3月11日。地球が小さく呼吸しました。
それはわたしたちにとってあまりにも大きくそして悲しい呼吸でした。
町は色を失いました。
思い出として語らうまでにはどれだけの月日が必要かわかりません。
そろって歩みだすにはあまりに深い傷だし、未だ現実に向き合うことを許されぬ東北の仲間もいます。
それでも、わたしたちは生きています。
たくさんの支援とたくさんの愛情と、そしてなにより「自分にできること」を探してくれたたくさんの想いすべて。
しっかりと受け取りました。
わたしたちは、このエネルギーを大切に大切に育んでいくつもりです。
月日が経ちこのポスターが色褪せた時、沿岸の町は活気の色に染まっているはず。
みつめていてください。
この地から「ありがとう」を形にできるその時まで。
さあ、復興の狼煙が上がりました。