しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

お月様を見上げて

2012-10-31 21:51:53 | 日記
ハロウィンなのに、全然それらしくなく味噌煮込みうどん。
体調が良くないから、優しいお味噌で・・・。

講師の方が来校する授業3回目が今日。
先日撮影したコマドリ写真をプリントして、
今日はそれをつなげてアニメーションをする装置に設置する作業と、
早くできた班から2作品目を作って鑑賞するという授業。

2作品目になるとクオリティーが上がってくる。
基本が分かったから、これを応用してすごいものも作れるかもしれない。
面白い授業だなあと思う。班で協力してやるっていうのもいい。
いつもは見られない姿も見られる。
美術の授業、まだまだ研究しなきゃいけない。
それにしても、写真をプリントする小型プリンターが面白くて、
たくさん印刷するのを、しばらくじーっと見てた。
暇なわけではないけど・・・。
機械が無心に働く姿って、なんか好き。


進路面談は2日目。
まだ高校見学に行ってない人も多く、そうなると話が進まない。
やっぱり、見ないとわかんないもんね・・・。
12月の最終面談までいろいろ持ち越し。
だいたい学校名が出てるからいいかなという程度の人もいた。

学校の成績の付け方に不満がある保護者の方もいて、フムフムと伺う。
今回は、理科と音楽についていろいろ。
この保護者の方は毎回、面談の時には学校に対する不平・不満を言うのだけど、
なんとなく嫌みがなくて、素直に聴けるから不思議。
結構、当たっていることが多いからだと思う。
それともこの方の人徳か。

この方との話は、何故か最後は笑って終わるからもっと不思議。
今日も、最終的にはこの保護者の娘さんである生徒の希望してる併願校は学校からかなり遠くて、
その方いわく「気温が一度くらい下がっちゃう場所にある」ので、
「先生、入試相談わざわざ行ってもらうの悪いねえ~。」というから、
「じゃあ、・・・とりあえずなんか羽織って行きます~(笑)。」で面談終了。
ついでに温泉にも入ってきたい。さすがに言わないけど。やらないけど。。
相手に嫌な思いをさせないで自分の考えを言うのが上手いお母さんだ。
こういう、カラッとした人ばかりだったらいいんだけどな。


事務仕事を終えて退勤するとき、丸くぽっかりと浮かんだお月様が見えた。
空気が冷たいと、空も冴えて見える。

温かい豆乳コーヒーを途中で買って、小説を読みつつ帰る。
寒くなってきて、木枯らしを避けるように心も内向きになってくると、
本が親友になる季節。
こたつとみかんと本と、時々コーヒーがあればかなり幸せになれる。
長崎への旅が保留になってて、ガイドブックもパラパラめくってみる。
軍艦島、五島列島・・・・。わーん。


一昨年に3年生の担任をしてた先生と今朝、バスで一緒になったとき、
「私、12月25日までに調査書を全部書き終えて、
他の先生に『私がもし死んでも書庫に全部、調査書はありますからっ!』
って言い残してハワイへ旅行に行ったわよ!」
という豪快な話を聞いて、
旅行はおろか帰省すらできないと思ってたのは間違いかなと思ったから。
私も、自分の限界に挑戦してみようかなー。

やりたいことがたくさんあれど、いつの間にかこうやって時間が過ぎていく。

小学校5年生の時、空を見て、20年後、自分はどこで何をしてるんだろう、と思った。
その時、昼間の空に白いお月様が出ていた。
いろんなことを覚えてないのに、そういうどうでもいいシーンはよく覚えている。
遠足のことも修学旅行も文化祭も覚えていないのに。

まさか、20うん年経過してもまだ中学校にいるなんて、
そのときの私は想像もできなかっただろうねえ・・・。

また20年後、私は月を見上げて、
今日のことを思い出すのかなあ。
そして、その時、どこで何をしてるんだろう。



























道のりは険しく

2012-10-30 22:51:34 | 日記
寒くなってきた。そして熱が出る。
特に今日はあまりに辛く、
朝学活を副担任の先生にお任せして遅出。
1時間目が始まる前に学校に到着。
今日は授業の少ない日だったので、面談準備に勤しむ。
休み時間にクラスの男子生徒に廊下で会って、「おう!元気かあ!」と挨拶される。
・・・友達か・・・。

