジラを獲っていたという。
橋の飾りにクジラが使われているが、《横転しているのがミソ》ということか。
ところで「これってシロナガスクジラじゃないの?」というツッコミは、現地で実物を見ながらしてください。

つづく


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