親子eighterはじめました。~母はなにわ男子も嗜みはじめました。~

AmBitiousも応援中!真弓のタケ垣にタケ立て掛けたのはタケ立て掛けたかったからタケ立て掛けたのです。

リボルバー ~フィンセント時々安田章大~

2021-07-21 21:52:25 | 母によるレポ
今日は舞台の感想というより私の日記です。
舞台内容に触れますので大いにネタバレしております。

朝起きた時から、いや前日の就寝前からずっと緊張していた。私と章大君との時間は「忘れてもらえないの歌」の東京公演で止まったままだった。横山さんと大倉君の舞台の記事を娘が書いたので私も同行していたと思っていた友人もいらしたのだが、私はいずれも観劇していたかったので本当に久しぶりの「現場」となった。

ライブではなかったけれど久しぶりなので防振双眼鏡もリュックの中に入れて通院以外ではこの一年半で片手より少ない回数しか乗らない電車に乗り渋谷へと向かった。渋谷の街は平日の昼間であったが人が多く、スクランブル交差点を渡りながらニュース番組で流れる人並みの中に自分が存在している事に少しの不安がこみ上げてきた。



劇場へ向かうエスカレータの速度がとてもゆっくりに感じた。逸る私の気持ちがそう感じさせたのかもしれないけれど。パンフレットを購入し席に着く。
傾斜のある会場内は満席であったが舞台の幕が開くまでの時間がとても静かで、その静けさが世の中の状況を物語っているように思えた。


暗転して流れる音楽の美しさに痺れる。

フィンセント役の章大君のセリフを聞いて、生の声を聞いて何だかとても安心した。久しぶりに家族に電話をして声を聞いたら安心した、そんな感覚にも似ていた。でも、そう感じたのはわずかの時間で章大君の声を確認してから程なく、それはフィンセントの声となって響いていた。


21世紀が舞台の冒頭では客席の私達がオークションに参加しているかのような演者の振る舞いが物語の中へ入り込む手法として、遊び心があって良かった。

そのオークションの場面でステージ上に段差がある事に気付いたのだが、後にそれが舞台転換の為だと分かった。この様な形の舞台は初めて見たので実に面白かった。

場所や時代を行き来する物語を表現する上で視覚的に実に分かりやすく、とても見やすかった。そして動きがある度に次はどんなステージになるのかワクワクするのだった。

舞台転換の美しさは、その場面場面が一枚の絵画のようだった。照明も小さな部屋に一つの裸電球があるような儚げな美しい場面はアルルでフィンセントが過ごした小さな部屋そのものだった。

中盤から件のリボルバーはずっとステージ上に置かれていた。全てを見て来たのはリボルバーであり、過去と現在を繋いでいる象徴としての役割があったのだろうか。

パンフレットの章大君の言葉には喜怒哀楽とあったけれど、舞台上では喜びや楽しさよりも怒りと哀しみの分量の方が多かった様に見えた。怒りや哀しみを爆発させている場面が多かったように思えた。

特にフィンセントに関しては幸せそうな時間が舞台上では少なくて、彼が本当の笑顔で嬉しそうに振る舞ったのはポールがアルルに到着した時くらいだったのか?持っていた食材を撒き散らしながらポールと抱き合うシーンはそういう意味でも印象に残っている。

現代では非常に価値のある作品の数々を生み出した創作の喜びをフィンセントは果たして感じていたのだろうか。そんな思いを抱いて美術館を訪れると、また違った見えた方になるのかもしれない。パンフレットで章大君もそんな感じの事を話している。

時代を先取り過ぎた才能と性分がフィンセント自身を追い込んでいたのだとしたら皮肉な事である。何かを生み出す事は才能があったとしても辛さや苦しみが伴う事もあり、そんな苦悩する姿にフィンセントと章大君の姿が重なっていた。


ステージ上にはフィンセントしか存在していなかった。アイドルの安田章大の姿はどこにも無かった。

メイクや衣装によって仕上げられたとはいえ、もう本当にフィンセントだった。実際に会った事はもちろんないのだけれど、私のわずかな知識の中に存在しているフィンセントだった。

