パンと雑貨と音楽と

かつて須坂市役所の隣にあったパン屋「こるぷ」のオーナーねぼすけパン屋のブログ再開いたします。

秀樹さん

2012年09月23日 | 日記
オーストラリア滞在中に知り合った大切な友達の一人の秀樹さん。
僕の娘が生まれた翌年の今頃に急死しました。
情けないことに命日すら覚えていない。
でも、亡くなる二日前、僕らはシドニー仲間の同窓会をやるつもりで新宿駅に集まるつもりでした。
残念ながら僕は当時勤めていた会社で異同したばかりの店の立て直しの真最中で参加できませんでした。
同窓会の前夜かな?電話で他愛もない話しをしました。
それが最後の会話。
彼は突然頭痛を訴えて倒れ、そのまま還らぬ人になりました。
毎年、秋の彼岸には嫁さんの実家で採れた巨峰を送っています。
届いたその日に必ずお父さんから電話がある。
茨城県小美玉市、報道は殆どされてないけど去年の震災で被害が大きかった場所の一つ。
今日聞いた話しでは
「道路は舗装されたけど、砂利道の方がまだまし」
「屋根や塀は治り始めた程度、実際は家の中まで壊れた家も沢山あってどの家も大工さんの出入りが絶えない」
僕らの目に写っていない、被害はまだまだ山のようにある。
原発反対?どんどんやろう。
内閣解散?さっさとやってくれ。
まだまだ修理が必要な国です。
でも、目に見える所だけ先に治せば良いものではないはず。
優先順位は勿論あるよね?
ても、その順位の付け方は本当に正しいのでしょうか?
外観が大丈夫だから問題ないというものではないと思います。
本当に元の生活に戻れるまでサポートは必要なのでは?