しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

憧れに遠く

2014-12-27 00:12:03 | 日記

陶芸作品を素焼きするために搬出し、
昨日欠席だった生徒の保護者に宿題のプリント類を渡して、
机上整理して今年は仕事納め。
休み明けにいろいろ忘れてそうなので、
来年の私に向かってメモを残しておく。
来年の私、任せた、宜しく!


今年は学年に体調が優れない人が多く、職場の忘年会はなしとなった。
新年会にかえることになったので、今日は最近行ってなかった韓国家庭料理のお店へ。
韓国料理、以前担任していた生徒の保護者が韓国料理店を経営していて、
そこでいただいたものがとても美味しくて、それ以来ファンになっている。

夕ご飯というにはまだ早い時間帯だったので、全くお客さんは無し。
チャプチェという春雨と野菜の炒めものとご飯、卵スープを注文した。
ここのチャプチェは、(たぶんケチって)お肉がほとんど入ってないので、
私にとっては好都合、ただ全体の量が以前よりも少なくなっている感じだった。
代わりに卵スープが丼で2~3人分かと思うほど量があって、美味しいけど全部飲みきれなかった。

18時近くになると、年配のご夫婦や仕事納めした会社員の方々など入店し賑やかに。
私はのんびり食べながら、
金曜日、しかも冬季休業前、これほど気持ち的にのんびりできる時はないから、
いつもなら何か考えながら、
もしくは仕事に追われながらなどなど心がお留守の状態でご飯を食べているけど、
今日はしっかりと味わって、ご飯に集中していた。
・・・なんて人間らしい生活。


帰宅してもまだ18時半過ぎ。
やっぱりやらねば・・・と、大掃除というか断捨離を開始。
引っ越してきて約9ヶ月、でももう物って溜まるんだよね・・・。
ラジオに耳を傾けながら仕分けしてどんどん捨てていく。気持ちいい。
ラジオのパーソナリティーさんが、
「ストレスが溜まると掃除に走るんです!」と言ってて、
そのストレス解消法賢い!私もそうなりたい!

・・・カイロとか、ほんと何パックあるんだよ。
昨年に買ってたのを忘れてまた大量に買っている。自分に呆れる。
こういう無駄をしないために、きちんと整理する必要があるな・・・。
あと、死ぬほどクリップがある。もういらないから。
本も、買って読んだけど、たぶんもう読まないものもある。
・・また売ろう!(売れるものは本くらいしか家にない・・・)


気がついたら20時半、4時間くらいやってた気持ちだったけど、
まだ2時間しか経ってないことに驚く。
コーヒーを淹れて少し休んで第二ラウンド。23時までやっていた。
やる前は、ああもう面倒・・・と思うのだけど、
いざやり始めると、やればやるほど、
ここも!あ、ここも!と掃除したい場所が増えていく。
しっかり片付いたら作業台など購入したいから、そのために頑張ってみる。


しかし雑誌などを読むと、細かい分類や収納法なども紹介されていて、
とってもやりたいと思うのだけど、いかんせん普段は時間が足りない。
こういう長期休業中でも実家に帰ってしまうから、結果あまり時間がない。
お正月やお盆に実家に帰らなきゃいいんだろうけど、それはあんまり寂しい。
雑誌のような暮らしにはなれず、憧れだけで日々は過ぎていく。
少しでもそれから脱却したい。憧れに近づくには熱意と勢いが大事。


そして今、ポンジュースのお酒で今日はおひらきに。
果汁30%でアルコール3%って、もうなんだか。
お酒としてもジュースとしても中途半端だけど、まあいいや。
幸せって、こういうことかも、ってちらっと思う。
憧れに近づく過程が楽しいのかもしれない。



























朝日を楽しむ会

2014-12-21 18:41:41 | 日記

年の瀬という実感は年々薄れていくように感じる。自分だけかしらん。
なんの準備もないまま、もう十日もすれば来年になるだなんて・・・。

クリスマスも昼間はもちろん学校だし、
この日の夜は、不登校の生徒のお家で陶芸を一緒にやることになった。
楽しみにしてくれてるというので、
陶芸の荷物一式をうんしょうんしょと運ぶことになる私は、むしろ見た目サンタさんのようなものだ。
一大イベントだったクリスマスまでも、私自身にとってはあってないようなものになってしまってる。
いわんや、正月をや。(でも遊ぶ。)