狂気に満ちた遠くを見つめる鋭い視線は思い出すだけでも鳥肌が立つ。

ぼんやりと虚な目をして車椅子に身を任せる姿は病んだフィンセントが時空を超えて手の届きそうな所でゆっくりと息をしているのを感じた。

特にラストシーンは美しかった。その美しさに私は涙した。行定監督が語っていたキラーショットである。

植えられた向日葵の向こう側へ消えていく19世紀の3人と、こちら側でそれを見つめる21世紀の3人。残された絵画と錆びたリボルバーを通して魂と感性のリレーが行われたようだった。

確かにゴッホを中心とした物語ではあったが、19世紀の三者三様の思いや生き方がとても良く見えた。主人公はゴッホだけではなくステージ上の全ての人なのではないかと強く思った。




私は舞台前に原作を読んだ。悩んでいると以前の記事に書いたけれど結局読んだ。仏像鑑賞に出掛ける時に私は予習をしていく。お像に対する知識があった方が一度の鑑賞から得られる事が多いからだ。それに倣って今回は原作を読んだのだ。

手にして20数ページを読んだ所で数日放置してしまった。

ゴッホ、出てこないやんか。

しかし友人から連絡を受けて、そろそろ読まねばと読み始めたらあっという間に読み終えてしまうほど原作も非常に面白かった。今回は原作と舞台は別物なので、原作は読まなくても舞台を楽しむ事が出来るのではないかと、個人的には思う。

アイドルの安田章大はいなかったと書きましたけど、私がチラっと感じたフィンセントではなく章大君の姿は、さくらんぼの歌の歌声とステージからはけていく時の小走りの走り方の二か所でしょうか。

まさか、この内容の舞台で透き通るような歌声を聞けるなんて思っていなかったので、とても嬉しかったです。幸いな事に私はフィンセントの声を聞いた事が無いので歌声からは章大君を感じる事が出来ました。

私が観劇した回ではカーテンコールで章大君は言葉を発する事はしませんでした。視線は会場内へ送るものの「ありがとうございました」とも言わずに去って行くのでした。時節柄色んな制約がるのかもしれませんが、演者として伝える事は全て舞台上で出し切って表現したので、そこから感じる事が全て、ということなのでしょうか。

それはそれで、かっこよすぎる。

それにしても章大君、お身体が非常に薄くて痩せていました。
大報恩寺の寺宝である快慶とその弟子の作品とされる十大弟子像の中のお一人の様に見える場面がありました。(興味がある方は大報恩寺・十大弟子で調べてみてください。)色々な事があって、加えて今の様なご時世で舞台を作り上げる事は文字通り身を削る事なのかもしれません。

舞台を降りた章大君が心身ともに健やかに過ごせる事を祈っています。素敵な舞台をありがとうございました。

白くうつくしきもののたとへ

2019-07-12 09:35:17 | 母によるレポ


それはまだ、横山さんの主演舞台の当落が出る前の事。私は学生時代の友人に誘われて六本木で開催されていた「新北斎展」へ行って来ました。

この北斎展で舞台の予習をしておこう!と当選する前から意気込んでいました。

私が足を運んだ時期は評判が評判を呼び、長い待ち時間を経ての入場となっていました。

北斎に関しては永谷園のお茶漬けの中に入っていた小さなカードのような物で見た富士山と波の絵、その程度のお粗末な知識しか持っておりませんでした。

場内を埋め尽くした人々からは感嘆の息が漏れていました。

とにかく作品の持つ「熱」と「圧」がすごくて、知識ゼロの私もどんどんとその世界に引き込まれていました。

ふっと我に返った時に、とてもワクワクしていました。

こんなにもスゴイ作品を残した北斎を横山さんが演じるなんて、超たのしみ( *´艸`)


あ、でも、期待がこれだけ高まっているのに落選したらどうしましょう・・・。と幾分の不安を抱えておりましたが、松竹座でのソロコン以来活躍して来た娘の横山さん名義が今回も安定の力を発揮し、私は娘と共にグローブ座への切符を手にしたのでした。(ちなみに娘の横山さん名義はジレッタの時だけはダメでしたね。)

