小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

roland kirk / I TALK WITH THE SPRITS (LIMELIGHT)

2023-06-30 17:57:38 | ROLAND KIRK


Roland Kirk, flute, alto flute, amplified flute, African wood flute, vocal interjections, cuckoo clock, music box; Bobby Moses, vibes; Horace Parlan, piano, celeste; Michael Fleming, bass; Walter Perkins, drums, percussion; Cyristal-Joy Albert, vocal.
Nola Penthouse Sound Studios, NYC, September 16-17, 1964

A1. Serenade To A Cuckoo
A2. Medley: We'll Be Together Again; People
A3. A Quote From Clifford Brown
A4. Trees
A5. Fugue'n And Alludin'

B1. The Business Ain't Nothin' But The Blues
B2. Talk With The Spirits
B3. Ruined Castles (aka Kojo No Tsuki)
B4. Django
B5. My Ship

LIMELIGHT 一枚目の本作、マルチプレイヤーの R.Kirk ですが今回は管楽器を flute(各種有り)に絞っている珍しい一枚。ライブ演奏で有名な Serenade To A Cuckoo は、これが初演になりスタジオという事もあり大人しめの演奏、R.Kirk の flute ソロのバックで聴くことが出来る bass は正にモダンジャズ(普通のジャズ)、H.Parlan のピアのソロも短いですが聴きものです。でも仕事中に YouTube でながら聴きして確認したら bass の音が奥に引っ込んでいて良さが全く伝わりません、パソコンでCD(昔買ったマーキュリーのコンプリートボックス)を聴いても同じ、レコード(モノラルのオリジナル盤)ではしっかりと聴くことができるので残念です。凄く好きな曲 Django は Modern Jazz Quartet の Prestige 盤の初演が文句なしの名演なのでカバーが難しい曲、R.Kirk がピアノトリオをバックに正統派の flute 一本で演奏していたらと思いますがオマケ付きのなので個人的には今一つの出来、「 Michel Legrand / Legrand Jazz」収録の同曲も少し大きめの編成で演奏し同じような印象を受けた記憶が有りのでピアノトリオかデュオの演奏のが演奏に向いているのでしょう。「Ray Bryant Trio (Prestige)」と 「Charlie Haden / gitan」の同曲も凄く好きで聴き飽きる事が有りません。
ファンならLIMELIGHT の三枚は凝ったジャケットの魅力も有るのでオリジナル盤を入手して目と耳で楽しみましょう。

A-9128 GABOL SZABO / jazz raga

2023-06-28 07:51:23 | IMPULSE


A)Gabor Szabo, guitar, sitar; Johnny Gregg, bass; "Pretty" Purdie, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 4, 1966

B)Gabor Szabo, guitar, sitar; Johnny Gregg, bass; Bob Bushnell, Fender bass guitar; "Pretty" Purdie, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, August 17, 1966

A1. Walking On Nails (B)
A2. Mizrab (B)
A3. Search For Nirvana (B)
A4. Krishna (A)
A5. Raga Doll (B)
A6. Comin' Back (A)

B1. Paint It Black (B)
B2. Sophisticated Wheels (A)
B3. Ravi (B)
B4. Caravan (A)
B5. Summertime (A)

G.Szabo の魅力的な guitar の音色に sitar も加わった本盤はサイケ時代真っ只中を感じさせ今の耳で聴いても古さを感じさせず(個人的に)文句なしの一枚と言いたいところですが聴き易いはずの "Caravan " と "Summertime" がサイケ色に合わず逆に古さを感じ残念、この二曲は選曲ミスでしょう。VENTURES がエレキギターで演奏した "Caravan" なんかは聴き応えあるのに不思議です。私は Rolling Stones のファンでは無いけど Paint It Black は曲自体も良くお薦めです。
sitar が好きな人は少し後の "AS-9163 Bill Plummer And The Cosmic Brotherhood" が、一枚まるごと sitar 演奏を聴くことが出来るので楽しめると思います。

予告:A-9129 Oliver Nelson / Sound Pieces

ジャケットをクリックすると大きくなります
80年代のアイドル全盛期を経験した人が本作を聴くとビックリすると思います。

ペット生涯費用の新聞記事を読んで:保険加入は大事!

