悪夢であってほしいと願いながら目覚める事も
今ではもう なくなってしまいました
夜中でもとどまる事なく地鳴りが聴こえ続け
大きな余震に何度もベッドから飛び起きます
ウトウトした途端に恐ろしい夢に泪が流れて
そして ヘリコプターと航空機の轟音に
現実に引き戻されつつ 目覚めるのです
沿岸で働く友人から
津波の起きた翌日に撮影した画像が送られてきました
ひと目で何処の場所かわかってしまうのが
余計に寂しく 胸が引き裂かれる思いです
過去に私は
ナースの道を志した時がありました
その時の教務だった方は 第二次大戦の折
従軍看護婦を経験された方でした
そして1971年 岩手県雫石町で起きた
全日空機墜落事故(162名全員死亡)でも
救護活動に携る経験もされていました
何れ医療従事者として活動を始める私たちに
有事の際の現場とはどんなものか
そして 医療従事者としてどのような心構えで臨むべきかと
経験を交えて事或る毎に聴かされたものでした
それはあまりにショッキングで 背筋が寒くなるような話ばかりで
武者震いしたのを想い出します
災害はいつ自分の身に降り掛かるかわからないのです
いま 医療スタッフとして
被災地で働いていたあるナースのブログが注目を浴びています
「想像以上に現場は壮絶。
甘い考えやボランティア精神の人は
ここでリタイアしてください」とリーダーの挨拶。
「現場ではどんな状況下でも絶対に泣かないこと。
私達は同情しに行くんじゃない。
看護、医療を提供しに行く。
あなたたちが泣きたい気持ちなんかより、
現地の方々はどんなに泣きたいか」
と 続けられています
そう その文言と同じコトバを
かつて私は耳にし そして胸に刻みました
今ではもう その壮絶な命の現場とは隔てられた境遇で生活をしていますが
そのナースの胸の内を想うと
とても人ごととは思えないです
現場の現実を リアルに伝えてくれているブログです
私も 少し泣きました。。。
いま 心が折れそうになっていて
哀しい現実はもう懲り懲りだと感じている方は
いくらかでも心が落ち着きを取り戻してから読まれる事をお勧めします
現実から眼を逸らす事は 時にご自分を守る事になるということを
知っていてください
此処にリンクを貼っておきますが
どうか無理をしない程度にご覧下さい
[ JKTS]
みんなの努力と流した涙が報われるときが
いつか必ず来ますように
私も切に祈ります