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管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

宇宙戦艦ヤマト 復活篇 DC版 at 心斎橋 2012.01.28 16:15

2012-02-01 16:27:19 | ヤマト
ようやっと復活しましたです。
最近は回復するのに時間がかかってしまって…。

さて。
宇宙戦艦ヤマト 復活篇 DC版
の、期間限定劇場公開に行って参りました。
東京は遠いので、まだ近い大阪へ。

シネマート心斎橋は席数が100席ほど。
立ち見は勘弁ということで、ちょっと無理を押して早朝に出掛けました。
劇場到着は午前8時半過ぎ。
すでに10人ほどの方が並んでいらっしゃいました。
時間的にも年齢的にも"ヤマト"な方々だろうなあ。と、推測。
そして、チケットの販売時間に。

まず、整列の為の番号札を貰います。
エレベーター前に並んでいますので、エレベーターに乗った時に順番が崩れないようにとの、劇場側の配慮です。(ありがたい)
私は13番でした。
そして、無事に1/28 16:15の回のチケットを手に入れました(^^)
その後12時の友人との待ち合わせまで1人でプラプラして…

この後の途中のことはここでは割愛いたします。

以後、「宇宙戦艦ヤマト 復活篇 DC版」の感想(の羅列)になります。
※ネタばれもありますので、充分にご注意ください
数行の改行後に記載します。














どうして最初からコレ(以後、DC版と記します)を作れなかったの?
って思いました。
2009年に公開した劇場版(以後、2009と記します)に比べると、物語が断然良くなっていました。
だって、2009の時はどうにも腑に落ちなくて何度も劇場に通ったのに、DC版は物凄くすんなりと観ることができましたから。
正直に言うと、「2009に支払った入場料を返せ!!」ですw

人物像が、2009に比べてかなりしっかりとピンポイントで描かれてて、以前は「?」って思ったセリフも違和感が無くなっていたことが多いかな。

医務室のシーンが増えたことで、小林の上条に対する意識や、上条がどうしてあそこまで熱く描かれたのか、小林の真帆に対する台詞などが、一気に解消しました。

桜井くんが古代くんのことを「(美雪が)駄目オヤジ」と言っていたのも父娘の確執を、他の人が知ることになり、後半の格納庫&コスモゼロ発進シーンに上手く繋がっています。

どこのシーンだったかな?
古代くんが小林の操艦を誉めた後だったか、加藤の制服を渡した後だったか。次郎に会った時だったか。
古代くんが頬を緩めてほほ笑む1カットがとても印象に残ってます。
2009の古代くんて物凄く感情を抑えている感じで、"らしさ"があまり描かれてなかったのだけど、この1カットのほほ笑みで、物凄く古代くんらしさを感じました。
沖田艦長が静かに古代くん達の成長を見守っていたように、古代くんは古代くんらしく次世代を見守っているんだな。って、そう思える描写でした。
(このほほ笑みが2009にあったかどうかは覚えていませんw見直して確認する気も無いので、もし2009にあったら申し訳ありません)

「誰かいませんか!?」
この一言には笑いましたw
散々ファンが突っ込んでいただけに、言い訳の為に入れたって感じでww
おかげで単独出撃も不自然じゃなくなった(かな???)ので可としましょう。

大村さん、台詞が減っちゃったよー(涙)
しかもコンソールに花(らしき物)を置かれちゃって…(えぐえぐ)

シンクロナイズドはBGMが変わったので、笑わなくて済みましたw

そうそう、発進シーンのテーマソングは、某Aさんからシンフォニックへ変更。
Aさんファンの私でも「え゛~~」だったので(大多数のAさんファンには御免なさいですが、ヤマトファンとしては矢張り譲れない一線なのです)、これも良し。

雪の意味不明なヌードwも無くなってて良かったです。
数少ない登場シーン、顔がアップになってて、とても綺麗でした。
本当に古代くんの嫁さんにはモッタイナイw(こら)

BGMの差し替えは、シンクロナイズド以外は特に気になりませんでしたねえ。
っていうか、台詞と表情を追うのに一生懸命で、BGMまで気にしていられなかった。のが本音。
効果音も差し替わって良かったんですが、差し替え過ぎな感も。
なんでヤマト以外の地球艦隊の主砲音がヤマトと一緒なん?
スペック違うなら、音が違ってもいいじゃん。
(ヤマト自体、新しいのだから過去の音と違っててもおかしく無いんだけどもね)
爆破音に例の"ガラスが割れる音"があったのが、これまた懐かしくてwww
吹き出しそうになりましたw

"野生の王国"もカット数が減って、gdgd感が無くなってて良かったです。
だって物凄く冗長な感じだったんですもん←野生の王国
絵としてはとてもキレイなんですけどね。

赤ちゃんを抱いた車椅子のお婆ちゃん。
あれはきっと続編への伏線になっているんじゃないかな。
でなきゃ、赤ちゃんを地球に残す意味が判らない。
自分の意思で残る人以外は全員移住させるべきでしょ?


とりあえず、だーーーーーっと書き出してみました。
ぜーはー。

DC版は、2009版よりもタイトでスリムになって、テンポも良くメリハリも出ていて、より良くなっていました。
最初にも書いたけれども、どうして最初からこうしなかったのかと…小一(ry
それを言いだすと、故人の事にも触れてしまいそうなので割愛。

一つの作品として観るには物足りない感もありますが、三部作の第一部として観るには充分面白かったと思います。
何より、常に未来に向かうヤマトと古代がラストにありましたから。
第二部がいつになるかは判りませんが(永遠に無いかもしれませんが)、私は第二部を待ちたいと思います。
ここまで来たら最後まで見届けたいじゃありませんか。

ヤマトの作品の中で世代交代が描かれていたように、ヤマトの作り手も世代交代しています。
その移り変わりをこの目で見ておきたい。そう思うんです。
地球に残った真田さんじゃないですが。

どうか、この物語が完結しますようにと、願ってやみません。


復活篇の礎を作った西崎氏に心から追悼を。
そしてDC版を製作・公開して下さったスタッフの皆様に感謝を。



字幕の故・西崎氏の名前のサイズが小さくなっていて、思わず吹き出しそうになりました。
一緒に観ていた友人は、原案の御仁の名前を見て、身体が思い切り前のめりになっていました(そりゃそうだろうなあ。こんな所で閣下wの名前を見るなんて、普通は思わないだろうから)

さあ。3月のBDの発売が待ち遠しいです。
繰り返し見るぞー!!

そして、4月の2199も待ち遠しいぞおおお!!

最後の最後に。
ヤマト復活篇第一部って、結局、
・2009公開版
・2009地球消滅版
・DC版
の3パターンになるんですよね。
公式には2009公開版が軸になる筈なのですが…、どう考えても第二部に繋がるのはDC版ですよねえ。
またこれで色々と分岐するんでしょうか(苦笑)
それもヤマト世界では今更なので、大して気にはしていないのですけどね。
(自分がこうと思ったらそれでいいのだ)