2023-06-25 08:02:42 | 小梅日記
6月22日の中日新聞に「ペット生涯費用は」が載っていました。「犬の飼育費用、年間でどのくらい?」イングリッシュコッカースパニエルは中型犬に相当し年間26万円(内訳は食費13万円、ワクチン等が4万円、トリミングが9万円)とあります。小梅のカリカリはサイエンスダイエット、トリミングは年3回とその他で年間12万円程なのでお金の掛からない子でしたが3度の大病をした時は大変でした。夜中に突然発作を起こし翌日動物病院に行った時は「MRIで脳の検査(なんと7万円!)をすることが出来ますが行いますか?」と聞かれ少し迷ったけど「お願いします」。様子を見るため入院もしたので金額は10万円超え、この時は保険に入っておくべきだと思いました。人間と違い健康保険がないワンコの病気は金額の桁が一つ違います。
その後も保険に入らず大病の度に小梅基金が破綻し婆やに借金して支払う事になり後悔した爺やです。
(小梅基金の財源は爺やのこずかいです)
借金はネットオークションにレコードを出品してお金を作り返済、断捨離も出来一挙両得(負け惜しみです)


(パピー時代の小梅、こんな顔をを見たらお金を惜しむわけにはいきません)

J.J.CALE / TO TULSA AND BACK (Because Music)

2023-06-23 07:28:24 | J.J.CALE

(2004)
J. J. Cale : Vocals, Guitar, Synthesizer, Banjo, all other instruments
Shelby Eicher : Fiddle, Mandolin ( A1,4 B2 C3 D1 )
Christine Lakeland : Guitar ( A1,4 B2 C3 D1 )
Don White : Guitar ( A1,4 B2 C3 D1 )
Bill Raffensperger : Bass ( A1,4 B2 C3 D1 )
Gary Gilmore : Bass ( A1,4 B2 C3 D1 )
Walt Richmond: Keyboards ( A1,4 B2 C3 D1 )
Rocky Frisco : Keyboards ( A1,4 B2 C3 D1 ))
Jim Karstein : Drums
Jimmy Markham : Harmonica

A1. My Gal
A2. Chains of Love
A3. New Lover
A4..One Step

B1. Stone River
B2. The Problem
B3. Homeless

C1. Fancy Dancer
C2. Rio
C3. These Blues

D1. Motormouth
D2. Blues for Mama
D3. Another Song
赤字タイトルはお薦め曲

本作は二枚組で12曲入り収録時間は49分強なので昔ならレコード一枚のボリューム内容。今流行りの高音質を謳った二枚組販売ですが個人的にはレコードをひっくり返すのが頻繁になり面倒なので一枚に収めて欲しい思います。
相変わらずの手抜きジャケットだけど、車のドアに肘を載せた J.J.CALE を見ていたら "Leon russell / Americana" のジャケットを思い出しました。"SHADES" の What Do You Expect での L.Russell 参加は聴きどころの一つでした。
一通り聴いて印象的なのはリズムの刻み、今までになく良い意味で耳に残ります。収録曲も渋いのも有れば華やかなものも有りの聴けば聴くほど耳に心地よいスルメ盤、4面それぞれにお薦め曲があるので飽きることなく楽しめます。J.JCale ファンなら勿論必携です。

A-9127 Clark Terry & Chico o'Farrill / SPANISH RICE

2023-06-21 07:51:45 | IMPULSE


A)Joe Newman, Ernie Royal, Clark Terry, Snooky Young, trumpet, flugelhorn; Everett Barksdale, Barry Galbraith, guitar; George Duvivier, bass; Grady Tate, drums; Julio Cruz, Frank Malabe, Chino Pozo, Bobby Rosengarden, Latin percussion; Chico O'Farrill, arranger, conductor.
NYC, July 18,19,20, 1966

A1. Peanut Vendor
A2. Angelitos Negros
A3. El Cumbanchero
A4. Joonji
A5. Que Sera
A6.Mexican Hat Dance

B1. Spanish Rice
B2. Say Si Si
B3. Macarena (La Virgen De La Macarena)
B4. Tin Tin Deo
B5. Contigo En La Distancia
B6. Happiness Is

ジャケットの雰囲気そのままの賑やかな "Peanut Vendor" で始まりマカロニウエスタンのテーマ曲みたいな "Angelitos Negros" で一休みするも "El Cumbanchero" で再び賑やかモードに突入します。G.Duvivier の bass で始まる "Joonji" は一瞬「ジャズか?」と思わせますが最初だけ、"Say Si Si" も後半で G.Duvivier の bass (普通のソロ)を聴くことが出来ますが新鮮に聴こえるのが不思議。"Spanish Rice" は C.Terry(?)のボーカル(掛け合い?)が面白く、ラストの "Happiness Is" ではサッチモ風のボーカルも聴かせ個人的には一番の聴きもの(面白い)。聴いていて飽きないラテン音楽の1枚です。

予告:A-9128 GABOL SZABO / jazz raga

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