>> 2007TOUR~後書き11~の続き
7月22日(日)、深夜の下松SA、トラックのエンジン音や熱帯夜で寝れなくて、サービスエリアをうろうろしたりして時間を潰した。3時間くらいは寝たかな。
朝、下松SAを出発した。今日の予定はまず広島で平和記念資料館を見て神戸のライブに備えてその近くのキャンプ場まで行く予定。そのためにわざわざ昨日30分だけインターネットカフェに寄り道。
広島、宮島近くのICで高速を下りて、下の国道を走った。天候は曇りだったけど、宮島は見えた。宮島に行くって事も考えたけど、通勤ラッシュ時間帯で道が混んでることもあり、車を降りずに海沿いに宮島を眺めるだけで、素通り。
広島市に入ると、懐かしい風景だった。1年ほど前に仕事でこの辺りを車で走ったことがあったから。広島の町は思ったほど大きくない。山が海岸線近くまで近づいていて、海と山に挟まれた平野にひしめき合うように建物が隙間無く乱立している。そして道路は狭い。この街がこの地域の中心的存在になる地理的条件を兼ね備えているとは思うけど、そんなに過ごしやすい土地だとは思えない。
広島市街にある平和記念資料館に着いて、近くの駐車場に車を停め資料館を見た。
入場料が50円って事にまず驚く。これだけ大きな資料館なら500円以上は覚悟していたのだけれど。
そして、展示物を見る。中学時代に「はだしのゲン」を読んだ時のイメージがあったから、相当酷いシーンの物が展示されているのかと思いきや、それほどでもなく、意外と感情を引っくり返されないで見ることが出来た。むしろ冷静に原爆を見ることが出来たかも。
閲覧中、突然泣き出す若い女の子がいたりして、感受性が強い人がいるな、と思ったりしたが・・・、普通に会話しながら無神経に笑いながら、何も見ずに通り過ぎる観光客のおっさんがいたりして、「こういう部類の人間の心はどうなっているのか」と思いながら閲覧した。
曇り空の下、資料館を出て原爆ドーム<マップ>を見て、出発した。
広島市街を北上し、高速にのってひたすら東上した。
2~3時間ぐらい走って、兵庫相生ICで高速を下り、今日の宿泊地、羅漢の里キャンプ場<マップ>へ向かった。
高速を下りて30分ほど移動すると羅漢の里キャンプ場があった。まだ15時程度、急いでテントを設置し、買い物に出かけることにした。
キャンプ場の管理棟でこの辺のスーパー情報を聞くと、色々と教えてくれた。その聞いた相手の管理人さんが面白かった。
管理人さんは手書きの地図を書いて丁寧に説明してくれた。手近にあったペンで地図を書き始めると、そのペンが五色出る色鉛筆で、書けば書くほど彩り豊かになっていって、よくわからないふざけた地図になり、「なんやコリャ?」とペンを机に叩きつけた。
改めて別の裏紙に書いてくれたのだが、その紙はさっき僕が記入したキャンプ場利用書で(それは後で気付いたのだが)。
会話にしても、まるで志村けんの耳が遠いおばあさんのように何度も何度も同じ事を説明してくれて、おっちょこちょいで面白いおじさんだった。
近くにあるマックスバリューまで車で行き、夕食の食材と虫除けジェルを買って羅漢の里に戻った。
山の中の谷川沿いの羅漢の里、虫がかなり出るだろうと、夕食の準備前に入念にジェルを塗り夕食を作る。
夕食は豚肉の生姜炒めとご飯、きゅうりの塩酢もみ。飯盒の使い方も手馴れたもので、美味しいご飯とおかずを食べた。食後、キャンプ場を散歩。
今日は、夏休みもスタートしたのか、小学生くらいの子供達がコテージの方で多く泊まっていた。僕らのテントまでは聞こえてこなかったが、散歩してるとコテージでドスンドスンと遊んでいる音が聞こえた。
夏休み開始早々、一年で一番興奮する時期だったかなと思い出した。
谷川のキャンプ場、涼しい風が入るテント。テントは4~5人用なのでかなりゆったり出来る。横になってうだうだお酒を飲んでいるうちに就寝。