第二回進路三者面談が始まり、初日の今日は6名。
6時間授業でそのあと面談って、きつい。
この日程は本当にやめてほしい。

振り返れば三者面談のときはいつも体調が良くない気がする。
昨日の学年会では、途中で完全に意識が飛んでしまった。
今日も意識が遠くなりそうな中、
保護者の方と本人とともに併願校プランを話し合う。
「文化学習発表会の劇、良かったです。」
と保護者の方に言っていただけて嬉しかったけど、
もう文化学習発表会すら、遠く後ろに飛び去っていく気がしている。
卒業まであと80日ほど。
体育大会、修学旅行、合唱コンクール、そして文化学習発表会。
行事を通してクラスがまとまってきたのに、
もうたった80日しかないのか・・・。


今年度の推薦や併願の基準も各学校から届いたし、そろそろ本格的に決めないと、
ということで、今日の人たちはかなり具体的なプランができていた。
とりあえず良かった。
公立の安全圏への第一希望が相次ぐ。
押さえの併願校がしっかりある、今日の人たちはもちろんそれでOK。

今年、公立の入試形態が大きく変化する神奈川県では、
先が見えないのでみんな安全志向らしい。
ただ12月の成績が出た時点で恐れをなして、
推薦に志望変更する生徒も出てくることは容易に予想できる。安心できない。

今日、クラスの生徒で一人、推薦の合格が出た!
うちの学年では一番早い高校受験合格者だ。
夕方、合格通知を受け取った本人が電話してきた。

おめでとう!というと、本当に嬉しそうにしてた。
あと80日の中学校生活を充実したものにしていこうね、というと、
頑張っていきます、ありがとうございます!
と、立派に言えた。ずっと不登校だったのだ。
3年間、この生徒の担任をしていたので、ことさら嬉しかった。

こうやって、全員が喜ぶ顔が見られたらいいけどなあ。
今からが最も苦しい時期になる。

後期の中間テストで点数が取れないと、内申点は上がらないし、
たった1ポイントで、希望の学校に出せない子も出てくる。
頑張らなくちゃいけないのはわかってるけど、という感じで潰れていく子も毎年いる。
今日も空き時間1時間、保健相談室で授業をエスケープした生徒の進路の悩みを聴いていた。

高校行ったら勉強しなくちゃいけないから行きたくないとその生徒がいうけど、
実際行ったら勉強云々よりも、友達との人間関係とか部活での頑張り方とか、
そういうことも学ぶわけで、というかそういうことの方が場合によったら大きいわけで、
今と同じように、社会に出る前に社会の縮図の中で過ごすってことなんじゃないの、というと、
気が楽になった、高校行ってもいいかな、とつぶやいた。

結果的に、経済的、精神的に自律した人間になれればいいんだよねえ。
学校の勉強が将来と繋がらない人もいるわけだしねえ、というと、
そうかーと考え込んでいた。

その一方で、中1からずっと科学者になりたくて、
横浜サイエンス高校しか考えていません!っていう生徒もいるし、
ほんとにいろんな生徒がいる。

とにかく来春、それぞれが幸せに思える進路へと送り出せたらと。
もう、それだけです!!!
























大人の願い

2012-10-28 20:38:24 | 日記
文化学習発表会も終わって一息。
クラス劇は、今までの中では一番の出来だった。
よく頑張った。

上手くいった要因は、
①各部署のリーダーが全員、やる気に満ちていたこと。
②各部署のリーダーが集まって、よく話し合いをして情報を共有したこと。
③とにかく早めに準備にとりかかったので、妙に焦らずにすんだこと。

だろうと思う。
1年生のときはずーっとついておかなきゃ心配だったし、
2年生のときも、すぐ人間関係でもめるから結局ずっとついてたけど、
3年生はさすが。ほったらかしにはもちろんしないけど、
リーダーに指示を出せば、リーダーが生徒をまとめる。
半分大人だなあと感心する。

片付けも終わり、クラスに帰って実行委員に挨拶をしてまとめをしたあと、
生徒に、「次の行事は『入試』だね。」というと、
はああ・・・・とため息が洩れていた。
でも現実なんだから仕方ないじゃないか・・。


来週からは第2回目の進路面談開始。
出願、そして入試自体が終わるまでは気を抜けない日々が続く。

昨日は久しぶりに、完全に学校のことは何もしない!と決めて、
午前中は家のこと、午後はステンド、そして夜は読書。
Twitterではひっかかるツイートがあって
フォローを外してしまった道尾秀介氏の「花と流れ星」を読んだ。
この人の作る話はしみじみ好きなんだよなあ。またフォローしたいとは思わないけど・・。
最初はホラー系でデビューした人だったけど、最近、純文学寄り。
今回読んだのも、ミステリーと純文学の間っぽくていいなと思った。
本を読むと、自分の軸が元の位置に戻る気がする。
忙しくても、直に役に立たなくてもするべきだろうな。


