マウスコンピュ-タ-から通販で購入したスティックPCが昨日届いたので初期設定と試験的な運用を行って見た。この記述は今後スティックPC側の、つまりTV側の画像も掲載するが、それは後で追加で行う。
まず、結論的に言うと、素晴らしい成果が得られつつあると思う。所詮はスティックPCと言え、クアッドなので、兎に角速い!
初期設定では有線のキ-ボ-ドとマウスしか使えないので、隣人から借りて初期設定を行い、設定後は直ぐにPCデポに走ってマウスパッド付の無線キ-ボ-ドを買ってきて使い始めた。5m程度でも問題なく使えるので、鹿児島で万が一必要な操作があれば通常のように使える。グ-グルのアカウントとは無関係なので、好きなPWとかで設定すれば構わない。
初期設定は難なく終わる事が出来る。紙切れに書いてある手順を踏めばよい。PCの電源は壁コンから取ってある。これが、後述するが鹿児島での電力節約に大きな貢献をする事になる。何故なら、TVの電源を落としても、スティックPCの電源は独立なので、スティックPCのリモ-ト接続の設定が解除される事はないからだ。
多少、まごつくのがスティックPCでのリモ-トデスクトップのインスト-ルかも知れない。基本的には操作する側のPCで通常使っているメルアドやPWをスティックPCでも、そのまま使って、(クロ-ムでの必要アプリのインスト-ルの前提として)別のアカウントを作製してから、リ-モ-トデスクトップ関連のダウンロ-ドやインスト-ルを行わないと、グ-グルからの「システムクラッシュ」と言う警告が送られてくる。つまり、PCは違うのに、同じアカウントを使えないからだ。
それさえ気を付ければ、ここまでに記述したようにスティックPCを鹿児島の「マイパソコン」として作動させる事が簡単に可能になる。
従って、この記事の主目的は電源の管理を記述する事だ。当初は、コストを度外視して鹿児島のTVの画面表示も24時間、365日点けっぱなしのHDMI表示のままで構わないと考えていたが、結果的にもっと上手く出来る。そもそも、そのヒントが「マイパソコン」設定途中でグ-グルから出されるので助かった。
電源(節約のための)管理の方法は、手順としては二つに分かれていて、それは東京の息子側が初期設定を行い、残りをTVのリモコンで行えば良い。また、表示モ-ド(地デジか衛星放送か、またはHDMI入力)管理の方法の管理はTVのリモコンで行う事だろう。幾らIT機器に不慣れでも、TVのリモコンは昔から使っている訳で、高齢者にも難しいことではない。
まず、スティックPCがスリ-プモ-ドに入ってしまうと、遠隔操作では再び起ち上げる事は出来ない。普通は、マウスを動かせば良いのに、それすら一旦途絶えてしまった遠隔操作では出来ないからだ。
具体的にどうするかと言うと、コントロ-ルパネルでスリ-プモ-ドに入らない様に設定してしまう事だ。以下は、東京側のPCで見たオプションの内容だ。
何故か理由が判らなかったが、多分、スティックPCは設定直後なので、まだアップデ-トしてないためだろうが、この画像に見えるように、直接的に「スリ-プ状態になる時間」が表示されなかった。「ディスプレ-の電源を切る時間の指定」に含まれているようだ。
「ようだ」と言う最大の理由は、この記述の時点で、鹿児島側の「マイパソコン」化状態は既に1時間以上維持されているし、その間に、TVのリモコンを使って、表示を完全に真っ暗な状態にしたり、あるいは再度画面表示してHDMIの入力状態が維持されている事を確認したりを繰り返したし、更に実際に何回も、東京側のPCから鹿児島のスティックPCにアクセスして、操作可能な事も確認してあるからだ。
もっと具体的に正確に言えば、鹿児島側のスティックPCは既に2時間近くも、遠隔的に「マイパソコン」として操作されるモ-ドに入ったままで、その設定は一度も解除されていない。That is exactly what I wanted!
鹿児島の親が、HDMIの表示をウザイと思えば、表示を切り替えて普通のTV状態にするか、あるいはリモコンの操作でTVの電源を切ってしまう事も出来る。若し、HDMI入力の状態で切ってしまっても、電源を再度入れれば(それ位はIT音痴の親にも出来る)、それ以上他の操作を行わないでも、東京の息子が事前の警告なしに孫の動画とかを鹿児島の茶の間に流す事が出来る。
早い話、
1. 電気代に関しては、少なくともTVの電気代は心配する必要がない。当たり前の事だが、クロ-ムカストのUSB電源の事が念頭にある。
2. スティックPCの消費電力は多分、スリ-プでなくても、5W位ではないだろうか?だとすれば無視できる。この様な使い方をした場合の電力消費については、現在、マウスコンピュ-タ-にメ-ルで問い合わせ中だ。
3. 最悪の場合、鹿児島の親に、必要最低限の、毎回繰り返す、「遠隔操作」設定方法を教え込んでも構わないだろう。必要ならアプリのプログラムを自分で作ることも念頭にある。
ここで、本来は鹿児島のTV画面の実際の表示内容を掲示したい所だが、少し問題がある。既にサンプル画像はスティックPCで「プリントスクリ-ン」を使って取得して、それを「ワ-ドパッド」にペ-ストして鹿児島のデスクトップに置いてある。問題は、それをどのように簡単に東京のPCで取得出来るかだ。やり方としては、
1. 鹿児島のスティックPCでUSBメモリ-に入れて、それを東京のPCに差し込む
2. 鹿児島でクラウドに上げてしまう(やりたくない、出来れば)
3. 遠隔操作で出来ないか?無理だろう、入れ子になってしまう。。。
ここで、実際の鹿児島のTV画面を東京のPC画面で見ている画像を2枚示す。以下になる。
スティックPCは東京から操作される状態でも、鹿児島の現地で普通に操作できる。青いボトムバ-は東京、その上の薄茶のボトムバ-は鹿児島のものだ。
この上の画像は東京で見えている鹿児島のTV画面で、モザイクで処理してある部分に東京のPCのグ-グルアカウント名が表示されている。
この画面は非常に重要だと思う。
と言うのは、この画面で「共有を停止」すると、「鹿児島のスティックPCが東京によりマイパソコンとして操作される状態」を解除できると思うのが当然だが、実際にはそうならない。そうならないで欲しい訳だから。解除は鹿児島のスティックPCでしか出来ない仕組みだ。
なので、結果的に起きるのは東京のPCが鹿児島のスティックPCを支配するのを止めるだけで、鹿児島のスティックPCが支配されるの止める事を自ら選択するのとは異なる。 それが証拠には、共有を停止しても、直ぐに再開できるし、そのために鹿児島まで出向いて、何か特別の操作をする必要がない。
なので、鹿児島側でスティックPCの電源を物理的に落とすとか、あるいはスティックPCが自動的にスリ-プモ-ド(それはコントロ-ルパネルの電源オプションで既に防いである)に入らない限り、遠隔操作を受け入れる態勢が続いている事を意味している。
次の記事では遠隔操作についてまとめて見る。