今日も地球は周ってる

管理人の趣味や日々のことを徒然に。宇宙戦艦ヤマト好きーが現在進行形。時々、六神合体ゴッドマーズ。ALの右オタも兼務

『僕のいた時間』 春馬さんの挑戦

2013-12-19 14:40:21 | 春馬さん
【公式】フジテレビ2014年新ドラマ『僕のいた時間』最新映像!


治療方法の無い難病ALS(筋萎縮性側索硬化症)。
薬は症状の進行を遅らせるだけの効力しかない。

ALS。
最初こそ、筋ジストロフィーと勘違いしました。
筋ジスが筋肉が侵されていく疾患なのに対し、ALSは筋肉を動かす為のニューロンが死滅したり、変性するこで進行する疾患。
と、その明らかな違いが判りました。

ALSの患者さんは脳内の運動神経のニューロンを侵されることで、徐々に全身の筋肉を動かせなくなっていきます。
しかし、視覚や聴覚と言った感覚、意識は損なわれることがありません。
徐々に動かなくなっていく身体。
言葉を発することも出来なくなっていく。
その不安や恐怖と戦っても、治ることの無い身体。

絶望的な難病に侵された青年を、三浦春馬さんが演じます。
今年の春、ラブコメディで新しい境地を開いた春馬さん。
高校生の頃に演じた、やはり不治の病の少年。
似たようなシチュエーションですが、インタビューなどを読むにつけ、
彼の演じる事に対する姿勢は大きく変わったようです。

人には必ず死は訪れる。
但し、それは誰にも判らない。
判らない事は幸せなのか不幸せなのか。
徐々に死に向かっていることを日々感じながら生きていることは、
果たして、人にとってどれほどの思いを感情を生みだすのだろう。
老年期に入り、死と言うものを認識し、受容できる年齢ならともかく、
まだまだこれからの人生がある若者にとっては。


前にも書いた事があるかもしれません。
友人の息子さんは、今、高校1年生。
だけど、その体は中学生ぐらい。
筋肉は全くと言っていいほど無く、ほとんど骨と皮ばかり。
何故なら、彼は産まれた時から、自分で自分の身体を動かす事が出来なかったから。
喜怒哀楽の表情は僅かにあるものの、彼は言葉を話すこともでききず、
成長した今でも流動食しか食べられません。
感情はあるようですが、そこに自我があるのかどうかは不明です。
彼は答えることが出来ないのですから。


その友人の息子さんがオーバーラップして、今回のドラマはちょっと辛いです。
でも、10歳まで生きられるかどうかと言われた友人の息子さんが、頑張って高校生になった。
その希望を持って、春馬さんの新しいドラマを見たいと思います。


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「僕は何が残せるのだろう。」

この台詞が胸に刺さりました。
地球編の彼と同じ言葉。
やはり、このドラマを視聴するのはかなり辛くなりそうです。