冒頭の写真は風月堂さんで買った北斎バージョンのゴーフレットです。我が家はみんなゴーフレットが大好きです。



OPで北斎の作品がアニメーションになってステージに映るのはとても良かったな~。物語に対する期待が高まった所で始まる本編に鳥肌が立ちました。



所々にチラっと見える「横山裕」を感じながらも「北齋漫畫」の世界に浸ってしまいました。

完全に役にハマリ切るというのも一つの形だと思うのですが、チラっとご本人が見えるのは、それはそれで素敵な事だと私は思います。

だってさ、北斎さんよりも横山さんの事を何倍も知ってるし見てきたしね。

北斎が自在に筆を操ったように、横山さんは膨大な言葉をよどみなく滑らかに表現していました。前半の血気盛んな北斎は力強く生きており、それを演じる横山さんは非常にかっこよかったです。

共演者の方々も素晴らしかったです。

今でいう所の魔性の女、お直を演じた佐藤さん。着物姿でもスタイリッシュな体系に惹かれます。そして可愛くて色っぽい。声の出し方も息の抜き方も魔性でしたね。

男子はお直に間違いなくイチコロですよ。

ちょっとだけ個人的にクスっとしてしまった場面がありました。それは後半で北斎が蛸とお直の作品に取り組んでいた場面でのこと。

障子越しにお直のシルエットが映るのですが、片手にタコを持ち腕やら肩やらにタコを這わせているんです。シルエットだからいいのですが、実際に見たらちょっと笑ってしまったかもしれない、なんて思いました。

佐七を演じた木村了さん!

顔が小さくてものごっつイケメンでした。そして演技も上手い!若い頃から年齢を重ねた姿の演じ分けが非常に緻密で声色も変えていていました。

お栄の堺小春さんも良かったです。少女の天真爛漫な雰囲気も老人になってからの仕草もお見事でございました。

私達が観劇した回にはお母様の岡田さんもいらしていて、とても美しかったですよ。


お百の枝元さんは、体形は親近感を覚えましたが流石は女優さん。お肌が瑞々しくて綺麗でした。

伍助の吉田さん!白いふんどし姿が印象的でしたけど、この後で北斎さんのふんどし姿も来る?!来るの!?と要らぬ期待をしてしまった事をここでお詫び申し上げます。


そして、流石の渡辺いっけいさん。

真に迫った表情からコミカルな所まで存分に楽しませて頂きました。

登場人物は7人しかいないけれど、層の厚い見応えたっぷりの舞台でございました。

この舞台で北斎を演じた事は横山さんにとっては大きな自信になるのではないかと感じています。



唐辛子売りの時は本当に本当に可愛くて、唐辛子の抱き枕とかグッズであったら買っていましたね、確実に(´ω`*)


後半の年老いた北斎を演じる横山さん。鬼気迫る物を感じました。

齢を重ねてもなお湧き上がる創作欲、それを自分で持て余してしまう葛藤が伝わって来ました。


「天我をして五年の命を保たしめば、真正の画工となるを得べし」

舞台の台詞にもなっていましたが、私が観劇した時にはジャニーさんは病床で闘っていた時期でもあったので、その姿にほんの少しジャニーさんを重ねて見ている自分がいました。


「ひと魂でゆく気散じや夏の原」

この辞世の句を台詞として言った時のおばけの手をした北斎さんとてもチャーミングでしたね。

ジャニーさんもこれからはひと魂になってジャニーズの舞台をのんびり見に行ってくれたらいいな。ジャニーさん、今週末は札幌ドームですよ!





前半は若くて勢いのある北斎、後半は老齢のいぶし銀の北斎を演じた横山さん。

カーテンコールはおじいちゃん北斎で登場するのか~と思っていたのですが、ですが、ですが、メイクを落として「横山裕」で登場されたのです。

ひいいいいいいいい、白くて美しいいいいいい。

ねえねえ、メイクを落としてカツラも外してってことはノーメイクでしょ!ノーメイクなんでしょ!?

