写真はお遍路を始めて5日目、太龍寺ロープウェイから見えた「道の駅鷲の里」などの風景。
写真の日、10月19日(木)は早めに起きる予定だったが、ゆっくり8時近くに起きた。急ぎ、テントを片付ける。
その日、キャンプを張ってたわじきラインキャンプ場に、鉄腕ダッシュの撮影でTOKIOが来るらしい。キャンプ場オーナーの情報。
オーナーの話によると、「川下りと自転車でどっちが早いか」競うらしい。キャンプ場はその途中の休憩場所になるんだとか。
このままここに居続けて見てみたいとも思ったが、自分のスケジュールも押してたので、21番寺太龍寺に向かった。
太龍寺下の道の駅鷲の里横の河川敷で朝飯を食べ、ロープウェイに自転車と共に乗る。同じように自転車でお遍路を廻っているTさん親子と同乗した。奈良から来たお遍路さんで、ベレー帽を被った60代くらいのお父さんと30代くらいの娘さんの2人コンビ。
Tさん親子は自転車で太龍寺から山を下る危険性をロープウェイの乗務員に諭されたらしく(ママチャリだった)、自転車は道の駅鷲の里に置いてきたとのこと。Tさん親子とは、その後もいろんな所で遭遇した(Tさん親子についてはまた改めて書きます)。
ロープウェイは10分くらいで太龍寺に到着した。21番寺太龍寺は立派なお寺で、荘厳な観光スポットだった。山の頂上からの眺めは素晴らしく、徳島の山々を眼窩に、広大な敷地のお寺が山の上にそびえている風景は、歴史と尊厳さを感じさせる、意味ある風景だった。このお寺を空海が築いてから長い間維持運営させてきた歴史的事実を目の当たりにして、その時間の長さと人の営みに驚いた。
山の頂上にあるお寺の焼山寺や鶴林寺に対しても同じようにそんな思いがよぎった。
一通り参拝を済ませた後、腰をおろして休んでいたTさん親子に別れを告げて、22番平等寺へ向かった。
太龍寺からの急な下りの林道はスリル満点。最高速度55km、しかも舗装されていない道も結構あり、重いMTB(ダウンヒルも耐えうる自転車)を持ってきた甲斐があった。下り時間は15分程度ではあったが、気分も晴れるような午前のひととき。最高!
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