これは妄想を元に創り出された『おとぎ話』です。実在の人物・団体等とは関係がありません。ご了解の上、ご覧くださいますようお願い申し上げます。
妄話日本昔ばなし ~ハハのタニ~
むか~し、むかしのお話です。
ある村に、しょうたという、それはそれは可愛らしい男の子がいました。
しょうたの家はずっと昔から旅籠を営んでおりました。
一山も二山も超えた遠い村からも、しょうたの姿を見るために旅人が訪れるほどでした。
ある日、しょうたのオカンが病気になってしまいました。
心優しいしょうたは、病気のオカンにと、木の実を探しに山へ行きました。
確か、この辺りにオカンの大好きなんが、生ってたはずやのに・・・・・。
オカンの大好きな木の実はなかなか見つける事が出来ませんでした。
気づくとあたりは真っ暗でした。
ィタッ!!石につまずいて転んでもうた。家に帰らんと皆が心配するやろな・・・。
しょうたは疲れて、真っ暗な山道に座り込んでしまいました。
すると、目の前の石にちょうちょがとまりました。
一匹のちょうちょに導かれるように歩いていくと一軒の家の明かりが見えました。
ちょうちょさん、おおきに。今夜はこの家に泊めてもらえるやろか。
しょうたは山の中にぽつんと建つ一軒の家に近付いて行きました。
こんばんは~・・・すみません、だれかいますか?
何も知らないしょうたは、家の入口で声を出しています。
しょうたが迷い込んでしまった場所。
そこは、「ハハのタニ」と呼ばれていて、名前とは裏腹にヤマンバが住んでいるという言い伝えがあり、村の人は決して近付かない場所だったのです。
そんな事も知らずにしょうたは声を掛け続けています。
あの~、道に迷って・・・今晩とめてもらえませんか?
なんだい!!うるさいね~・・・。
姿を現したのは、6尺ほどの身の丈に24貫ほどの、大きな大きなヤマンバでした。
お前はわたしの姿を見ても驚かないのか?
しょうたはにっこり笑いながら言いました。
おばちゃん、優しそうな目してはるな~。
ヤマンバは自分の姿を見て驚かないしょうたに、驚いていました。
はじめてじゃな、わたしを見て驚かんかったヤツは。
あの~、道に迷ってしまったんで、今夜とめてもらってもええですか?
ああ、構わないよ。どこでも好きな所でやすんだらええ。
そう言いながら、ヤマンバは今夜しょうたをどうやって食べてしまおうか考えてニヤニヤしていました。
おばちゃん、なんや楽しそうやな~。おいらも楽しくなってきたわ。
バカな子だね・・・今夜自分が食われる事にも気づかないで楽しいだなんて。
ヤマンバは心の中で思っていました。
お腹が空いてるだろう?鍋の中のいのしし汁でも食べな。
わ~、うまそう!!いただきまーす。
何も知らないしょうたは、美味しそうにいのしし汁を食べています。
モグモグと食べているしょうたを見ていたヤマンバ。
なんと、まあ、かわいらしい・・・・。おや、わたしは今、何て事を思ったんだろう。これから食べようと思う子をかわいらしいだなんて。
ごちそうさまでした!!おいしかったです。おばちゃん、料理上手やね~。
そうかい、ありがとね。お前、どうしたんだい?足に怪我してるじゃないか・・・。
さっき、石につまづいて転んでしもて・・・。
今から、風呂を沸かすから、ちょっと待ってな。
じゃあ、手伝うよ。おいらの家は旅籠だから、薪を運んだり、水を汲んだり毎日手伝ってるんだ!!
お前はやさしんだね。ところで、お前名前を聞いてなかったね。教えてくれるかい?
おいらはしょうたって言うんだ。
しょうた、いい名前だね。
それから、ヤマンバとしょうたは一緒に風呂を沸かしました。
人懐こい、優しい素直なしょうたと共に過ごす内に、ヤマンバの心が変化していきました。
風呂を沸かすのが、こんなに楽しいなんて思った事は無かったな・・・。
しょうたの可愛らしさと心の美しさに、ヤマンバはしょうたを食べる事を迷いはじめていました。
こんなにも、可愛らしい子供を食べる事なんて・・・・・。
ヤマンバはキズに良く効くという薬草を風呂にいれてあげました。
これで足の怪我もなおるからな。
ありがとう、おばちゃん。おばちゃんはやさしいんだね。
わたしが優しい?そんな事初めて言われたね~。
しょうたの優しい気持ちがヤマンバの心さえも変えてしまったのです。
おばちゃん・・・おててがあかぎれだね。おばちゃんも薬草で治るとええね!