美しすぎるではないか、すっぴんの横山さん。

いやね、前半からね気にはなっていたんですよ。着物の合わせからのぞく首元の白さや袴の裾からチラ見えする足首から下の白さ。

これからは白くて美しい物は「横山さんみたい」って表現でいいと思うくらいです。

横山さんが真珠のように美しいのではなく、


真珠が横山さん並みに美しいのです!

白ユリも新雪も秋空の雲もべったら漬けも、みんな横山さんみたいですね!


ここで一つ感動した事がありました。

今回私が観劇したのは舞台も折り返しを過ぎてからです。それでもツイッターでおもむろにネタバレをするフォロワーさんは1人もいらっしゃいませんでした。すごくない!?誰もしなかったんですよ!私は注意して薄めて見ていたのに。私のフォロワーさんの横山担の方々が大好きになりました。

それからグローブ座のお客さんの色合いが非常に落ち着いていましたね。これまで気にしていませんでしたが、娘の指摘により、そういえばそうね!と納得するのでした。




実は娘と一緒に現場に赴いたのも数年ぶりの事でした。

仕事も忙しいし、もう彼女はお茶の間ファンかしら?とも思っていた所でしたので、もう一緒に行くことは無いかなって、そんな時に舞い込んだ横山さんの舞台。

帰りに食べた野菜ビビンバがとても美味しかったです。




THE MUSIC DAYの感想も出来たら書きたいんですけど、いつになることやら。

それでは、ごきげんよう。



もう「アレ」は黄門様の印籠であり、金さんの桜吹雪だよね。

2019-02-14 21:20:48 | 母によるレポ
毎日寒いですね。それでも日差しは少しだけ春めいており、ホームセンターの園芸コーナーに並ぶ沢山の花苗を見てワクワクしています。

そんな中、夏に痛めた膝が時々痛むので整形外科に行って来ました。

結論を言えば、痛めた原因は合わない靴を履いたからだけど治らないのは体重が重すぎるからという事でした(>_<)

マニックにご出演中の新聞記者役の女優さんの体形に親近感を覚える夕暮れです。




音楽劇「マニアック」の東京公演が始まっていますね。

幸運にも私も観劇して参りました。

この舞台、個人的には苦手な場面もあるのですが、それを吹き飛ばす程のどうしようもない結末に救われています。

あの格調高い新国立劇場の中で繰り広げられているのは、植木屋さんのアキラくんの最後の台詞が物語る「台無し」の世界。

大阪公演を見た後では、WSの会見でもパンフレットで語られていたラブストーリーからラブが抜けたことを少し残念に思いました。章大君が演じるラブストーリーが見たいと思っていたので。

でも東京で観劇して、その思いが変わりました。

ラブが無いと分かって見ると、ただただ台無し感が壮大に漂う結末が小気味よく感じられるのでした。

最後に登場する「例のアレ」が早く登場しないかと心待ちにしてしまう自分がいました(笑)心の中で「よっ!待ってました!!」って叫んでいます( *´艸`)

アレを見たいんじゃないですよ、あそこ(アレじゃなくて結末の事←ややこしいww)に向かって演者が一丸となって台無しにしていく過程が楽しくて楽しくて、クセになっているのだと思います。黄門様の印籠や金さんの桜吹雪のようなシンボリックな存在ですねアレは。







まだまだ見たいマニアック!


そう思わせるのは演じる皆様の歌声の素晴らしさ。

パンフレットに載っているのは、載せられる範囲の歌詞ですよね。載せられない過激な歌詞を圧倒的な歌唱力で見せてくれる堀内敬子さんが素晴らしい!

前から好きな女優さんでしたが、今では一番好きな女優さんです。堀内さんが次にご出演される舞台があれば是非とも拝見したいです。


そして我らが安田章大様ですよ、奥さん!

えーーー、もう、かっこいいーーーーー。

大阪ではフレッシュに聞こえた歌の数々も東京ではいい感じに歌いこなされていたように聞こえました。

Comeback to me!

