ユーロシティのコンパートメントから

欧州旅行がメインですが、最近は日本の旅行が多いです。そして”鉄分”濃くなってきてます・・(笑)

夜行列車・オリエントエクスプレス パリ~ブダペスト 1996夏  Part2!

2010年07月26日 21時05分24秒 | ⑧海外旅行の予復習!
1996年7月下旬 夕方
パリ~ストラスブール

さて、パリを出発した「夜行列車オリエントエクスプレス」、、、、



車窓をご紹介、、、と言いたいのですが、




いかんぜん画像が少ないんで、てか、フランス国内はただ平原を突っ走ってただけなんで、他全然撮る気が湧かなくて、、、



というわけで、お茶を濁すわけじゃないけど、これを使います。。。





じゃ~~~~~~~~~~~~~んっ!






「トーマスクックのヨーロッパ時刻表・1996年夏ダイヤ!」




もちろん中も見せまぅせぇ~~~っ!(笑)




どや、すごいやろ?!




「オリエントエクスプレス」号だけでなく、、、

パリ~ウィーンの「モーツアルト」号

パリ~ミュンヘンの「ラベル」号

さらには、、、

ミュンヘン~ブダペストの「カールマン・イムレ」号も載ってまっせ~っ!!!





エエ時代やったなぁ・・・・・
(しみじみ・・・)




今はTGV、ICE、そしてレイルジェットに変わってもうてるからなぁ。。。
(但し、「カールマン・イムレ」は今も走ってます!)

せやから、当時のスタイルで旅したいなら、パリ~ミュンヘンはシティナイトライン、そしてミュンヘン~ウィーンは快速やユーロシティ、インターシティの乗継せなあかんからなぁ。。。



まあ、日本も同じようなことが起きてるさかい、時代の流れ、感じるんちゃうかな?!





あれっ、いつの間に関西弁?!(笑)




戻します・・・(爆)




もう一度、オリエントエクスプレスの時刻をご覧頂くと、、、



パリからはこの先、フランス国内は”ナンシー、ストラスブールだけ停車”という、特急列車扱いでひたすら東へ向けて疾走します。
特にパリ~ナンシー間は3時間ノンストップ!
当時は、てか最近までこのいわゆる東線はTGVが無かったんで、こういう列車が頻繁にあったんですよ!
ちなみに今はパリ~ストラスブールを約2時間半で結んでます!



さてさて、話をオリエントエクスプレスの旅行に戻します。。。


パリ東駅に到着中、車内は灼熱地獄でしたが、走り出すと風が入るのでだいぶ涼しくなってきました。
ただ、どうやら冷房が無いので(今なら窓側の手すりにありますよね)、ちょっと暑い・・・



先にも書いたけど、単調な景色が続くので、しばらくは駅で買った晩ごはんのパンを食べて、、、


ラジオを聞いてました。


ウォークマンで聞く現地のラジオ、もう興奮ものでしたね!
当時はネットのラジオなんてなかっあし、ましてパソコンもまだまだ世間に普及して無かったですから、現地でこうして聞くラジオがどんなにうれしかったか!!



そうこうはまってるうちに、、、


だんだん外が暗くなってきて、、、


でも、やっと夕方、って感じで、ようやく涼んできたので、窓を開けて外を見るようにしました。。。



あぁ、、、その風景、一枚でもいいから撮っておけばよかった・・・

デジカメじゃなかったからフィルム貴重だったんで、なかなかあれこれ撮ろうとは思えませんでしたもんね。。。



さて、パリから走り続けること約3時間、、、





最初の停車駅、ナンシーに到着。

隣にはローカル線の気動車が停車してました。
パリでは見ることの無い、このディーゼルカー。
これも今は新型に変わってるでしょうね・・・



そして、22時ころストラスブールに到着。

ここで、後方に連結されてた座席車&ビュッフェが切り離されて、、、


さらに機関車もドイツのに替わりました。(、、、のはず)



今なら絶対デジカメ抱えて、機関車交換、客車解結の作業を撮ってるでしょう・・・(笑)
でも当時はおとなしく車内で待ってました。
事情が分からなかったんで・・・
ウチらしくないですね~(苦笑)



そしてストラスブールを出発すると、、、

さらに暗くなり、、、

ライン川を渡り、、、




国境駅「Kehl」に到着。


当時は実際に国境審査があったので、ここでパスポートチェックがありました。
初めての夜行列車での査証審査だったので、やはりドキドキ・・・



でも、しっかりと駅の風景、撮っておきましたよ!



そして出発・・・



外は真っ暗、、、



でも、天気が急に悪くなり、激しい雷雨が!
暗闇の車窓が突然雷で明るくなるのは、なんとも不気味で、かなりドキドキものでしたよ!

でもでも、そんな風景も、今となっては、夜行列車の旅によりインパクトを与えてくれたような気がします。


やがて、、、




夜11時ころ、カールスルーヘ中央駅に到着。
このあたりまで来るともう夜遅くなって、ホームの人も少なく、大きな駅といえどもひっそりしてました。
隣に停まってたIR(地域間急行)の車両の塗装も懐かしいですね・・・


このあたりから「夜行列車」という空気が段々あたりを支配してきましたね・・・
何とも形容しがたい、いい雰囲気でしたよ。。。



この後も頑張って起きてて、、、


真夜中にシュトゥットガルト中央駅を出発してから寝ました。。。
パリから6時間、さすがに長かったですね。
疲れてたけど、ベッドで聞く「ガタンゴトン」の音が、なんとも非日常で興奮したけど(笑)、、、

しばらくしたら夢の中へと。。。




次回はその続きを載せます。
お楽しみに!