この子はなんて優しい子なんだい。こんなに優しくていい子はやっぱり食べる事はできないじゃないか・・。
翌朝しょうたが起きると、ヤマンバの姿はありませんでした。
いろりの鍋にはおかゆが炊かれておりました。
そして、お盆の上に手紙がありました。
『おかゆを腹いっぱい食べたら家に帰れ。
木の実は持って帰って食べなさい。
残った種は庭に埋めるといい。
このかがみはしょうたにあげよう。
しょうたが困った時に助けてくれるはずじゃ。
ハハのタニのおばちゃんより。』
お盆の上の木の実は、しょうたが探しても見つからなかった、オカンの大好きな木の実でした。
しょうたはかがみを手にとって、自分をうつしてみました。
へ~っ、おいらの顔って、こんなんやったんか。
しょうたは急いでおかゆをかき込んで、着物の袖に鏡をいれました。
木の実は二つあったのに、しょうたは一つしか手に取りませんでした。
家に帰ると、皆が心配して待っていました。
しょうたは直ぐに、オカンに木の実を食べさせてあげました。
オカンが元気になって、よかったわ~。
しょうたは嬉しくなりました。
しょうたが嬉しくなると、みんなも嬉しくなりました。
みんなが嬉しくなったので、しょうたはもっとうれしくなりました。
オカンが食べた木の実の種・・・庭に埋めるんやったな。
しょうたはヤマンバの手紙の通りにタネを庭に埋めました。
その頃、ハハのタニのヤマンバは・・・
『もういっこのきのみは、おばちゃんのぶんです。
たべてください。
しょうた』
本当に優しい子なんだね、しょうた。お前を食べなくてよかったよ。
ヤマンバが口笛を吹くと、山からキレイな青い鳥がやって来ました。
この木の実を、しょうたに届けて来ておくれ。
ピピピピピッツ・・・。
青い鳥は木の実をくわえて飛んで行きました。
その頃、しょうたは鏡で遊んでいました。
お日様がうつると、キラキラしてきれいやな~。
ところが、鏡に反射している光を見て、オトンがしょうたの所に来たのです。
その鏡はどうしたんだい?
ハハのタニのおばちゃんにもらったんだよ。ほらっ!!
ハ・・・ハハのタニだって?そんな物はすぐに捨てなさい。ほら、早く。
オトンは鏡を遠くへ放り投げて、捨ててしまいました。
しょうたは悲しくなりました。
そして、鏡を探しに行きました。
一層懸命に探しましたが、なかなか見つかりません。
疲れて歩けなくなったしょうたは、大きな木のほこらで眠ってしまいました。
あっ、もう夜になってもうた。かがみは見つからへんし、オトンも心配してるやろな・・・・。
しょうたは目をこすりながらほこらを出ました。
すると、草むらの中に、キラキラと光る物が見えます。
何やろな?あっ、かがみや!!かがみや!!
ヤマンバからもらった鏡に、満月が綺麗に映って光っていたのです。
ああ、お月さんや。きれいやな~。
しょうたは鏡に映る月を見ながら歩いていました。
すると不思議な事に、気づいたら家のすぐそばまで来ていました。
しょうたは、かがみを木の実を埋めた穴に隠しました。
ぐおおおおおおん・・・・。
うわ~っ、なんやねんっ!!
目の前の土から、急に目が出た瞬間にものすごい速さで大きくなっていました。
しょうたが瞬きをしている間に、木はしょうたと同じくらいの大きさになっていました。
その木は満月の夜が来る度に大きくなって、あっという間に実を付けるようになりました。
もっと不思議な事に、この木だけは一年中、絶やす事無く実を付けるのでした。
いつからか木は二本になり、満月の夜にぐんぐんと育っていくのでした。
しょうたは沢山の木の実を、村の人や、旅籠の旅人に分けてあげました。
木の実をもらった人も、旅人もみんな幸せそうな顔になりました。
しょうたは、みんなの幸せそうな顔を見るのが大好きでした。
みんなの幸せは、
おいらのしあわせやんな。
めでたし、めでたし。
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追記はヤマンバのその後・・・・(笑)
ハハのタニ・・・ハハニタじゃあないんですよ、みなさん(笑)
ハハのタニに住んでいたヤマンバは、見た目も心も美しいしょうたくんに出会い改心したのです。
真っ当な人間に生まれ変わる為に仙人の弟子になり修行をしたのです。
オオのタニと呼ばれる伝説の仙人の元へ長い時間を掛けてたどり着き、
辛い修行に耐えたのです。
ヤマンバがどんな姿に生まれ変わったのか?
