小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

Charlie Haden & Christian Escoude / Gitane (ALL LIFE)

2024-11-19 07:58:11 | JAZZ

(1979)
Charlie Haden : double bass, Christian Escoudé – guitar
Recorded September 22, 1978
Studio Des Champs-Elysees, Paris, France

A1. Django
A2. Bolero
A3. Manoir De Mes Rêves
A4. Gitane

B1. Nuages
B2. Dinette
B3. Improvisation

今まで雑誌やブログなどで本盤が取り上げられているのを見ても気にした事は有りませんでしたが、凄く好きな John Lewis の "Django" 収録を知ってからは「聴いてみたい!」に変わり、ネットオークションをチェックするようになりました。1979年発売なので直ぐに入手できると思いましたが予想外の出品の少なさと高値にビックリ、演奏は静か目のデュオ構成だから盤質も良くないと聴き辛いので上限金額を5千円に決めチェック開始。勿論この条件だと幾ら待っても入手が出来ないのは皆さんご存知、知らないのは私だけでした。私の条件だとネットオークションでの入手は難しいでしょう。

BLUE NOTE 私の10枚

2024-10-27 06:41:18 | JAZZ
ブログ「安曇野ジャズファンの雑記帳」にお邪魔して、私もレコードコレクターズを定期購読しているので改めて記事を読み返しました。一位の「OUT TO LUNCH」は正直以外な結果でしたが、選者としての立場もあるので「これは一応入れとかないと」と皆が選んだ結果で一位になった様な気がします。
私が聴き直した印象は、B.Hutcherson 参加で何か新しさを感じさせる演奏なので次作を聴いてみたいと思うけど現実的には無いので不可能、実験的だけどフリージャズほど刺激は無く曲も魅力を感じないので何度も聴きたいと思いませんでした。
選者のリストを読んでいたら、「東芝 BLP1500 SERIES 」の解説に付いていた「BLUE NOTE 私の10枚」を思い出したので自分も選んでみました。

BLUE NOTE 私の10枚



1. PAUL CHAMBERS QUARTET / BASS ON TOP (BLUE NOTE 1569)
私は P.Chambers のアルコではじまる "YESTERDAYS" が好きなのと K.Burrell の guitar も凄く良いので。

2. SONNY CLARK / COOL STRUTTIN' (BLUE NOTE 1588)
"BLUE MINOr" "DEEP NIGHT" は繰り返し聴いた耳タコ曲だけど、いまでも偶に聴きたくなります。どのメンバーのソロも良いけど A.Farmer ソロが何故か一番印象に残ります。

3. CANNONBALL ADDERLEY / SOMETHIN' ELSE (BLUE NOTE 1595)
"AUTUNM LEAVES" の H.Jones は今まで聴いたジャズピアノソロのベスト3に入る程好きです。

4. BUD POWELL / THE SCENE CHANGES (BLUE NOTE 84009)
"CLEOPATRA'S DREAM" も良いけどアルバム全体も聴き応え有ります。

5. DONALD BYRD / FUEGO (BLUE NOTE 84026)
"FUEGO" 一曲で満足するぐらい好きなレコードですが他の曲も良い。このレコードを聴いて D.Pearson が気になり出しました。

6. HORACE PARLAN / US THREE (BLUE NOTE 84037)
説明不要の "Us Three" 、名古屋のバナナレコード本店でキング盤を見つけた時は本当に嬉しかったです。

7. GRANT GREEN / IDOLE MOMENTS (BLUE NOTE 84154)
"Idole Moments" も良いけど 、私 MJQ が好きなので "Django" 収録も大きな魅力のレコードです。

8. DUKE PEARSON / WAHOO (BLUE NOTE 84191)
人気のピアノトリオも良いけど、私の場合は D.Pearson の一枚といったら本盤です。聴きものは勿論 "Wahoo" 、D.Byrd と J.Henderson も参加の三管が決め手だと思います。

9. BOBBY HUTCHERSON / HAPPENINGS (BLUE NOTE 84231)
ピンクのジャケット良し、選曲良し、メンバー良しの三拍子揃って新時代を感じさせる演奏、いま聴いても全く古さを感じないのが凄い。

10. BOOKER ERVIN / THE IN BETWEEN (BLUE NOTE 84283)
以前にカテゴリ「BOOKER ERVIN」で取り上げたレコードなので一言だけ、「B.Ervin ファンでなくても必携の一枚です。」

「東芝 BLP1500 SERIES 」を買い始めてから40年以上経ち、枚数は200枚(ほとんど国内盤です)を超えていますが、今でも繰り返し聴くレコードのベスト10が上記です。