海外の日本人校を受験する生徒がいて、もうすぐ出願。
今日、調査書を書きに学校へ。
部活やってた先生に、「もう調査書?」と驚かれる。
来週のワークショップ授業の用意もする。正確なサイズに物を切るのは難しいな・・。
でもこういうのを避けて通っているとダメな気がする。。。

なんとか午前中に全て終わらせないと午後の約束に間に合わないので、かなり朝早く家を出た。
今日は、幼児教室時代の生徒がもう高校生になってて、文化祭があるので来てください!
とかなり前から言われていた日。その子が文化祭実行委員で頑張った成果を見に行く予定だった。

お昼ご飯を食べずに学校をあとにして、電車。
1時間ほどで藤沢本町に着いた。ここから歩いて16分。
仏教系の男子校、藤嶺学園藤沢中学校・高等学校の文化祭。

学校に着いてみると、今日の文化祭は中高合同でのものらしく、
とにかくものすごい人で「これじゃあ、本人に会うのは無理だろうな。」と思った。
まあ、スタッフだから忙しいだろうし。
とりあえずPTAの方々が開いていたカフェへ。
お腹がものすごーく空いていた。
パウンドケーキとブドウジュースで何とかお腹を落ち着かせて、パンフレットを見る。
どこを見て回ろうかな、やっぱり美術部は見とかなきゃね、とか思いつつめくっていると、
最後のページに「文化祭実行委員 広報担当」で、その生徒の顔写真が出ていた。
Facebookでもやりとりをしているので最近の顔写真もみているけど、また印象が違う。
最後に直接会ったのは、この子が小学校5年生の頃か。
面影は残っているけど、もうすっかり賢そうな、そして誠実そうな青年の顔だった。

小学校入学以前からこの子のことは知っていた。
私が幼児教室でこの子の担当になったのは、彼が小学校2年生あたりからだったっけ。
この教室はちょっと変わっていて、年に一度、学習発表会的なことがあって、
準備にもかなり時間をかけた。
私は小学生のこの子たちと、
日本のお化けを調べたり、星座を調べてかなり大きな星図を作ったりした。
4、5年はこの子と関わっていたと思う。
「この子は腺が細くて心配なんです。」とお母さんが言っていた。
思いやりがあって心優しい少年だった。

そんなことを思い出しながら何気なく外を見ると、
見たことのある女性が・・・。
その子のお母さんだった!

急いでカフェを出て、お母さんに声をかける。
「◯◯さん、覚えていらっしゃいますか?私のこと。」
お母さんは、すぐに私を思い出して喜んでくださった。
「普通に歩いててもこの状況だとなかなか会えませんから、呼びますよ。息子も喜びます!」と、
お母さんが、そこらへんを歩いていた他の実行委員に言って、彼を呼び出してくれた。

やってきたその子は、180㎝近い身長になり、声変わりもしていた。
当然なのだけど、小学生のときのイメージしかなかった私は、
かなりびっくりしてしまった。
「忙しいのにわざわざ遠くまで来てくださって、ほんとにありがとうございます。」
深々と礼をして言う彼に、小学生の頃の、繊細な子ども時代の彼の面影を見た。

そうしている間にも、他の実行委員の生徒が彼を呼びに来る。
中・高校全ての文化祭なのだから、かなりの規模だ。それを取り仕切っているのだ。
ものすごく忙しいだろうから、呼び止めておくわけにはいかないと思い、
「いろいろ見て回るね。頑張って!」と言ってわかれた。

しかし男子校のテンションって、高くて熱い・・・。
そして、なんて楽しそうなんだろう。
ダンス、ボイスパーカッション、「ミス藤嶺」(女装してる・・・)などなど、
いろんなことをステージでしていた。
その子の勧めで、夕方、最後の体育館での後夜祭も見たけど、
コンサート会場のような盛り上がり方!
仏教系の学校なのですごく真面目なのかと思いきや、全然、今時の高校生だった(笑)。
AKBを模した男子達のダンスや「ミス藤嶺」選手権(?)には久しぶりに大爆笑させてもらったし、
周囲の声がけも男子校クオリティーだった(笑)。おかしくて仕方なかった。
そして、高校生の芸達者なことには本当に驚いた。