それは、また別のおはなし・・・。
妄話日本昔ばなし ~ハハのタニ~
むか~し、むかしのお話です。
ある村に、しょうたという、それはそれは可愛らしい男の子がいました。
しょうたの家はずっと昔から旅籠を営んでおりました。
一山も二山も超えた遠い村からも、しょうたの姿を見るために旅人が訪れるほどでした。
ある日、しょうたのオカンが病気になってしまいました。
心優しいしょうたは、病気のオカンにと、木の実を探しに山へ行きました。
確か、この辺りにオカンの大好きなんが、生ってたはずやのに・・・・・。
オカンの大好きな木の実はなかなか見つける事が出来ませんでした。
気づくとあたりは真っ暗でした。
ィタッ!!石につまずいて転んでもうた。家に帰らんと皆が心配するやろな・・・。
しょうたは疲れて、真っ暗な山道に座り込んでしまいました。
すると、目の前の石にちょうちょがとまりました。
一匹のちょうちょに導かれるように歩いていくと一軒の家の明かりが見えました。
ちょうちょさん、おおきに。今夜はこの家に泊めてもらえるやろか。
しょうたは山の中にぽつんと建つ一軒の家に近付いて行きました。
こんばんは~・・・すみません、だれかいますか?
何も知らないしょうたは、家の入口で声を出しています。
しょうたが迷い込んでしまった場所。
そこは、「ハハのタニ」と呼ばれていて、名前とは裏腹にヤマンバが住んでいるという言い伝えがあり、村の人は決して近付かない場所だったのです。
そんな事も知らずにしょうたは声を掛け続けています。
あの~、道に迷って・・・今晩とめてもらえませんか?
なんだい!!うるさいね~・・・。
姿を現したのは、6尺ほどの身の丈に24貫ほどの、大きな大きなヤマンバでした。
お前はわたしの姿を見ても驚かないのか?
しょうたはにっこり笑いながら言いました。
おばちゃん、優しそうな目してはるな~。
ヤマンバは自分の姿を見て驚かないしょうたに、驚いていました。
はじめてじゃな、わたしを見て驚かんかったヤツは。
あの~、道に迷ってしまったんで、今夜とめてもらってもええですか?
ああ、構わないよ。どこでも好きな所でやすんだらええ。
そう言いながら、ヤマンバは今夜しょうたをどうやって食べてしまおうか考えてニヤニヤしていました。
おばちゃん、なんや楽しそうやな~。おいらも楽しくなってきたわ。
バカな子だね・・・今夜自分が食われる事にも気づかないで楽しいだなんて。
ヤマンバは心の中で思っていました。
お腹が空いてるだろう?鍋の中のいのしし汁でも食べな。
わ~、うまそう!!いただきまーす。
何も知らないしょうたは、美味しそうにいのしし汁を食べています。
モグモグと食べているしょうたを見ていたヤマンバ。
なんと、まあ、かわいらしい・・・・。おや、わたしは今、何て事を思ったんだろう。これから食べようと思う子をかわいらしいだなんて。
ごちそうさまでした!!おいしかったです。おばちゃん、料理上手やね~。
そうかい、ありがとね。お前、どうしたんだい?足に怪我してるじゃないか・・・。
さっき、石につまづいて転んでしもて・・・。
今から、風呂を沸かすから、ちょっと待ってな。
じゃあ、手伝うよ。おいらの家は旅籠だから、薪を運んだり、水を汲んだり毎日手伝ってるんだ!!
お前はやさしんだね。ところで、お前名前を聞いてなかったね。教えてくれるかい?
おいらはしょうたって言うんだ。
しょうた、いい名前だね。
それから、ヤマンバとしょうたは一緒に風呂を沸かしました。
人懐こい、優しい素直なしょうたと共に過ごす内に、ヤマンバの心が変化していきました。
風呂を沸かすのが、こんなに楽しいなんて思った事は無かったな・・・。
しょうたの可愛らしさと心の美しさに、ヤマンバはしょうたを食べる事を迷いはじめていました。
こんなにも、可愛らしい子供を食べる事なんて・・・・・。
ヤマンバはキズに良く効くという薬草を風呂にいれてあげました。
これで足の怪我もなおるからな。
ありがとう、おばちゃん。おばちゃんはやさしいんだね。
わたしが優しい?そんな事初めて言われたね~。
しょうたの優しい気持ちがヤマンバの心さえも変えてしまったのです。
おばちゃん・・・おててがあかぎれだね。おばちゃんも薬草で治るとええね!
