小梅日記

イングリッシュコッカースパニエルの小梅と爺やの日記。倍賞千恵子さんの歌が大好きです。

As sideman : HAL McKUSIC / TRIPLE EXPORSURE (prestige)

2024-10-18 07:29:00 | EDDIE COSTA
ネットオークションをチェックしていたら本盤のオリジナル盤が出品されてたのでウォッチリスト入れました。1992年に WAVE JAZZ CLASSICS シリーズの名で再発盤が発売され、私は Eddie Costa 目当てで購入。今回、久しぶりにアブク銭が有るので二万円未満なら入札しようと思っていましたが、残念ながら8万円越え(税込)になり高嶺の花で終わり。アブク銭は使われる事無く当然パチンコ店に消えたので、他のレコードを何か買っておけば良かったと思いました。でも良い機会なので久しぶりに本盤を聴き直しです。



Billy Byers, trombone; Hal McKusick, alto sax, clarinet, tenor sax; Eddie Costa, piano; Paul Chambers, bass; Charlie Persip, drums.
Van Gelder Studio, Hackensack, NJ, December 27, 1957

A1. The Settlers And The Indians
A2. I'm Glad There Is You
A3. Something New

B1. A Touch Of Spring
B2. Blues Half-Smiling
B3. Saturday Night

再発盤ですが、ジャケットはタイトルも読み取れない程で今ひとつだけど、音は OJC 盤に似た感じで悪くありません。drums の音が、もう少し前に出て来ると文句無しだけど音量を上げればバランスも取れて問題無し。"The Settlers And The Indians" の後半にアルコソロがあり P.Chambers みたいだと思ったら本人、久しぶりなのでメンバーも忘れています。"I'm Glad There Is You" は H.McKusick の clarinet ソロが聴きものだし "Something New" は P.Chambers の walking bass が良いなど結構聴きどころがありますが、肝心の「 E.Costa は何処に居るの?」状態が続きます。そして "Blues Half-Smiling" で遂に E.Costa の本領発揮 piano を聴くことができますが、ほんの少しで「それだけ!」と言いたくなります。この曲は P.Chambers の bass soro 、H.McKusick の clarinet solo も聴き応え充分で本盤の目玉曲でしょう。

E.Costa は全編ピアノを弾いていますが、彼の独特なピアノ奏法が一か所しか無く残念だったという話でした。

A-9175 albert ayler / new grass

2024-10-16 07:43:24 | IMPULSE
最近はモダンジャズの定番と呼ばれるレコードを多く聴いていたので、一か月ぶりの Impulse 盤紹介になります。久しぶりに本作の様なフリー系ジャズを聴くと刺激が強いと言いたいところですが。



A)Albert Ayler, tenor sax, vocal; Call Cobbs, electric harpsichord; Bill Folwell, electric bass; Pretty Purdie, drums; with Burt Collins, Joe Newman, trumpet; Garnett Brown, trombone; Seldon Powell, tenor sax; Buddy Lucas, baritone sax; The Soul Singers: Rose Marie McCoy, Mary Parks, vocal; Bert DeCoteaux, arranger, conductor.
NYC, September 5, 1968

B)Albert Ayler, tenor sax, vocal; Call Cobbs, piano; Bill Folwell, electric bass; Pretty Purdie, drums; with unknown, tambourine.

C)Albert Ayler, tenor sax, whistling; Call Cobbs, piano, organ; Bill Folwell, electric bass; Pretty Purdie, drums.
NYC, September 6, 1968

D)Bill Folwell, electric bass; Albert Ayler, recitation; with Burt Collins, Joe Newman, trumpet; Garnett Brown, trombone; Seldon Powell, flute; Buddy Lucas, baritone sax; Bert DeCoteaux, arranger, conductor.