BLUE NOTE には、好きな Miles Davis や John Coltrane 、Thelonious Monk のレコードも有り名盤と言われますが、入手当時は聴いても、後の全盛期演奏を他レーベルのレコードで聴いている為か、仮に針を落としても途中で物足りなくなり、針を上げ後年のレコードに替えてしまうのでベスト10には入れませんでした。



ROLAND KIRK / triple threat (KING)

2024-10-07 12:39:58 | JAZZ
THIRD DIMENSION (BETHLEHEM) の紹介でも書きましたが、勿論本盤は所有していません。以前からネットオークションにオリジナル盤が20万円越えの即決価格で出品されているのを見て入札する人が居るのかとウォッチリストに入れていました。先日、即決価格を外し入札価格一円スタートに変わったので、落札価格が幾らになるか R.Kirk ファンとして注目。結果は最終価格76、669円でした。自分なら BETHLEHEM 盤を所有しているので二万円(アブク銭が有ったら)が上限か。しかし落札者は無しなので、たぶん出品者が落札金額に納得できず終了間際に入札者を全員削除したのでしょう。



最近ネットオークションを見ているとオリジナル盤の金額に驚きます。そこまでお金が出せるとは、羨ましい懐具合です。
オリジナル盤ではないけど、初めて高額なレコードを買ったのは、40年前に発売された「Charles Mingus / Music Written For Monterey 1965, Not Heard, Played In Its Entirety At UCLA」の復刻盤、二枚組で一万円でした。スイングジャーナルの広告で知り直ぐに蒲郡レコード店で予約注文したことを覚えています。当時良く買っていたジャズレコードは、 東芝 BLP1500 SERIES が一枚2300円でしたから倍以上の金額でした。今思えば驚くような金額ではありませんがジャズ初心者には高額に感じました。今では殆ど聴くことは有りませんが、手放せない大事なレコードです。

BLP1568 HANK MOBLEY が50万円!

2024-09-20 07:35:27 | JAZZ
ネットオークションで時々チェックする出品者のレコードを見ていたら「HANK MOBLEY (BLUE NOTE)」の入札金額が50万円(税込)を超えました。私も40年前に「東芝 BLP1500 SERIES」が発売された時に国内盤を購入したことがあります。当時のジャズ批評にオリジナル盤の所有者の記事が載っていて「H.Mobley のツバキが飛んでくるのを感じるような凄い音!」とあり聴きたくなったのです。今回も実際に聴いてみましたが、演奏内容は可も無し不可も無し、国内盤にしては音も悪くありません。私は Van Gelder を教祖と仰ぐ信者では無いので、東芝の国内盤で充分です(負け惜しみ?)。



レコード一枚に50万円とは、本当に凄いです。私の場合は一枚当たり1万円代という縛りが有り ROLAND KIRK / THIRD DIMENSION が唯一2万円を超えた一枚でした。

THE DAVE BRUBECK QUARTET / TIME OUT (CBS YS-214)

2024-09-11 07:17:34 | JAZZ


Paul Desmond, alto sax; Dave Brubeck, piano; Gene Wright, bass; Joe Morello, drums
A)NYC, June 25, 1959
B)NYC, July 1, 1959
C)NYC, August 18, 1959

A1. Blue Rondo A La Turk (C)
A2. Strange Meadow Lark (B)
A3. Take Five (B)

B1. Three To Get Ready (A)
B2. Kathy's Waltz (A)
B3. Everybody's Jumpin' (A)
B4. Pick Up Sticks (C)

余りにも有名なレコード、最初に買ったのはソニーが80年代に出していたフォーエバーシリーズの国内盤でした。"Take Five" が勿論お目当てで入手しましたが、P.Desmond の alto sax ソロは魅力的だけど全体的に音が引っ込んでいるので聴かなくなりお蔵入り。ネットオークションを利用するようになり、輸入復刻盤なら音が良いかもと思い入手。結果は今ひとつだったので、それならばとオリジナル盤(当時は安価でした)を入手したら drums の音が全然違うのにビックリ、全く印象が変わりました。Take Five の準主役は J.Morello の drums 、それからは drums 中心に曲を聴くようになりました。個人的には Three To Get Ready の D.Brubeck piano ソロが音階を遊んでいるようで面白く、B面一曲目と言う事も有り良く聴きました。

今回紹介するのは1962年に発売された国内盤、何かの記事でペラジャケットの「TIME OUT」は音が良いと知り、オリジナル盤を持っていたけど入手。本当に音が良くオリジナル盤と変わりません。新品同様の盤質で金額は千円未満(20年以上前の事です)、ジャケットの紙質は薄くて安っぽいけど他は文句無し。62年発売の国内盤は二種類のレーベルが有り、赤黒の六つ目とオレンジが有ります。所有盤のオレンジレーベルは音が良いのを確認出来ましたが、赤黒六つ目レーベルは未確認です。