私は保護者ではないけど、
こんな風に、生きてることが楽しくて仕方ないような子どもたちをみたら、
保護者の方は本当に嬉しいだろうな、男の子は育てるときに苦労をするというけど、
その苦労なんて掻き消えてしまうほどの喜びなんだろうなあと想像できる。

私も見ていて幸せになれる「男子校クオリティー」だった。
いい高校だなあ、どんなに今風の子に見えても、
仏教の心は、この子どもたちの心にしっかりと根ざしているのだろうなと思えた。

きっと今頃、この子は打ち上げだろう(笑)。
子どもが幸せな気持ちでいてくれることが、関わって来た大人の願いでもあるなと思った。





















あの電柱まで

2012-10-22 21:12:04 | 日記
文化学習発表会直前。

部活や美術科の展示などなど目が回るけど、クラスの劇の練習は面白い。
けど、やっぱりぎこちないセリフ回し。不良役の子も優しい。
本番まで、どれくらい感情が込められるかが勝負かなあ。

先週は保護者対応で凹む事件もあり、先週末は気持ちがどん底まで落ちた。
普段、とても楽天的だから落ち込んでもすぐに上昇できるけど、
今回はちょっとダメージが大きかった。
この超楽天家な私にして、刃物を見ると死ぬことを考えたくらい。
起きるのが辛くて辛くて、土曜日はずっと家にこもっていた。
学校に行くのが怖い、と初めて思った。

けど、文化学習発表会が終わるまでは死ねない!劇の成功を見届けたい!
と、わけのわからない「電信柱」を心の中で作り上げて徐々に立ち直っている。
ダメージは大きくてもそんな簡単に死ねない。そこらへんが私の強いところ。

昔、部活動で長距離走をしていて、もうダメだ、走れないと思ったとき、
「あの電柱までは走ろう!」と小さい目標を立てて、そこまで走ったらまた次の電柱、
そしてまた次の電柱、と目標をつないでつないで、結局は最後までたどり着いていた。

今も同じ。
文化学習発表会という電柱を通過すれば、
今度は3年後期の成績を出し、いよいよ調査書作成。
そのあとは、3年間の総決算「卒業式」。
死んでる暇などないのだ。
忙しいからこそ、生きていられる気さえする。

ダメなところはダメで、それを認めて直して行こうと思えば、前に進める。
ダメなところを気づかせてくれたのだから、
ありがたいと思え、と、心のどこかで声もする。
働くって、なんて自分の本質が問われるんだろうと恐ろしくなる。


とはいえ、生徒と接していると、不思議と徐々に元気になっていく。
怒っても笑っても、なんだかパワーをもらってる気がする。
この仕事は大変な部分も多いけど、やっぱり、ありがたい仕事だと思う。

こんな文化学習発表会やらなんやらのバタバタの中で、
美術科2年の授業の中でワークショップ2回目。
講師の先生は子どもたちの気持ちをつかむのが上手で、
新しい風を学校の停滞してる空気の中に吹き込んでくれる気がする。

今日は、カメラを使ってのコマ撮り撮影で、生徒たちも大盛り上がり。
個人制作では見せない顔も見られて、私も楽しかった。
講師の先生も視点が面白く、
お話をしていると、自分の考えにも新しい視点が加わる。
学校の中だけでは相当、毎日が息苦しいけど、
講師の先生と子どもたちの楽しそうな様子でとても元気になれた気がした。


生きてるって楽しいじゃん。
普通のことなのに、学校の、職員室にいるとこれを忘れるのは何故だろう。
さらさらとこぼれ落ちて行くのは何だろう。。。。。
時々、すごく怖くなるから、美術室に逃げるか、早めに退勤するかで凌ぐ。
たぶん、「自由である」ことを忘れるのだ。
こんなに怖いことはない。最近思うこと。


今朝、携帯が突然うんともすんとも言わなくなって焦る。
夕方、仕事もあるけど、
電話が使えないのは困るから自宅近くの携帯ショップへ。

電話、もうダメ?!って思ってたけど、全然大丈夫だった。
アプリの更新をしていなかったのがあって、
それが常に通信状態になっていて、何かものすごく携帯に負担をかけてたらしい。
復旧の仕方も教わった。良かった。。。。

文化学習発表会が終わったら、ちょっと休憩。
久々に、絵を描きに行こう。
ずっとご無沙汰してたアトリエから、案内が届いていたのも何かの縁。

「あともう少し行けば、海が見える。」
小学校の時に国語の教科書にのってたフレーズが、なんとなく思い出される。
あの電柱まで、あともう少し。




















秋の実感

2012-10-14 23:57:26 | 日記
朝から部活で、文化祭の準備。
森をテーマに物や絵を作っている。
布に絵を描いたり、木材を切ったり。
しかしあと2週間もない。
間に合うのか?!