台詞からの歌いだし、

ソーシャルゲームはアリ地獄

この歌い出しの「ソー」を聞いただけで鳥肌ですもの。

少しかすれたような、あの声で歌うこの曲は振り付けも可愛くて、一緒に同じ振りをしたい位です。ライブだったらサビ振りは会場全体で踊って盛り上がれそうです。

舞台なので心だけは躍らせて静かに座って見ています、ただし鼻息は荒くなるのです。

生演奏だから、本当にライブなんですよね。そのライブ感も本当に素敵です。


メイちゃんへの思いを募らせてアコギをかき鳴らしながら歌う「恋に走ろう」

もーーーーー、アコギ抱えて歌うなんて・・・・最高じゃないですか、奥さん!

章大君にとっては歌いやすい音域なのかな。

とにかく声がいい、そして声量もたっぷりで迫力も感じます。メイちゃんへの熱量を物語るような熱唱です。

更には、ここで植木屋さんのツナギを脱ぎ捨てるのです。

オレンジ色のTシャツに黒い革パンツ\(^o^)/

似合う!似合いすぎる黒革!のパンツ(十万石饅頭のCMの感じで読んでねw)

脱いだツナギを舞台下手に向かって投げる所も、その投げ方もかっこいいんです。

願わくば、この先一生、その脱ぎ捨てたツナギを下手で受け取り続けたい(´ω`*)




私はもうRescue herの虜です。無限もやしとか無限ピーマンとかって言いますけど、私が求めるのは




無限Rescue her





赤いジャケットを羽織り歌い出す。

I'll rescue her~

声が最高。

ちまちまっていう歌詞に合わせる指先の振り付けも最高。

優しく甘い歌声に聞き惚れる。

Rescue her

herに合わせて、こちらは、


はぁ~~~~

Iwill I will I will rescue her

Iwill I willと繰り返す時のwillがとても好きです。

willの時の口の形が好きです。

コーラスとのハモリも美しくて好きです。

ずっと聞いていたいRescue her

無限Rescue herの世界に飛んで行きたいです。

この曲を聞いていたら、私はこれまで何度も章大君にRescueされて来たなー、この人に私はRescueされたんだな、何度も何度も・・・なんて事がふっと浮かんで来て、美しい歌声と指先まで整えらえて広げられた手、しなやかに動く姿を目の前にして、涙が溢れてしまいました。

私を何度もRescueしてくれた事に心から感謝しています、ありがとうございます。

そんな気持ちでいっぱいになりました。





メイちゃんと手を取り合って歌う「花」

これもアゴギとともに歌われる、とても可愛らしい曲です。口にするもの憚られるような歌もありましたが、これは純粋に可愛くて、物語の中に僅かに残った「ラブ」を感じられました。

咲いている花に語り掛けるように膝をついて歌う姿が愛しいです。

華麗にステップを踏みながらステージを移動するアキラくんとメイちゃんの向こうにお花畑が見えるようです

リズムに合わせて左右に首を振りたくなるんですよねー。


エンディングで歌われる「出口」

これはパンフレットに歌詞が載っていませんね。

エレキギターをジャキジャキしながら歌います!

アコギもいいけどエレキもね\(^o^)/

この曲は結末の台無しに向けて、舞台の総仕上げの役割があると感じました。

どうしようもない状況で熱く熱く歌いあげる姿が印象的です。

その熱唱の後ろで繰り広げられる「アレ」を取り囲む演者総出演のクライマックスに相応しい盛り上がりを見せる一曲でした。

例えば章大君のソロコンサートでこの「出口」が歌われたらキャーキャー騒げるかっこいい曲ですが、舞台で背負っている世界がスゴイ事になっているので、そのギャップも面白いです。


日ごとに変化するアドリブに会場は爆笑でしたね。

浅野さんのさじ加減に合わせる小松さんと章大君の3人のやり取りがなんとも楽しかったです。


12日は章大君がステージ上でターンをしていませんでしたか?

