あの日、フトコロノカタナのベンチの周りは新緑に彩られていました。
章大くんは今どうしているのでしょうか。
日曜日に記者会見が始まってすぐに、章大君が会場に居ない事が分かりました。
ただでさえ混乱しているのに、なぜいないのか、もうどうしたらいいのか、なにがどうなったのか、こんなにも訳が分からない事があるのか、茫然自失でした。
数分の後、章大君が自宅で転倒し数日間入院し自宅療養中である事、骨折はしていないし療養は長期に及ばない事、本人は会見に出る意志があったけれどドクターストップがかかった事などの詳細が分かりました。
分かった所で、やはり混乱していました。
自宅で転倒!?
数日とはいえ入院!?
自宅療養中!?
ドクターストップ!?
会見には出たかったけど出る事が叶わない時間を、どこでどんな気持ちで過ごしているのか、身体の具合はどうなのか、章大君の今へと思いを馳せると更に困惑してしまいました。
考える事、思う事をやめる事が出来たら、どんなに楽だったでしょう。
会見の場に章大君の姿が無かった事は過去にもありました。
紅白歌合戦に初出場する際の会見です。
他の仕事との折り合いがつかずに章大君は欠席でした。
その時はスケジュール管理を怠ったマネージャーや事務所に対して怒りがこみ上げていました。なんとか時間を調整する事は出来なかったのだろうか、どちらにも沢山の関係者がいるけれど、そこを上手く調整してあの場に章大君を立たせるという仕事が出来る人材が居なかったのか、とても悔しかったです。
たった一度の会見に出られない、晴れの舞台を経験出来ない章大君の気持ちを思うと悲しかったです。
あの場所での笑顔が見たかったなと今でも思います。
今回もとても大事な会見です。
あの場所で一列に並んで、すばるくんの言葉、メンバーの言葉を直接聞いた上で話すという事を章大君にも経験して欲しかった。
章大君がどんな言葉で、どんな表情で言葉を紡ぎ出すのか、それは私も見たかった、聞きたかった。
そして、誰より章大君本人がそうしたかったに違いない。
お友達も言っていたし、心配していた。
あの場に居なかった自分を残念に思って、それがこれから先も彼を悩ませたり苦しめたりする小さな種になりはしないか。
ボク。の更新が止まっている理由も分かりました。
そうか、大変だったね、辛かったね。
他人の幸せが自分の幸せと思えるボク。
大切な人が、大好きな人が、健康でいる事、笑顔でいる事がとても幸せな事なんだと痛感しています。
焦らずにね、章大君。
ボク。の更新もゆっくりと気まぐれでいいのです。
今日の貴方が心身ともに健やかでいられますように。
目黒川は桜の新緑が眩しい季節になっていたよ