A1. Message From Albert (D) ~ New Grass (C)
A2. New Generation (A)
A3. Sun Watcher (C)

B1. New Ghosts (B)
B2. Heart Love (A)
B3. Everybody's Movin' (A)
B4. Free At Last! (A)

本作は A.Ayler ファンでも評価が分かれる一枚かも、馴染み感の有る Message From Albert ~ New Grass をA面一曲目に置いたのは今までのファンへのサービスなのか。青字タイトルのブラスとコーラス入りの新しい試みの成果は、私には今ひとつに感じます。"Sun Watcher" は少し軽めの何時もの A.Ayler になりますが、"New Ghosts" になると今度は A.Ayler のボーカル入り、「これが A.Ayler ?」取り敢えず笑って誤魔化し次の曲に行くと再びコーラス入りにの3連発で止めを刺されます。コーラス入りの曲は中途半端なR&Bよりの A.Ayler 、久しぶりの何でも有りの Impulse ! 、本領発揮ですがファンは付いて行けるのか?
私は、70年の「Nuits de La Fondation Maeght」が好きなので、寄り道をしている A.Ayler に勿論ついて行かなければなりません。

小梅のワンワン:「税金を何処にばら撒くかより財政再建政策を言え!」

2024-10-14 12:32:38 | 小梅日記
衆議院議員選挙の直前なので各党の党首が公約を発表するニュースで、財政破綻から目を背けお金をばら撒く事ばかり強調しているのを見ると、その場しのぎの人気取りしか言えない政治家に腹が立ちます。



爺や:「お金をばら撒くだけなら誰でも出来るわ!借金で首が回らないことを無視して更に借金か!わが党はボーナス返上と給与削減して借金返済に充てますぐらい言え!」
小梅;「ドゥドゥ、爺や落ち着いて下さい。血圧が上がりますよ」
爺や:「最近テレビで選挙のニュースを見る事が多いので血圧が高くなって困ります。」

爺や、久しぶりにスルメイカを作る

2024-10-13 09:27:40 | 小梅日記


スーパーの魚売り場に行くと必ずチェックするのがスルメイカ、数年前まで普通に安価で買えたイカに出会えません。目的がスルメにしたいので大きなサイズが欲しいのです。
久しぶりに納得できるサイズ(一杯500円程)が二割引きだったので二杯買いました。店頭に並んだ直後の新鮮さがあったら塩辛も作れるので全部(二割引きなら)買ったかも。

スルメイカを作るコツは塩加減、簡単なのは処理したイカを海水に漬けることです。毎年仲買人にトロ箱(25杯前後のイカ)で頼んでいた頃は、イカを取りに行くついでに海水も一緒に取ってきました。今は少量なので水道水に塩を足し、海水と同じ塩分(3.4%)にしています。



小梅;「自家製のスルメイカは、市販品とは一味違い本当に美味しいです」
爺や:「小梅は、ウンチがピーピーになった事が有るから食べてはダメです。」

THELONIOUS MONK / UNDERGROUND (CBS)

2024-10-10 06:03:34 | JACKET買
本盤は T.Monk の Columbia 時代では 「Miles & Monk at Newport」と並んで好きなレコードです。1987年の再発輸入盤を所有して音も良く満足していましたが、この国内盤をネットオークションで見つけた時に欲しいと思ったのはジャケット裏の解説を植草甚一さんが書いていたから。80年頃にジャズを聴き始め、スイングジャーナルも読み出しジャズ喫茶店主の「これを聴け!」的なエッセイも良く読みました。最初は面白いと思いましたが次第に食傷気味になり読まなくなった頃に知ったのが、「植草甚一のスクラップブック」のジャズ関係本です。押しつけがましさが全く無く「初心者同士一緒に勉強しましょう」プラス、年の功的アドバイスが一杯の内容が好きでした。本盤ジャケット裏の文章も読んでみても特に面白いと思わないけど何となく持っていたくなる一枚です。





A)Charlie Rouse, tenor sax; Thelonious Monk, piano; Larry Gales, bass; Ben Riley, drums.
NYC, December 14 &21, 1967

B)Thelonious Monk, piano; Larry Gales, bass; Ben Riley, drums; Jon Hendricks, vocal B3.
NYC, February 14, 1968

A1. Thelonious (B)
A2. Ugly Beauty (A)
A3. Raise Four (B)
A4. Boo Boo's Birthday (A)

B1. Easy Street (B)
B2. Green Chimneys (A)
B3. In Walked Bud (B)

C.Rouse が tenor sax を吹く T.Monk quartet はどれを聴いても同じ感ありますが、「Miles & Monk at Newport」の Pee Wee Russell との共演のように "In Walked Bud" は J.Hendricks の vocal が加わるだけで一味違う演奏になり面白いです。T.Monk の piano solo もワンランクアップは気のせい?