あっっ!!ターンしたよね、今回ったよね?綺麗に軸もぶれずにターンしたよね!?!

と思ったので、ターンしてましたよね。

11月末の収録番組ではターンはしていなかったので、そんな一場面にも心が動きました。

13日にはターンをしていなかったので、それもアドリブでしょうか。

あまり動き過ぎないでね!と思いつつもターン一回転で私の心は踊るのでした。



最後の公演まで無事に滞りなく進んで行きますように。

また来週



大阪で「マニアック」を見て参りました、ふっふふふふふ。

2019-01-27 17:52:02 | 母によるレポ


*ネタバレしています*

激戦の大阪公演でしたが、幸いにもお誘いいただいて観劇して参りました。

「音楽劇 マニアック」


プロモーションの一環で沢山の雑誌にインタビューが掲載されており、そこにも一通り目を通していました。

「シモネタばっかりの気まずくなる舞台」

という事を事前に掴んでいました。



章大君がシモネタマシンガンを客席に向けて砲撃してきたら、どうしよう・・・と一抹の不安を抱えておりました。



え!?・・・・あれだけですか???

私は自身の予想や妄想がどれ程ぶっ飛んでいたのか恥ずかしくなりました(照)

まあね、結構なシモネタでしたけれど、なんというか子供がう●こ、ち●こと言いながら楽しそうに笑うレベルでした(私的には( *´艸`))

章大君自身は際どい台詞も、演出もなく可愛いアキラくんを演じていました。

会場を包む爆笑と少しの気まずさを携えて舞台は進行して行きました。



幕が上がってからアキラ君が登場するまでの間が長く感じられ、どんな風に登場するのか、どんな衣装で、どんな髪形で(剃っていませんようにと願いながら)、どんな表情で、と期待ばかりが大きく膨らんでいました(← シモネタじゃないですよww)


植木屋さんなのでツナギを着ていましてね、ツナギなんてエイトレンジャー以来じゃない、んーっ可愛い。

私の大好きな可愛い姿での登場に早々に高まるーーーーーっ\(^o^)/

舞台の時の、この声も感じも好きなんだよねーーーー台詞を聞いてるだけでα派に包まれる私。

大好きな可愛らしさで、とても好きな声で歌うんです、章大君が!

そりゃあそうですよね!音楽劇ですもの。

う、う、うううっ、歌声も最高じゃないか。音楽劇万歳!

改めてじっくり聞くと本当にいい声が良く出でいました。

低音の響きとビブラートがどっしりと音程を捉え、澄んだ美しい繊細な高音が、まるで輝くアクセサリーのように彩をまき散らします。

生バンドだとどんな風になるのかな~と期待していたのですが、これは期待以上に素晴らしく、音符が形になって客席に届くようでした♪♪♪

生バンドに全然負けない章大君の歌唱には感動しかありませんでした。


笑いながら見ていた私は、ある時に舞台が曇って見えなくなっていました。

章大君が、いやアキラが軽快なダンスをしているのです。

可愛い振り付けもぴったり・・・踊っている、踊っている、目の前で踊っている・・・

しばし流れる涙(ノД`)・゜・。

章大君の体の事が気になっていましたが、夏のドームと比較すると格段に回復しているのかなとも思えました。

(もしかすると、それを感じさせないようにしているのかもしれませんけど)


特筆すべきはギターを携えて歌唱する所でしょうか。

舞台なのでキャーキャー言えませんでしたが、ハズキルーペをお尻の下に置いた時に声が「キャッ」と出ちゃうくらいには小さく声が漏れました。(大丈夫です!漏れたのは声だけですから)

跪いて歌う所なんて、私が対好きな映画「Back to the future」でマイケルが同じような姿勢でギターを弾いていたな~と思い出したりもして、とにかく最高にかっこいいお姿に心の中で山吹色の声(残念ながらもう黄色くはない)を出しておりました。


