パエ-リャ

木製カトラリ-

PCの遠隔操作-5 「マイTV放送局」としての操作

2015-08-02 13:52:13 | Weblog

最初は単なる遠隔紙芝居だと思っていた。

でも、TVのリモコンで入力元を衛星放送や地デジなどに切り替える操作で、HDMIに切り替えが出来る訳だから、鹿児島の親にしてみれば、TVの放送局が一つ増えた感覚だろう。子供が作った番組をいつでも見ようと思えば見ることが出来る。

極端な話、東京側での操作次第で「マイTV放送局」が誕生するようなものだろう。

なので、今後の問題としてはコンテンツの充実と蓄積方法、更に放送予定表と実時間での放送技術、クラウドの更なる革新的な利用方法が視野に入って来る。恐らく間違いなく自らアプリのプログラムを書く事も重要になるだろう。例えば、幾つかの動画や文書、画像などを放送予定表に合わせて自動的に鹿児島のTV画面に反映させるプログラムの開発だ。

後、非常に重要になると思われるのが東京の息子の行動予定表を鹿児島の親が瞬時にTV画面に映し出せる工夫だ。多分、自分でJAVAで書く事になるのだろう。それほど難しくないのではないだろうか?昔は自分でコツコツと全てを記述したものだが、今はプログラムを書く助けをしてくれるアプリがあるらしいので。。。

それと、TVの音声出力にリアルタイムで東京の音声をかぶせる仕組みも重要になるだろう。少しづつやる他、ないだろう。。。

他にも大問題がある。それにも解決方法を探らなければならない。「マイパソコン」とは誰のパソコンなのかが、未だに判明しない。確かに、東京に住む自分がPINコ-ドを使って、鹿児島のスティックPCにアクセス出来る事は証明できた。

消費電力の問題も解決できる見込みはある。コスト次第だからだ。仮に5Wの所費電力をスティックPCが実質上(メンテ以外の作業で)使うなら、一日で100Wの電燈を1時間使うだけだ。それを毎日1時間灯す費用は高齢者の福祉を考えれば許容範囲に入るだろう。

PCがスリ-プしないようにする手段も発見した。マイパソコン状態の鹿児島のスティックPCでクラウドのデ-タを閲覧する事も出来た。それは、即そのまま鹿児島の両親がTVの画面で見ることの出来る内容なので、ほぼ当初の目標を達成している、が、然しだ、クラウドのデ-タ、つまり Google Drive の中身は誰の物なのか、依然として判らない。

鹿児島の両親には自分以外の子供が青森にいるので、当然、同じ事をさせたいが、デ-タの集積場所としての Google Drive が、青森から見た場合に東京のものなら当然、問題になる。

可能性としては:

1. 青森が鹿児島のマイパソコンにアクセスして、Google Drive の中身を見る場合、それは青森が所有しているドライブの事で、東京が所有している Google Drive の中身が見えてしまう事はない

2. Google Drive の内容を臨時に One Drive に引っ越しさせてしまって、鹿児島に見せる必要最低限のデ-タしか残さないか、あるいは普段は One Drive のみを使う(そんな面倒な事はしたくない)

3. 秘密ファイルはマイドライブのみに格納する(でも、多分技術的にも無理)

更に根掘り葉掘りは続く見込み

追加記述:

既に一昼夜が経過したが、その間TVは消してあって、今朝再びリモコンで画面を起ち上げて、東京のPCからアクセスしてなんら問題がない。全て昨日のままの状態が維持されている!本当に望み通りのシステムの構築に成功したようだ。後は、見せるフォルダ-、見せないフォルダ-の問題だろう。


PCの遠隔操作-4 実際のスティックPCでやってみた

2015-08-02 10:05:36 | Weblog

マウスコンピュ-タ-から通販で購入したスティックPCが昨日届いたので初期設定と試験的な運用を行って見た。この記述は今後スティックPC側の、つまりTV側の画像も掲載するが、それは後で追加で行う。

まず、結論的に言うと、素晴らしい成果が得られつつあると思う。所詮はスティックPCと言え、クアッドなので、兎に角速い!

初期設定では有線のキ-ボ-ドとマウスしか使えないので、隣人から借りて初期設定を行い、設定後は直ぐにPCデポに走ってマウスパッド付の無線キ-ボ-ドを買ってきて使い始めた。5m程度でも問題なく使えるので、鹿児島で万が一必要な操作があれば通常のように使える。グ-グルのアカウントとは無関係なので、好きなPWとかで設定すれば構わない。

初期設定は難なく終わる事が出来る。紙切れに書いてある手順を踏めばよい。PCの電源は壁コンから取ってある。これが、後述するが鹿児島での電力節約に大きな貢献をする事になる。何故なら、TVの電源を落としても、スティックPCの電源は独立なので、スティックPCのリモ-ト接続の設定が解除される事はないからだ。

多少、まごつくのがスティックPCでのリモ-トデスクトップのインスト-ルかも知れない。基本的には操作する側のPCで通常使っているメルアドやPWをスティックPCでも、そのまま使って、(クロ-ムでの必要アプリのインスト-ルの前提として)別のアカウントを作製してから、リ-モ-トデスクトップ関連のダウンロ-ドやインスト-ルを行わないと、グ-グルからの「システムクラッシュ」と言う警告が送られてくる。つまり、PCは違うのに、同じアカウントを使えないからだ。

