左のプレイヤーがモノラルレコード用でDL-102を、右のプレイヤーがステレオレコード用でDL-103を取り付けています。
先日地上デジタルとBSで中島みゆきの番組が有りました。彼女のデビュー当時はFMラジオを聴いていたので「あざみ嬢のララバイ」「時代」は知っていましたが、それだけでした。でも「夜風の中から」が出た時に気になる存在になり注目、それは「あした天気に」まで続きます。レコードも80年代まで買っていたので20枚程所有していて、今回久しぶりに右のプレーヤー下にある一番好きなレコード「ありがとう」を聴きました。ここで針が内側のトレースになると音が歪んでいることに気付きます。レコードに依っては良く有る事なので何も疑問を持ちませんでしたが、同じレコードを仕事場のプレーヤー(DL-103装着)で掛けると歪みは有りません。ここでカートリッジの針交換を長い間していない事にも気付き記憶をたどると20年近く使い続けていました。劣化した針の使用はレコードにも良く無いので、パチンコ店のドブにお金を捨てていたのを止め、今回針交換に使う事に決めましたがDL-103,102合せて6万円を越える金額にビックリ、想定金額の倍でした。交換後に改めて聴くと歪みも無い音で交換して良かったと思います。他の歪みを感じたレコードも同じように改善されました。
左のモノラルレコード用プレーヤー下にある「BLUES ETTE」は昔買った1500円の国内盤(CBSソニー)ですが 、最近 "Five Spot After Dark" にハマっていて繰り返し聴いている一枚です。音量を少し大きめにすると全体のバランスが良くなり「満足できる音」になり気に入っている国内盤です。私は本盤のオリジナル盤を大枚はたいて買う必要は無いと思います。ジャズの国内盤は音に関して玉石混合ですが、入手して聴いてみないと善し悪しが解らないのが難点です。
追記
ケンウッドプレーヤーを使っていた時はデノン製はカートリッジだけだったけど、今はアンプもプレーヤーもデノン製になっています。でも私はデノンの回し者では無く偶然です。