>>続く
>>papalionホームページ
7月22日(日)、深夜の下松SA、トラックのエンジン音や熱帯夜で寝れなくて、サービスエリアをうろうろしたりして時間を潰した。3時間くらいは寝たかな。
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広島、宮島近くのICで高速を下りて、下の国道を走った。天候は曇りだったけど、宮島は見えた。宮島に行くって事も考えたけど、通勤ラッシュ時間帯で道が混んでることもあり、車を降りずに海沿いに宮島を眺めるだけで、素通り。
広島市に入ると、懐かしい風景だった。1年ほど前に仕事でこの辺りを車で走ったことがあったから。広島の町は思ったほど大きくない。山が海岸線近くまで近づいていて、海と山に挟まれた平野にひしめき合うように建物が隙間無く乱立している。そして道路は狭い。この街がこの地域の中心的存在になる地理的条件を兼ね備えているとは思うけど、そんなに過ごしやすい土地だとは思えない。
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入場料が50円って事にまず驚く。これだけ大きな資料館なら500円以上は覚悟していたのだけれど。
そして、展示物を見る。中学時代に「はだしのゲン」を読んだ時のイメージがあったから、相当酷いシーンの物が展示されているのかと思いきや、それほどでもなく、意外と感情を引っくり返されないで見ることが出来た。むしろ冷静に原爆を見ることが出来たかも。
閲覧中、突然泣き出す若い女の子がいたりして、感受性が強い人がいるな、と思ったりしたが・・・、普通に会話しながら無神経に笑いながら、何も見ずに通り過ぎる観光客のおっさんがいたりして、「こういう部類の人間の心はどうなっているのか」と思いながら閲覧した。
曇り空の下、資料館を出て原爆ドーム<マップ>を見て、出発した。
広島市街を北上し、高速にのってひたすら東上した。
2~3時間ぐらい走って、兵庫相生ICで高速を下り、今日の宿泊地、羅漢の里キャンプ場<マップ>へ向かった。
高速を下りて30分ほど移動すると羅漢の里キャンプ場があった。まだ15時程度、急いでテントを設置し、買い物に出かけることにした。
キャンプ場の管理棟でこの辺のスーパー情報を聞くと、色々と教えてくれた。その聞いた相手の管理人さんが面白かった。
管理人さんは手書きの地図を書いて丁寧に説明してくれた。手近にあったペンで地図を書き始めると、そのペンが五色出る色鉛筆で、書けば書くほど彩り豊かになっていって、よくわからないふざけた地図になり、「なんやコリャ?」とペンを机に叩きつけた。
改めて別の裏紙に書いてくれたのだが、その紙はさっき僕が記入したキャンプ場利用書で(それは後で気付いたのだが)。
会話にしても、まるで志村けんの耳が遠いおばあさんのように何度も何度も同じ事を説明してくれて、おっちょこちょいで面白いおじさんだった。
近くにあるマックスバリューまで車で行き、夕食の食材と虫除けジェルを買って羅漢の里に戻った。
山の中の谷川沿いの羅漢の里、虫がかなり出るだろうと、夕食の準備前に入念にジェルを塗り夕食を作る。
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今日は、夏休みもスタートしたのか、小学生くらいの子供達がコテージの方で多く泊まっていた。僕らのテントまでは聞こえてこなかったが、散歩してるとコテージでドスンドスンと遊んでいる音が聞こえた。
夏休み開始早々、一年で一番興奮する時期だったかなと思い出した。
谷川のキャンプ場、涼しい風が入るテント。テントは4~5人用なのでかなりゆったり出来る。横になってうだうだお酒を飲んでいるうちに就寝。
>>続く
>>papalionホームページ