近鉄さんのオリジナル画像メーカーが楽しい!
自分で撮影した写真も自己満足ですが、まるでポスターのように作れます。
こちらは夕日の名所である東大寺・二月堂からの夕景です。
私が奈良を訪れたのは一月の終わりの事でした。
次の京都・奈良旅行は何時にしようかな?とぼんやりと考えておりました。そんな時に舞台のお誘いを頂戴してカレンダーを見て気付きました。
舞台の帰りに京都・奈良に行くと昨年と同じ日に行ける事になるんだ!これは呼ばれている!神様仏様が私を呼んで下さっている、という事は舞台に行けるのも昨年のお参りの御利益ではないか!
偶然ではなくて章大君と京都と奈良に呼ばれたんだわ( *´艸`)と、そんな思いを抱いておりました。
桜も紅葉も新緑もないけれど、それでも白梅、紅梅、蝋梅、寒桜が迎えてくれました。
暦の上では「大寒」でしたが昨年の爆弾寒波を経験しているので、今年はヒートテック要らずでした。
まずは京都で過ごしました。
インバウンドの影響で京都が混雑しすぎて日本人旅行者が京都離れしていると・・・。後日、そうでもないという記事もみましたけども、確かに京都の所謂観光名所は混雑しています。バスの混雑具合も酷く改善策が取られるようですね。
今回の京都では3つのお寺に行きたいと思っていたのですが、一つはもう少し温かい時期に行こうと考え直して今回は諦めました。その分の時間を珍しく観光に充ててみました。
八坂神社から四条通りをずーーーーっと歩いてホテルまで。すれ違う海外からの旅行者の方の多さに驚きました。祇園はカメラやスマホ越しの景色しか見てないんじゃないの!?という位、みなさん撮影に夢中でしたね。
嵐山に行ったのは高校時代の修学旅行以来でした。渡月橋が綺麗だなー、桜餅が美味しいなー、という思い出。
国宝第一号の木造弥勒菩薩半跏像に会うために可愛い嵐電に乗って向かったのは広隆寺。
仏像と言えば、こちらのお像を想像する方も多いでしょうし教科書にも載っていますよね。
静かな境内を霊宝殿へと歩みを進めます。館内は仏像ファ―ストなので単眼鏡も使用禁止でしたしスマホの使用も禁止されていました。
薄暗い館内に一歩足を踏み入れると、なんともありがたい。ガラスなどの囲いの無い状態で手を伸ばせば触れられる様な距離にいらっしゃる数多の仏像。(決して手を触れるようなことはいたしませんけどね。)
館内での時間の流れがゆっくりと感じられます。
弥勒菩薩半跏像が見つめてきた長い時間のほんの一瞬を共に過ごせた事をありがたく思うのでした。変わらないその美しいお姿で、変わりゆく世を見つめていらしたのですね。
次に訪れたのは清凉寺。
霊宝館は空いてないしご本尊もそれに合わせて御開帳だし・・・と思いながら混雑する嵐山から少し歩くと立派な仁王門が見えてきます。
人込みの竹林から歩くこと数分で静寂に包まれる境内。
本堂へ入ると信じられない光景が!
ご本尊の釈迦如来像のお姿が・・・御簾が上げられているではありませんか。
驚いて入り口の方に声を掛けると、午前中にご依頼があって今日はご覧になれます、とのお言葉。なんという幸運私が感動に打ち震えていると、こう続けられたのです。
「どうぞ、ゆっくりとお釈迦様とお話なさって下さいね。」
もしかして私を呼んで下さったのは、こちらのみほとけではないだろうか。まだ見ぬみほとけに導かれていたのだと思うと、なんとありがたい巡り合わせであったのかと感謝の思いがこみ上げてくるのでした。
嵐山では天龍寺のお庭も楽しみましたし、途中で車折神社へも参拝しました。大倉君が必殺仕事人の撮影もしていましたよね。
今回見送った神護寺はまた今度。
京都を後にして奈良へ。
木津川を越えるととワクワクするのは私だけでしょうか?
風情あるJR奈良駅の旧社も、新しいカラフルな新社も、そのどちらもいいですね。はあーーーー奈良に来たーーーーーと実感します。
まずは興福寺へGO!
中金堂が301年ぶりに再建されたのです。真新しい中金堂の鴟尾が眩しいほどに金色に輝いていました。悠久の時を経た東金堂や五重塔との対比もまた趣がありました。
歴史的な再建を目にすることが出来て、ちょっと不思議な感覚もありました。
再建したばかりの中金堂ですが、次に大きな修復をするならば800年後位だそうで、今目の前にある中金堂は800年後にどんな姿で人々の目に映るのだろうか?そんな事を考えていました。
興福寺の次は奈良仏像館です。
仏像しか展示されていない美術館!
前後左右を仏像に囲まれる有難い幸せ空間。
例えて言うならば、
関ジャニ∞しか出演しない紅白歌合戦みたいな感じです。
分かります??
司会も歌唱もOPも大トリも全部が関ジャニ∞\(^o^)/
(。´・ω・)ん?違うかな?
まあ、とにかく私にとっては非常にテンションが上がる場所でございました。
奈良仏像館を鑑賞し、その後でランチを頂く予定でいたのですが気が付くと時刻は14時(;'∀')急がないと大仏殿が閉まる・・・二月堂の夕日が沈む・・・時間を忘れる貴重な仏像館でございました。
思いのほか書くことがあったので続きます。