小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

LEONARD COHEN / SONGS FROM THE ROAD (COLUMBIA)

2024-12-24 07:45:46 | LEONARD COHEN
最近はジャズのオリジナル盤は高値なので手を出す気になれず入手したのは安価なものを数枚、一番繰返し聴いたのは国内盤「the modern jazz quartet / european concert」の二枚でした。以前は「The Modern Jazz Quartet / The Last Concert」の二枚組を良く聴いていましたが全盛期の演奏を録音している事も有り「european concert」のが聴き応え有ります。
今年はネットオークションよりも Amazon 等で洋楽の新譜レコードを入手することが多く、中でも Leonard Cohen の聴きたかった本盤を見つけた時は、即ポチしました。以前入手した「Live In London」三枚組が凄く良かったので、次作のライブ盤(本盤)が気になっていたんです。

今年入手の一番心に沁みた(文字通りの)レコード
Leonard Cohen – lead vocal, guitar and keyboard
Bob Metzger – lead guitar, pedal steel guitar and background vocal
Javier Mas – 12-string guitar, bandurria, laud, archilaud
Roscoe Beck – musical director, electric bass guitar, stand-up bass and background vocal
Dino Soldo – keyboard, wind instruments, harmonica and background vocal
Neil Larsen – keyboards
Rafael Bernardo Gayol – drums and percussion
Sharon Robinson – background vocal
The Webb Sisters:
  Charley Webb – background vocal and guitar
  Hattie Webb – background vocal and harp
RECORDED October 10,2008 - September 24,2009

A1. Lover, Lover, Lover 
A2. Bird On The Wire 
A3. Chelsea Hotel 

B1. Heart With No Companion 
B2. That Don't Make It Junk 
B3. Waiting For The Miracle 

C1.Avalanche 
C2. Suzanne 
C3. The Partisan 
C4. Famous Blue Raincoat 

D1. Hallelujah 
D2. Closing Time

C面D面の流れはファンなら涙モノ、この二枚組は全4面を通して聴きたくなる魅力が有ります。

MADELEINE PEYROUX / careless love

2022-03-04 07:38:07 | LEONARD COHEN

(2004)

SIDE A:
1. Dance Me to the End of Love(Leonard Coohen)
2. Don't Wait Too Long
3. Don't Cry Baby
4. You're Gonna Make Me Lonesome When You Go
5. Between the Bars(Elliott Smith)
6. No More

SIDE B:
1. Lonesome Road
2. J'ai Deux Amours
3. Weary Blues(Hank Williams)
4. I'll Look Around
5. Careless Love
6. This Is Heaven to Me

2004年に発売の「Careless Love」に未発表ライヴ音源など多々追加収録した3枚組レコードが、2021年に発売されました。ジャケットも魅力的でしたが L.Cohen の Dance Me to the End of Love が気になり購入しました。結果は大正解で、他にも魅力的な曲が何曲も入っています。赤字タイトルは大推薦曲です。残りの2枚は 2005年のジャズフェスティバルでのライブを収録し、これまた聴き応え有る内容です。
このレコードを LEONARD COHEN のカテゴリーで紹介するのは可笑しいと思うけど購入キッカケが L.Cohen の曲なので取り合えず良しとします。



Joan Baez / DIAMONDS AND RUST IN THE BULLRING

2021-06-14 07:42:30 | LEONARD COHEN
1988 (2014 Analogue Productions Reissue)

A1. Diamonds and Rust
A2. Ain't Gonna Let Nobody Turn Me Around
A3. No Woman No Cry
A4. Famous Blue Raincoat
A5. Swing Low Sweet Chariot
A6. Let It Be

B1. El Preso Numero Nueve
B2. Llego Con Tres Heridas
B3. Txoria Txori
B4. Ellas Danzan Solas (Cueca Sola)
B5. Gracias A La Vida
B6. No Nos Moveran"Diamonds & Rust" (Joan Baez) – 3:45

