小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

the modern jazz quartet / european concert volume one (ATLANTIC)

2024-06-21 12:30:44 | JAZZ
私、昔から The Modern Jazz Quartet が好きで、今でも良く聴いているのが「The Last Concert」です。
最近 K.Jarrett / Standards Vol.2 の国内盤をネットオークションで入手した時に前から気になっていた本番の Vol.1 と Vol.2 も合せて入手しました。国内盤ですが状態が良く二枚で千円以下なので文句無し。



Milt Jackson, vibes; John Lewis, piano; Percy Heath, bass; Connie Kay, drums.
live in Stockholm, Sweden, April 11-13 , 1960

A1. Django
A2. Bluesology
A3. I Should Care
A4. La Ronde

B1. I Remember Clifford
B2. Festival Sketch
B3. Vendome
B4. Odds Against Tomorrow

昔から録音が良いと聞いていましたが本当に音が良いのにビックリ、説明不要のレコードなので一曲だけ "Django" の事を。Prestige 盤の同曲を超える演奏は無いと思っていますが本盤同曲も魅力的な演奏、「The Last Concert」の同曲より良いなぁ。A面一曲目なので聴きたいと思った時に直ぐに聴くことが出来るのも有難いです。(私、J.Lewis の piano が特に好きです)

GRANT GREEN / IDOLE MOMENTS (BLUE NOTE)

2024-05-03 18:17:45 | JAZZ
趣味でレコードを聴いているので当然好みの盤を聴くことが多くなり、良さに気付くこと無くお蔵入りする盤があります。そこで聴くキッカケを得るために他人のブログを読んで情報収集をしているのですが、今回取り上げた「IDOLE MOMENTS」も昔よく聴いたのに最近は殆んど聴くことが無い一枚、他のブログを読んで久しぶりに聴きましたが、凄く良い。最初に買ったのは豊橋の西武近くに在った中古レコード店「ラビットフット」で見つけたキング盤、ジャズ批評のブルーノートブックで存在を知っていたので見つけた時は嬉しかったことを覚えています。両面冒頭の "Idle Moments""Django" で繰り広げられる演奏者のソロにハマりました。80年代半ばだから40年も前の事、その後ネットオークションで BLUE NOTE (STEREO)盤も入手(20年以上前なので納得価格で)普通はこれで終わるのですが disk union の プレミアム復刻盤 (MONO)(当たりはずれ有り)も当たりを信じて入手(当たりでした)。それぐらい気に入っていましたが、繰り返し聴くうちに両曲のソロに野暮ったさ(微妙な)を感じる様になり(聴き飽きたのかもしれません)余り聴かなくなりました。改めて聴き直しましたが Grant Green は当然だけど Duke Pearson も最高の演奏です。



Joe Henderson, tenor sax; Bobby Hutcherson, vibes; Duke Pearson, piano; Grant Green, guitar; Bob Cranshaw, bass; Al Harewood, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, November 4 & 15, 1963

A1. Idle Moments
A2. Jean De Fleur

B1. Django
B2. Nomad

JOHNNY LYTLE / GOT THAT FEELING (RIVERSIDE)

2023-12-29 15:42:18 | JAZZ


Vibraphone – Johnny Lytle
Organ – Milt Harris

Bass – Milt Hinton
Drums – Peppy Hinnant
Recording date: New York: April 3, 1963

A1.Got That Feeling!
A2. Pow-Wow
A3. In The Wee Small Hours Of The Morning
A4. Big John Grady
A5. The Breeze And I

B1. It Ain't Necessarily So
B2. Lela
B3. Love Is Here To Stay
B4. The Soulful One

以前紹介した "BOBBY TIMMONS / Workin' Out!" は、ほぼA面一曲目 "Lela" のみを聴くレコードですが、今日は聴いた後に J.Lytle のオリジナル演奏と比較してみたくなり続けて聴きました。piano の代わりに organ が加わった quartet 編成、Lela は B.Timmons 盤と比べるとテンポを遅くしてじっくりと聴かせている感じで、「これも有り(良い)」。以前は "Lela" 目的で聴いたせいか他の曲は記憶に残りませんでしたが、改めて通して聴くと地味な選曲だけど統一感が有り、買って損のないお薦めの1枚だと思います。
レコードを聴こうと棚の Booker Little の隣を捜しても見つからず「ボケたか」と焦りましたが、綴りが Lytle なので Charles Lloyd の後でした。

Niels-Henning Ørsted Pedersen / jaywalkin' (SteepleChase)

2023-05-21 22:52:46 | JAZZ
日曜日は小梅をテーマにした記事を上げているのですが今日はネタが浮かばず残念ながらパスさせて貰います。

ジャズを聴き出して一番繰返し聴いた曲は30年程前の会社員時代によく聴いた "Kenny Drew Trio / Dark Beauty" のCDボーナス収録曲 A Felicidade 。CDプレーヤーは所持していないので車のカーステレオ聴いていたのですが、リピート再生にして車での通勤時間中ずっと繰り返し繰り返し飽きずに聴いていました。曲は Niels-Henning Ørsted Pedersen のベースソロで始まるのですが、何時まで経っても終わる気配が無く痺れを切らしたのか K.Drew が「もう俺に代われ」とピアノで遠慮がちに参加、それでもベースソロは続き K.Drew が強引にピアノソロを始めベースは引っ込む。こんな風に凄く感じられて(私の妄想?)繰り返し聴いていました。通勤時間は往復1時間半で曲は6分弱なので毎日15回、一月22日として330回、1シーズン近く続いたので900回近く聴いた勘定になります。このCDは間違ってフリーマーケットで売ってしまい手元にないので今は下に挙げたレコードで楽しんでいます。ピアノが K.Drew ではないので "Dark Beauty" のような妄想はできませんが Niels-Henning Ørsted Pedersen のベースソロはリーダー作と言う事も有り、堂々とした演奏で聴き応え有ります。しかし他の曲は当時流行りのフュージョン系なので、私が聴くのはこの曲のみです。


(1975)
bass - Niels-Henning Ørsted Pedersen
guitar - Philip Catherine
piano - Ole Kock Hansen
drums - Billy Higgins

A1. Summer Song
A2. Sparkling Eyes
A3. A Felicidade
A4. Jaywalkin'

B1. My Little Anna
B2. Yesterday's Future
B3. Interlude
B4. Cheryl
B5. That's All

Hampton Hawes / I'm All Smiles (Contemporary)

2023-01-20 07:39:52 | JAZZ


Hampton Hawes, piano; Red Mitchell, bass; Donald Bailey, drums.
"Mitchell's Studio Club", Los Angeles, CA, April 30, and May 1, 1966

A1. I'm All Smiles
A2. Manha De Carnaval
A3. Spring Is Here

B1. The Shadow Of Your Smile
B2. Searchin'

GYPSY'66 のラストに収録されていた I'm All Smiles を聴いて本作の同曲が聴きたくなりました。

H.Hawes というと昔は "The Trio" の3枚を良く聴いていましたが最近は本作 "I'm All Smiles" 聴くことが多いです。所有しているのは40年以上前に買った1500円の廉価盤ですが、冒頭の "I'm All Smiles" を聴くとシンバルの音の良さ(私にとって心地良い)に驚きます。本来なら B面1曲目の "The Shadow Of Your Smile" が目玉曲だと思いますが、何時もドラムスの音を聴きたくてA面をかけてしまいます。次に "Manha De Carnaval" が控えているのも魅力的です。