三者面談は3日目まで終わり、明日が最後。
残すところ生徒の登校日はあと三日だけになった。

来年なんてもっと後、後!って思っていたのに、
展示まであと3ヶ月を切ってしまったという現実に直面して焦りも出てきた。
ギャラリーには使用料を振り込んだ。もう引き返せない。
DMは? そしてポスターは?ということもある。
2月は教員として忙しいから、1月には形にしておかなければいけない。


1月は通っているステンドの工房が、
先生の新しいアトリエ準備のためにお休みになるとも聞いていたので余計に焦った。
しかし先生の計らいで、先生不在時にも工房を使ってもいいという許可をいただき、
1月は土日ほとんどを制作に費やすことになった。

普通、こういう工房の先生方は生徒が勝手に作品展などをやることを好まないというし、
禁止するところもあるという。
けどうちのところの先生は、むしろとても好意的で、
「作品展って武者修行のようなものよね、頑張ってね。」と工房も貸してくださる。
この人柄が、生徒さんたちに愛されているんだろうなあ。
先生たるもの、こうでないと。


やりたいことがたくさんある。やらなきゃいけないこともたくさんある。
年末は風邪を引くことが近年多く、24~25日は寝込む日になっていたけど、
今年はバタバタしてる分、元気に乗り切れそうだ。・・いやいや、油断は禁物だね。


朝、日の出の写真を撮るのが趣味?になっているけど、
携帯でただカシャっと撮るだけなので、毎日ではないけど続いている。
早起きは元来苦手だけど、仕事上、どうしてもしなければならない。
早起きに何の楽しみもなかったけど、引っ越してきてから空が広くみえるようになった。
そして朝日がよく見えるようになった。星もよく見える。
空が広いって、なんだかいい。










晴れ、曇り、雨の日・・・・
その他いろんな表情があって、
写真に残すのが日々のちょっとした楽しみ、というか句読点のようになっている。
だからって写真の技術を磨こうとか、そういう方面に気持ちが行くわけでもない。
ただ『朝日を楽しむ会』の会員(?)なだけ。
朝日の写真を時々眺めては、ふわっといい気分になる。

とはいえ初日の出は、残念ながら実家なので撮れないだろう。建物に囲まれているし。
そして多分、深夜に映画とかみるからそもそも早朝に起きられない。
そこは撮れよ!って感じだけども・・・。
のほほんと楽しむだけの『朝日を楽しむ会』会員で。


総括するにはまだ早い気もするけど、今年1年、穏やかで良い年だった。
来年は、私にとってはチャレンジの年。
やりたいことに一歩ずつでも近づけるように。

































頭と身体とつなぐ

2014-12-08 22:58:22 | 日記

今日、バレエの先生からポワントで踊っても良いという許可が降りた。

やった!頑張った甲斐があった!!
今まで、バレエシューズでコツコツと努力を重ねてきた。
一緒にやっていた人たちも喜んでくれて、ほんとにほんとに嬉しかった。


それにしてもあまりにタイミングが良くて驚いた。


というのは、今まで先生から言われていることをとにかく実践しようとしてたけど、
頭ではわかっていても、少しでも気を抜くと足が内側を向いてしまったり、
身体の引き上げが中途半端になったりしていた。
けど今日初めて、
バーレッスンの最中に先生に言われたようにやった方が身体が伸びて楽しい!とピタっと腑に落ちた瞬間があったからだ。


頭と身体がつながった瞬間だ。自分でそれを感じた。
プロである先生はそれを見逃さなかったんだろう。
バレエの先生のように、
身体を使って表現する仕事の人は、自分以外の人の変化も敏感に捉えることができるようだ。
凄い。


頭で理解するのと身体が「理解」するのとはタイムラグがある。
小学生から高校生までピアノを習っていたけど、そのときもそうだった気がする。
だから、ちょっと上手く行かないからってすぐに投げ出してしまうのはいけない。
いつか身体が自然に「理解」してくれるまで、コツコツと続けることが大事なのだ。


勤務校ではつい最近、保健体育科でダンスの授業があった。
生徒たちの中には「ダンスがなぜ『勉強』なのか不思議でしょうがない」とぼやく子もいたけど、私は、
「身体と頭は意外とつながっていないから、それを鍛えるにはダンスってとてもいいと思うよ。」と言ってみてる。
美術科でもデッサンなどはダンスと同じように、
身体と頭をつなぐためのレッスンという意味もあると思う。


で、身体と頭がつながると、とっても気持ちいい。
そういう感覚を美術科でもぜひ生徒に味わってほしい。
自分が生徒の立場で感じたこと。