マイマップでのマ-カ-利用の話は「根掘り葉掘り-20」で行ったが、その時の懸案だった最初から涙型ではない自分の好みのマ-カ-を付けられるであろうかと言う疑問に答えるためと、そのようなマ-カ-の扱いに関して更に習熟するためにも、ここで敢ておさらいをしてみる。
新規に地図を作製するのではなくて、マイマップの既存地図を利用するのも、マ-カ-の扱いに更に習熟するためだと思って欲しい。以下の画像は再びポ-トモレスビ-だ。これは昨日の段階でスキ-ヤ-の標識が付いていたが、それは既に削除してある。
その前に、一言で冒頭の疑念に答えると、地図に対して、文字通り最初のマ-カ-として涙型以外のマ-カ-を使う事は出来ない。一旦地図上に置いたマ-カ-を直ちに別の物に替える事は出来る。これは、そもそも、その辺の細かい事を整理するための記事だが、繰り返して言うと、最初から自分の好みのマ-カ-は選べないようにシステム設定されている。
で、上の地図だが、既に保存されている事を除けば、新規の地図にマ-カ-を置く直前の状態と何ら変わりがない。
ここで、一番重要なのは、左側の地図のプロパティ-の表示ボックスの中身を完全に理解する事だろう。特にレイヤ-に関する説明は、判るようで、実は判りにくいからだ。
まず、無題のレイヤ-にティックが付いている。これは何を意味するかと言うと、現在、地図上には標識とか、その他の物は見えないけれど「無題」という名前の付いた、1枚の透明なレイヤ-に覆われていますよ、と言っているのと同じことだ。
その上を見れば判るように、レイヤ-は何枚も作る事が出来る。通常は出発地と目的地などが、1枚目のレイヤ-に書き込まれる。
そして、ル-ト検索を行うと、そのル-トの青い道筋だけが2枚目のレイヤ-に書き込まれる仕組みになっている。レイヤ-は透明なので、地図を見る限りでは出発地の標識と、目的地の標識が青い道筋で連結された状態になっている。で、そのような事は旧知の事だが、今の課題は上の「無題のレイヤ-」の下の部分だ。
この下の部分はレイヤ-に乗っかっている、いわば部品のリストと考えるのが正解で、「インポ-ト」の説明部分も判りやすいとは言えないだろう。
まず、「場所」という言葉は誤解を招く。これは「マ-カ-」と呼ぶべきだ。そもそも、「場所を描画する」など普通のユ-ザ-には敷居が高いし、あり得ない事だ。実際には、マ-カ-ライブラリ-の中から選んで地図に置くだけの話なのに、わざと難しく書いてあるとしか思えない。
これに反して、「デ-タのインポ-ト」は素直と言えば素直だが、判らない人には判らないままだろう。と言うか、最初の「場所を描画する」に話を戻してしまうと、確かに「線を描画」できるボタンはある。この画面のツ-ルバ-にある涙マ-クの直ぐ右側のアイコンだ。だから、地図上に自分の好きに線を引いて、それをレイヤ-に置く「部品」と考える事は出来るだろう。
でも、一般のユ-ザ-がそこまでやるだろうか?やらないと思う。なので、レイヤ-に関する説明は全て、マ-カ-の話だと思った方が内容を理解しやすい。「デ-タのインポ-ト」も同じことだ。マイマップの中での出来合いのマ-カ-が気に入らなければ、外から持ってきてコピペ出来ますよ、と言っている訳で、そうする可能性はあるだろう。
ここから先は具体例で説明する方が判りやすいと思う。地図に一つ目の標識を置いたのが次の画像だ。
ここで注目するのはレイヤ-の表示部分で、一つ目の標識が(名前を付けなかったのでデフォ-ルトの名前の)ポイント1として無題のレイヤ-の上に置かれていますよ、と言っている事だ。「個別スタイル」は何だ、と言う話になりそうだが、それは二つ目以降の標識を置いてから話そう。更に二つの標識を置いた画像が以下になる。
白丸で囲まれたマ-カ-は、カ-ソルをその上に置いて右クリすれば削除ボタンが現れるし、左クリすればマ-カ-オプションがポップアップして、その中からも削除出来るようになっている。具体的にはゴミ箱だ。
で、この上の画像はポイント2の変更をどの様に行うかを示している。要領は画像の中に書き込んであるが、無題のレイヤ-の部品としての(地図上ではなくて、左側の表示欄の)涙マ-クの上にカ-ソルを置くと、右端に「カン」としか呼びようのないアイコンが現れるので、それを押すとオプションが、このポップアップとして出て来る仕組みだ。
この記事では実際の変更は行わない。簡単で、わざわざ画像キャプチャ-する必要もないと思う。
以下に、個別スタイルの「ペンキのロ-ラ-」みたいなアイコンの内容を示す。
これらは多分、使わないと思うが、一応記録として残しておく。「個別スタイル」と「ラベルなし」の展開部は画像キャプチャ-が出来ないので、以下に書き留めておく。
1. 個別スタイル
1.1 均一スタイル
1.2 異なる色と文字
1.3 個別スタイル
1.4 デ-タ列別のスタイル:
名前
説明
2. ラベルなし
名前
説明
となっている。意味は分からない。使わないと思う。それ程ヒマではない。
さて、 ここまで記述してしまうと、さすがにマ-カ-の話は終わった気がする。本来、中間的なまとめが必要だが、先を急ぎたい。それに、今までの核心的な根掘り葉掘りには、後から見ても内容が判るように副題を付けてあるので、その気になればいつでも中間的なまとめを書く事は出来る。