それさえ気を付ければ、ここまでに記述したようにスティックPCを鹿児島の「マイパソコン」として作動させる事が簡単に可能になる。

従って、この記事の主目的は電源の管理を記述する事だ。当初は、コストを度外視して鹿児島のTVの画面表示も24時間、365日点けっぱなしのHDMI表示のままで構わないと考えていたが、結果的にもっと上手く出来る。そもそも、そのヒントが「マイパソコン」設定途中でグ-グルから出されるので助かった。

電源(節約のための)管理の方法は、手順としては二つに分かれていて、それは東京の息子側が初期設定を行い、残りをTVのリモコンで行えば良い。また、表示モ-ド(地デジか衛星放送か、またはHDMI入力)管理の方法の管理はTVのリモコンで行う事だろう。幾らIT機器に不慣れでも、TVのリモコンは昔から使っている訳で、高齢者にも難しいことではない。

まず、スティックPCがスリ-プモ-ドに入ってしまうと、遠隔操作では再び起ち上げる事は出来ない。普通は、マウスを動かせば良いのに、それすら一旦途絶えてしまった遠隔操作では出来ないからだ。

具体的にどうするかと言うと、コントロ-ルパネルでスリ-プモ-ドに入らない様に設定してしまう事だ。以下は、東京側のPCで見たオプションの内容だ。

何故か理由が判らなかったが、多分、スティックPCは設定直後なので、まだアップデ-トしてないためだろうが、この画像に見えるように、直接的に「スリ-プ状態になる時間」が表示されなかった。「ディスプレ-の電源を切る時間の指定」に含まれているようだ。

「ようだ」と言う最大の理由は、この記述の時点で、鹿児島側の「マイパソコン」化状態は既に1時間以上維持されているし、その間に、TVのリモコンを使って、表示を完全に真っ暗な状態にしたり、あるいは再度画面表示してHDMIの入力状態が維持されている事を確認したりを繰り返したし、更に実際に何回も、東京側のPCから鹿児島のスティックPCにアクセスして、操作可能な事も確認してあるからだ。 

もっと具体的に正確に言えば、鹿児島側のスティックPCは既に2時間近くも、遠隔的に「マイパソコン」として操作されるモ-ドに入ったままで、その設定は一度も解除されていない。That is exactly what I wanted!

鹿児島の親が、HDMIの表示をウザイと思えば、表示を切り替えて普通のTV状態にするか、あるいはリモコンの操作でTVの電源を切ってしまう事も出来る。若し、HDMI入力の状態で切ってしまっても、電源を再度入れれば(それ位はIT音痴の親にも出来る)、それ以上他の操作を行わないでも、東京の息子が事前の警告なしに孫の動画とかを鹿児島の茶の間に流す事が出来る。

早い話、

1. 電気代に関しては、少なくともTVの電気代は心配する必要がない。当たり前の事だが、クロ-ムカストのUSB電源の事が念頭にある。

2. スティックPCの消費電力は多分、スリ-プでなくても、5W位ではないだろうか?だとすれば無視できる。この様な使い方をした場合の電力消費については、現在、マウスコンピュ-タ-にメ-ルで問い合わせ中だ。

3. 最悪の場合、鹿児島の親に、必要最低限の、毎回繰り返す、「遠隔操作」設定方法を教え込んでも構わないだろう。必要ならアプリのプログラムを自分で作ることも念頭にある。

 ここで、本来は鹿児島のTV画面の実際の表示内容を掲示したい所だが、少し問題がある。既にサンプル画像はスティックPCで「プリントスクリ-ン」を使って取得して、それを「ワ-ドパッド」にペ-ストして鹿児島のデスクトップに置いてある。問題は、それをどのように簡単に東京のPCで取得出来るかだ。やり方としては、

1. 鹿児島のスティックPCでUSBメモリ-に入れて、それを東京のPCに差し込む

2. 鹿児島でクラウドに上げてしまう(やりたくない、出来れば)

3. 遠隔操作で出来ないか?無理だろう、入れ子になってしまう。。。

ここで、実際の鹿児島のTV画面を東京のPC画面で見ている画像を2枚示す。以下になる。

スティックPCは東京から操作される状態でも、鹿児島の現地で普通に操作できる。青いボトムバ-は東京、その上の薄茶のボトムバ-は鹿児島のものだ。

 この上の画像は東京で見えている鹿児島のTV画面で、モザイクで処理してある部分に東京のPCのグ-グルアカウント名が表示されている。

この画面は非常に重要だと思う。

と言うのは、この画面で「共有を停止」すると、「鹿児島のスティックPCが東京によりマイパソコンとして操作される状態」を解除できると思うのが当然だが、実際にはそうならない。そうならないで欲しい訳だから。解除は鹿児島のスティックPCでしか出来ない仕組みだ。

なので、結果的に起きるのは東京のPCが鹿児島のスティックPCを支配するのを止めるだけで、鹿児島のスティックPCが支配されるの止める事を自ら選択するのとは異なる。 それが証拠には、共有を停止しても、直ぐに再開できるし、そのために鹿児島まで出向いて、何か特別の操作をする必要がない。

なので、鹿児島側でスティックPCの電源を物理的に落とすとか、あるいはスティックPCが自動的にスリ-プモ-ド(それはコントロ-ルパネルの電源オプションで既に防いである)に入らない限り、遠隔操作を受け入れる態勢が続いている事を意味している。

次の記事では遠隔操作についてまとめて見る。