鏡の向こうへ
消えていったものが
います
しかられたように
空をみあげることは
ありませんか
空を鏡だと思った
ことはありませんか
ガラスにぼんやり
映っている自分を
過ぎて
もっと遠くを
見ていることは
ありませんか
待っているとき
だれを待っているか
忘れてしまった
ことはありませんか
自分が
この世界の
たった一枚の
鏡だと
思たことはありませんか
自分が
ゲームの最後
ぴしりと
テーブルに置かれ
まぶしい世界を見あげている
スペードのエースだと
消えていったものが
います
しかられたように
空をみあげることは
ありませんか
空を鏡だと思った
ことはありませんか
ガラスにぼんやり
映っている自分を
過ぎて
もっと遠くを
見ていることは
ありませんか
待っているとき
だれを待っているか
忘れてしまった
ことはありませんか
自分が
この世界の
たった一枚の
鏡だと
思たことはありませんか
自分が
ゲームの最後
ぴしりと
テーブルに置かれ
まぶしい世界を見あげている
スペードのエースだと