以前 "Jennifer warnes the songs of leonard cohen / famous blue raincoat" の紹介で、更に凄いタイトル曲のカバーを見つけたと書きましたが、その曲が収録されているのが本作です。私にとって J.Baez は Bob Dylan の Rolling Thunder Revue に彼女が同行していたのがキッカケで身近な存在になりました。10年程前にデビューアルバムをジャケット買いした時に Best of Joan C. Baez も一緒に購入し、そこに収録されていた Diamonds and Rust が久々の個人的大ヒット曲(発売後30年以上経っていますが)その後かなりの頻度で聴きました(A面一曲目というのが、また針を落としやすく輪をかけました)。
このレコードは Analogue Productions の復刻盤で評判が良く気になっていましたが、ライブ盤なので目当ての Diamonds and Rust をライブ特有のノリで崩して歌われるのではないかと思い買うのを迷いましたが買って大正解、スタジオ盤と変わらない歌い方でアコースティックギターの音が凄く良いわ臨場感も有るわで完全にスタジオ盤の同曲を上回っています。この一曲だけでも満足のレコードだと思いますが4曲目の Famous Blue Raincoat で更にビックリ、Jennifer warnes 盤を上回る出来だと思います(収録されている事自体知らなかったので驚き倍増)。Leonard Cohen の沈鬱オリジナルも勿論良いけど何度も聴くのは辛いとこがありますが J. Baez の曲は大丈夫、何度聴いてもあきません。B面のスペイン語の曲も本来のライブ盤特有のノリが味わえて好きです。
このレコードは本当に良い!お薦め盤です。

ジャケットの赤マントはタイトルの BULLRING (闘牛場)に因んでいることに今気付きました。

JENNIFER WARNES the songs of leonard cohen / famous blue raincoat

2021-05-31 12:44:58 | LEONARD COHEN

1986
A1. First We Take Manhattan
A2. Bird On a Wire
A3. Famous Blue Raincoat
A4. Joan of Arc

B1. Ain't No Cure for Love
B2. Coming Back to You
B3. Song of Bernadette
B4. A Singer Must Die
B5. Came So Far for Beauty

このレコードは2015年に復刻されたものです。J.Warnes のレコードは、1982年に J.Cocker が彼女と歌った「愛と青春の旅立ち」がアカデミー歌曲賞を取った頃に 「Jennifer warnes / Jennifer warnes」 を初めて買いました。でも数回聴いただけでお蔵入りのレコードに、2016年にオーディオ雑誌で彼女の 「The Hunter(1992)」 が優秀録音盤として紹介されているのを知り、気になり手に入れましたが音が良いのは分かりましたが、内容は私には今ひとつでした。次に買ったのが本レコード、これは傑作です。彼女の歌も素晴らしいですけど Leonard Cohen の曲の素晴らしさを再認識しました。これ以降 L. Cohen が最も気になる男性歌手になり「You Want It Darker(2016)」 も勿論入手、合せて過去のレコードも少しづつ集め始めました。その年に亡くなったのは本当に残念な事です。1982年に「Various Positions」を買って聴いているのに、私は40年かかって素晴らしさに気づきました。

A1 First We Take Manhattan は聴くと元気がでてくるアップテンポの曲、A2 Famous Blue Raincoat はタイトル曲で一番の聴きもの、 A4 Joan of Arc は L. Cohen がゲスト参加で J.Warnes とデュエットしています。今回改めて気付きましたが、私は殆どA面ばかり聴いていました。B面を聴いたのは本当に久しぶり、やはりA面のが良いです。

最後に J.Warnes が歌う Famous Blue Raincoat は L. Cohen の同曲に匹敵する出来だと思いますが、更に凄い Famous Blue Raincoat のカバーを偶然に見つけてしまいました。ファンの方は「何を今頃言っているの」と思うでしょう。次回に紹介します。