OFF LINE MAP の説明で、今までとは違うなと、最初に気が付くのは、今まで見て来たように、パソコンで地図を作成して、それを後でスマホで見る(それは既に何回か行った)のとは全く異なり、最初からイキナリ、スマホで地図を表示して、それ以降の作業も全てスマホ上で行う事だろう。つまり、全ての作業にスマホだけを使う事だ。
仮想ドライブにあるグ-グルの地図デ-タベ-スの内容をスマホにダウンロ-ドして、簡易版の地図をスマホで作って、それを仮想ドライブに戻して保存するのではなく、そのままスマホのメモリ-の中に保存すると考えれば、一番イメ-ジ的には判りやすい。なので、保存するのは簡単な見取り図的なものになるのではと思う。
と、この時点ではかなり OFF LINE 地図に関しては否定的な考えだったが、先ほど、ジムの露天風呂でスマホの外部メモリ-と保存枚数の関係、そもそも保存すべき地図の枚数、地図の操作性、有用性、等を総合的に考えるべきだとの結論に達した。
1. 保存すべき枚数としては、1回、1週間の車でのトリップで3か所の町に滞在するとして、10枚も地図があれば足りるだろうと思う。
2. OFF LINE 地図のサイズは次の2枚の地図が参考になるだろう。ブルネイ空港近辺と、コスタリカのかなり大きな範囲だ。それぞれ、1メガ、7メガのサイズだと表示されている。画像が参考になるので以下に掲載する。同じ地域の同じ面積の ON LINE 地図も作成してサイズがどれだけ異なるかも検証する。
以下の画像はスマホで「マイプレイス」を表示したところだ。
スマホで作成・保存した OFF LINE 地図だけではなく、 パソコンで作成・保存したマイマップの中身も同時に見えている。
ここで、少し気になるのは、OFF LINE 部分だけを表示した次の画面で、明らかにオプションがあることが判るが、これを記述している時点では内容は不明だ。後で覗いてみる。で、今はブルネイ空港とコスタリカの画像を続けて示すだけにする。
自分の勘違いもあるだろう。記憶では、これが1メガもあるはずないのだが、マイプレイスでの大きさなので間違いないだろう。単純な地図でなく、ズ-ムとか移動機能を内蔵しているのでサイズが大きいのだと思う。地図だけなら、これほど大きなサイズにはならないはずだ。
これはかなり広大な面積をカバ-しているので、相対的に大きなサイズになっている。本来は、サイズは面積とは関係ないのだが、何か技術的な理由があるのだろう。
で、マイプレイスではなくて、マイマップ上のサイズだが、何度かトライしたが、地図としてのサイズは取得出来なかった。勿論、同じ面積を画像としてクリップアウトする事は簡単だが、本来の地図サイズとは無関係だ。
3. OFF LINE 地図の有用性に関しては実際に保存された地図でズ-ムイン、ズ-ムアウトと、地図上の地点移動をやってみたが、疑いはない。確かにル-ト探索の機能は使えないし、マ-カ-も置けないみたいだが、実質上同じ地域内の地図を縮尺や地点を変えて数百枚持っているのと同等の事になる。
これは大きいと思う。地図内がスカスカで、詳しい情報が必要ないなら、あまり意味はないかも知れないが、例えばカプリ島へ向かう高速船から見たナポリの街の大きさと、入り組んだ細い通りを何度でも自由に探索出来る事を考えると貴重な情報になるのは間違いないだろう。
4. OFF LINE である事自体の有用性は取得の時点で既に有ると思う。 ON LINE が使えないと言う理由ではなく、事前に、例えば家庭内LAN環境で、実質上無料で OFF LINE 地図を事前に作れば、30日以内という制限はあるが、目的地周辺で通信費を気にしながら、取り急ぎ作るあわただしさもないからだ。(それに、KKではコンドミ内部では無制限のWFIFIアクセスが可能だ。)
単に日本から飛ぶ海外旅行の場合には、30日前なら問題は全然ない。通常の海外旅行では、いくら SIM フリ-の端末を持っていても、現地での通信費は絶対にかかる訳だから、事前に日本で無料の地図を何百枚も用意できる利点は、矢張り計り知れないと思う。定番の地図を既にもっているのなら、その、恐らく定額の限られた通信費を別の情報収集に使う方が利口なのは言うまでもない。
5. スマホの画面は小さいのでル-ト探索の手順とかを考えると、パソコンで出来るなら話は別だが、ル-ト探索が出来る必要はないと思う。そもそも、OFF LINE 地図は、特定の場所近辺の道を詳しく見る用途に特化したものだと思う。ただ、マ-カ-が、最初は付けられても、保存した OFF LINE 地図からは消えてしまう様なので、再度確かめて見るが。あるいは、無料のアプリでは問題ないのかも知れないし。
最悪の場合、地図ではなく、地図画像を作って、その上にマ-カ-を残して置く事も出来る訳だし。
次の記事では、スマホでの OFF LINE 地図の作成や保存を記録しておく。