物語は所々で世の中を風刺するような台詞もありましたが、総じて言えるのは何も残らないお話でした。

これは誉め言葉です。

パンフレットの中で古田さんが「クッダラネーと笑い、帰りに旨い酒が飲めるのがいい演劇」と語っていらっしゃるのですが、その通りです。

私はお酒は飲めませんが、舞台の後で友人と大阪名物の串カツを初めて食し、その美味しさに感動しながら楽しく舞台の感想を語る素敵な時間を持つ事が出来たのですから。

パンフレットで語られているのは、最初はラブストーリー要素があったけれど、最終的にはそれがほとんど無くなったとありました。

相手役に嫉妬してハンカチの角をキイイイイッと噛んでしまうようなラブストーリーもちょっと見てみたいというのが本音ですけども、それはまた別の機会を期待したいです。


まずは残りの大阪公演が滞りなく進んで行きますように。

ありがとう、大阪。




続きでコメントのお返事です。



くろばさんへ。

くろばさん、ごきげんよう。
ブログを始めた頃とは比べ物にならない位に年末年始の番組で関ジャニ∞の姿を見る事が出来るようになりましたね。
ただ、そこにすばる君の姿が無いことはやはり寂しく感じました。
これからも関ジャニ∞を末永くずっとずっと応援して行くことが出来たらいいなと、そうなることを心の底から願っています。

マニアックを大阪で見る事が出来ました(≧◇≦)
ふふふふふ、刺激の強いお話でしたが章大君の歌とギターとダンスを楽しむことが出来て幸せでした。





バンドバンド♪ダンスダンス♪♪ジャムジャムジャム♪♪♪ その3

2017-07-31 23:36:33 | 母によるレポ




甘い夏の香りが漂います。

口に含むと予想以上のジューシーさにむせてしまうほどです。

こちらを朝食に二個、一度に頂くという贅沢をしてしまいました( *´艸`)

美味しくて困るんですよー。

これ以降の桃を美味しいと感じなくなってしまうから。

まだ、もう少し楽しめそうです



さて、白桃の果汁のごとく予想以上のライブを魅せてくれた関ジャニ∞

かっこよすぎて困るんですよー。

他に目が行かなくなってしまうから。


ネタバレ感想の続きです。






ひゃああああああああ、ギンギラスーツで「JAM LADY」

ちゃらい!チャラ過ぎる!今世紀最大のチャラさ。

罪と夏のチャラよりもギラギラしていて、パワーアップ( *´艸`)

こういうの、好き!


章大君とたっちょんが向き合って呼応するようにシンクロする腰の動き。

水しぶきがぴゅううううううううっと出て来て清涼感もたっぷり。


しかし、メロメロ♪と歌うたっちょんに、もう本当にメロメロ。


んまっ


ここから怒涛の超盛り上がりダンスナンバーが続きました。

「罪と夏」「DONAI」「キングオブ男」「なぐりガキBEAT」

どれもこれも大好き。

たぶん私は口を開けて見たいたと思います。

双眼鏡越しに、その一挙手一投足を見つめていました。

どの曲も歌って踊って、すごかった。

妖精が舞い踊る地上の楽園のようなステージでした。





関西ジュニアのコーナーがありました。

ジャニ勉で見た事あるーーーって思いましたけども。

マルちゃんが最後にお気に入りの子は見つかりましたか?って話してたけど、ごめんねー。私の目には他の方が映りませぬ( *´艸`)



「Answer」

オケがかっこいいね。

ジャケットの袖をまくっているすばる君。

こういうのに弱いです。

スクリーンには10代の頃の3人のお姿がありました。

素晴らしい感じで年齢を重ねていて、3人の揺るぎない関係がとても尊く思えました。


「ノスタルジア」

いい声だな~~~、この声が好きなんだな~~~。

センターの花道を歩く横顔に溜息。

ハモリもとても綺麗でした。


「Sorry Sorry Love」

手持ちのマイクにしようって提案したのは誰ですか?

三浦大知くんの影響でしょうか?

手持ちマイクのダンスって、どうして興奮するのでしょうか?

おや?私だけ?


ジャマイカの陸上選手?それともイモムシ?

