Booker Ervin, tenor sax; Jaki Byard, piano; Richard Davis, bass; Alan Dawson, drums.
Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, December 3, 1963
A1. A Lunar Tune
A2. Cry Me Not
A3. Grant's Stand
B1. A Day To Mourn
B2. Al's In
B. Ervin のリーダー作は16枚有るけど、アルバム単位で言えば "the freedom book" が一番の愛聴盤になります。まず殆どオリジナル曲(Cry Me Not 以外)を演奏している事。次にピアニスト、H.Parlan との組合せも良いけど J. Byard には敵いません。併せて R.Davis(bass)と A.Dawson(drums) の組合せは鉄壁です。そしてモノクロ写真のジャケットも良いし、bass と drums の音が鮮やかな録音も言う事無しです。
冒頭の A Lunar Tune からB. Ervin の速射砲の如きテナー全開の演奏で始まり B面になるとスローテンポの A Day To Mourn が始まりA面のアップテンポの演奏とは雰囲気がガラッと変わります。続く B2. Al's In は "THE TRANCE / BOOKER ERVIN" に繋がるオリエンタルムード溢れる演奏となり、このレコードは B. Ervin の色々な魅力溢れる演奏を聴くことが出来る傑作です。
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