この子はなんて優しい子なんだい。こんなに優しくていい子はやっぱり食べる事はできないじゃないか・・。
翌朝しょうたが起きると、ヤマンバの姿はありませんでした。
いろりの鍋にはおかゆが炊かれておりました。
そして、お盆の上に手紙がありました。
『おかゆを腹いっぱい食べたら家に帰れ。
木の実は持って帰って食べなさい。
残った種は庭に埋めるといい。
このかがみはしょうたにあげよう。
しょうたが困った時に助けてくれるはずじゃ。
ハハのタニのおばちゃんより。』
お盆の上の木の実は、しょうたが探しても見つからなかった、オカンの大好きな木の実でした。
しょうたはかがみを手にとって、自分をうつしてみました。
へ~っ、おいらの顔って、こんなんやったんか。
しょうたは急いでおかゆをかき込んで、着物の袖に鏡をいれました。
木の実は二つあったのに、しょうたは一つしか手に取りませんでした。
家に帰ると、皆が心配して待っていました。
しょうたは直ぐに、オカンに木の実を食べさせてあげました。
オカンが元気になって、よかったわ~。
しょうたは嬉しくなりました。
しょうたが嬉しくなると、みんなも嬉しくなりました。
みんなが嬉しくなったので、しょうたはもっとうれしくなりました。
オカンが食べた木の実の種・・・庭に埋めるんやったな。
しょうたはヤマンバの手紙の通りにタネを庭に埋めました。
その頃、ハハのタニのヤマンバは・・・
『もういっこのきのみは、おばちゃんのぶんです。
たべてください。
しょうた』
本当に優しい子なんだね、しょうた。お前を食べなくてよかったよ。
ヤマンバが口笛を吹くと、山からキレイな青い鳥がやって来ました。
この木の実を、しょうたに届けて来ておくれ。
ピピピピピッツ・・・。
青い鳥は木の実をくわえて飛んで行きました。
その頃、しょうたは鏡で遊んでいました。
お日様がうつると、キラキラしてきれいやな~。
ところが、鏡に反射している光を見て、オトンがしょうたの所に来たのです。
その鏡はどうしたんだい?
ハハのタニのおばちゃんにもらったんだよ。ほらっ!!
ハ・・・ハハのタニだって?そんな物はすぐに捨てなさい。ほら、早く。
オトンは鏡を遠くへ放り投げて、捨ててしまいました。
しょうたは悲しくなりました。
そして、鏡を探しに行きました。
一層懸命に探しましたが、なかなか見つかりません。
疲れて歩けなくなったしょうたは、大きな木のほこらで眠ってしまいました。
あっ、もう夜になってもうた。かがみは見つからへんし、オトンも心配してるやろな・・・・。
しょうたは目をこすりながらほこらを出ました。
すると、草むらの中に、キラキラと光る物が見えます。
何やろな?あっ、かがみや!!かがみや!!
ヤマンバからもらった鏡に、満月が綺麗に映って光っていたのです。
ああ、お月さんや。きれいやな~。
しょうたは鏡に映る月を見ながら歩いていました。
すると不思議な事に、気づいたら家のすぐそばまで来ていました。
しょうたは、かがみを木の実を埋めた穴に隠しました。
ぐおおおおおおん・・・・。
うわ~っ、なんやねんっ!!
目の前の土から、急に目が出た瞬間にものすごい速さで大きくなっていました。
しょうたが瞬きをしている間に、木はしょうたと同じくらいの大きさになっていました。
その木は満月の夜が来る度に大きくなって、あっという間に実を付けるようになりました。
もっと不思議な事に、この木だけは一年中、絶やす事無く実を付けるのでした。
いつからか木は二本になり、満月の夜にぐんぐんと育っていくのでした。
しょうたは沢山の木の実を、村の人や、旅籠の旅人に分けてあげました。
木の実をもらった人も、旅人もみんな幸せそうな顔になりました。
しょうたは、みんなの幸せそうな顔を見るのが大好きでした。
みんなの幸せは、
おいらのしあわせやんな。
めでたし、めでたし。
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追記はヤマンバのその後・・・・(笑)
ハハのタニ・・・ハハニタじゃあないんですよ、みなさん(笑)
ハハのタニに住んでいたヤマンバは、見た目も心も美しいしょうたくんに出会い改心したのです。
真っ当な人間に生まれ変わる為に仙人の弟子になり修行をしたのです。
オオのタニと呼ばれる伝説の仙人の元へ長い時間を掛けてたどり着き、
辛い修行に耐えたのです。
ヤマンバがどんな姿に生まれ変わったのか?
それは、また別のおはなし・・・。
お体の調子はいかがですか?
~ハハのタニ~
とてもしあわせな気持ちになれました☆↑↑
いいお話ですね~それにおもしろいです◎引き込まれました
本になって
ちいさいこがみんな読めたらいいのに…
可愛らしい
素直な優しい
しょうた
の姿が思い浮かんで、これまた幸せ感も二倍でした♪
ありがとう☆∞!
また書いて下さいね!!楽しみにしてます(*⌒▽⌒*)
NANAちゃんのチケットもはやく希望かなうといいですねっ
やさしいしょうたのお話に心がほっこりとなりました♪
ありがとうございます(^-^)
ハハのタニのオオのタニ(ん?オオニタ???)に弟子入りしたその後の話も楽しみにしていま~す☆