そんな事をちょっとでも思ってしまってごめんなさい。

踊る関ジャニ∞は眩しかったです。

ターンすると汗も一緒に飛び散っていました。

浴びたいです!

「WASABI」

ぎゃあああああああ・・・キタ!ここでキタ!WASABIがキタ!

ツーンとキタ!

あれ?すばる君のダンスにキレがあるでないか(*''ω''*)

双眼鏡のレンズの中に入れ替わり立ち替わり関ジャニ∞が飛び込んでくる。

かつてこんなにも長い時間がっつりダンスだけを堪能する事があったでしょうか。


関ジャニ∞!踊るんです!


「えげつない」

ラップバトルですけども。

深夜のフリースタイルダンジョンを息子が良く見ています。

特段腹の立つ事があるわけでも無いのに、相手をわざわざディスるなんて・・・と思うおばさんです。

あのバトルを最終日はお互いを褒めちぎったらいいのにね。


章大君はヒナちゃんの隣に座りこんで、観客の如く拳を振り上げたりして盛り上げていました。

ステージ下手の花道で立ち止まっているすばる君。

アリーナから何か言われていたのか、首を横に振ってうな垂れていました。

暑くて動けない、頑張ってって言われても無理、みたいな感じで。


ところが、自分のパートになった途端に目力いっぱいに声量たっぷりで歌い上げていました。

キャー素敵。


ここでスクリーンにはスーツ姿で誰がネバネバに飛び込むのか!?

これさ、福岡の頃にはみんながネバネバになっていくんですよね?

だれが一番ネバネバになるのか楽しみですね。


ってことで次の曲はダジャレかーい!


「Never say Never」

スパーダーマン風?アメリカンテイストな衣装で会場内お手振り。

この曲も好き。

章大君の作詞作曲の楽曲が偉大なる映画のタイアップだなんて嬉しくて小躍りしていましたけど。

I wanna be out of~の所がすごい好き。

テンポが変わって次のスタートダッシュに備える感じで、その後のラストに向けての疾走感をより強く感じられるから。


「ナントカナルサ」「前向きスクリーム!」

フロートに乗って場内一周ですけど、こういう時でも横山さんの声が以前よりヨーク聞こえました。


「今」


アルバムのリード曲が本編の最後に来るとは!!

章大君の笑顔が素敵でねー。

ぴょんぴょん跳ねる小動物みたいで可愛かったです。





アンコールは浴衣で登場。

「純情恋花火

これは夏の名曲♪

亮ちゃんのキメ顔がカッコよかったです。

すばる君が浴衣の袖を持って歌っていました。

可愛らしい振りは、まるですば子のようでした(*'ω'*)


ドーム内でも花火が打ちあがりました。

ちゃんとメンバーカラーでキレイだったなー。


「パノラマ」

浴衣でパノラマってなんだか新鮮!

フロートの乗って移動している時に、マルちゃんと章大君が位置を変える時にアイコンタクトをしていました。

アリーナばかり見ない様に、スタンドばかり見ない様にとちゃんと組み込まれているのね。


「ズッコケ男道」

ヒナちゃんが超高速昭和投げチュウを連発していましたが、そのほとんどを下に捨てていました(笑)浴衣姿が凛々しかっただけに捨てチュウには爆笑でした。

ズッコケ男道はなんだかもう懐メロの域なんですよね。

ちょうど10年前に初めて東京ドームで聞いたんだなー。

あの時から10年。選んだ道は間違っていないと関ジャニ∞にも言いたいし、私自身の選択も正解であったと、しみじみ思います。


「青春のすべて」

こちらが最後の曲。

じわじわ来るのよね、この曲。

私の青春は年齢的にはとっくに終わっているのだけれど、関ジャニ∞はもう人生のすべてになっています。



最初は娘と一緒に関ジャニ∞を追いかけて、時には息子も巻き込んで楽しんだ10年。

いやーもうレポも書けなくなっちゃったね。

わが身にふりかかる老化をこういう形で知るんですねー(;^ω^)

可愛いおばあちゃんになるまで頑張りまーす