部活後、2時間ほど仕事をして退勤。
クラスの劇に必要なものプラス美術科のものプラス部活の買い出しに行く。
100均で40アイテムほど購入、重い。
・・・・しかし本当に何でもあるなあ。品揃えに驚いている。

100円ショップには、普段の授業でも文化祭関係でも大変お世話になっている。
今日は刷毛16本、作品保護フィルムの様々なサイズを大量に、毛糸・・・などなど。
お昼を食べず16時、お腹ペコペコになってコーヒーを飲む。

本当は行きたかった今日までの作品展が渋谷であった。
学校からだと行きやすかったんだけどな。
なぜか心臓が痛かった。お家で休めってことか・・。
お天気もにわかに悪くなってきてた。

大量の荷物を抱えて家に帰る。
とりあえず、明日の授業で必要な資料の準備だけして夕方から寝る。
3時間ほどぐっすり。。。。。。夢も見なかった。

お休みの日は部活やめときたいけど、
今の3年生がどうしてもって言うのでやっている。
運動部の先生達から、
「休みの日に活動してる美術部って珍しいねえ。」と言われる。
しかも明日からは、これまた3年の希望で「朝活動」まで始まるのだ!!
明日から文化祭までは超早起き~!!!
生徒達が熱心なのはいいんだけども、身体持つのか私。

でも、文化祭が終われば3年は引退。
もうしばらくは日曜の活動をやめようかなあと思ってる。
あっても月に1、2回とか・・・・。

私だって日曜は美術館やギャラリーに行ったり、家でのんびりしたり、
読書したり買い物をしたり映画みたりの「人並み」の生活がしたい。
そういえば10~11月は浮世絵の作品展が多い。かなり行きたい。
余裕ができれば習いに行きたいものもあるし。

今日はTwitterでフォローしてる小説家さんが、
「好きな推理小説ランキング」をやっててTLが盛り上がっていた。
出てきた小説が知らないのだったので、検索してあらすじを読むとすごく面白そう。
読みたいー!

中学以来、推理小説オタクな私としては、最近全然読めてないのが寂しい。
本の中の世界に浸るのが好きな内向き性格が本質なのに、
最近外向きに頑張り過ぎてる。現実に足が捉えられている。
気分的には3センチくらい地面から浮いてたい。
大学生までは周りから常に「1センチくらい現実から浮いてるよね・・」と言われていた。
褒め言葉では全くないけど。その状態がたぶんオリジナルなのだ。

要は無理してんだな、だから心臓も痛くなるわけだ。。。。
私の「普通」に戻りたいーーーー・・・・・まあ、部活は楽しいけどね。


21時に目が覚める。夕ご飯。
大根をお味噌汁に入れた。大根をお味噌汁に入れると、
なんか、一言で表現すると「まんが日本昔ばなし」。

わかりにくい。
でもあの番組って、なんかあたたかくて幸せな感じがする。しないかな?

分かりやすく言えば、懐かしくてあたたかくて美味しいってこと。
ほっこりと身体に優しい。少し寒くなってきたし、ちょうどいい。
秋がやっと、やっと来てくれた感じ。待ってましたの秋!

今更、現実から3センチも浮けないけど、
ちょっとだけ何も考えないでフワフワしたいって思うのは、
秋が来て、寒くなって気持ちも内に籠りたくなってきているから。


私も、季節でコロコロ変わる生き物だ。























私の支え

2012-10-13 23:33:09 | 日記
友達と飲み! 楽しかったな♪

夏に旅行に行って、夏の終わり頃の研修会で会って以来、
最近全然会えてなかった友達2人と。
そのうちの一人が臨時任用の講師だったんだけど、
今回の採用試験で見事合格! 
晴れて3人とも正規美術科教員に。

そういうわけでお祝いの飲み会、というかほんというと定例会(笑)。
忙しい前期を終えて、ほっと一息つける後期のスタートだし。

午後からステンドに行って、ザクザクガラスを切る。鳥のデザイン。
全部切り終えた。
そうだ、干支のガラス絵を作っちゃおうと突然思いつく。
先生に話したら、それいいんじゃない!と背中を押してくれた。
思いつきですけどー、というと、
思いつきって結構いいものが多いのよねえ、と先生。
そうかもしれないので、来週からのガラスの削りと並行して、
他の干支のデザイン画も考えることにした。
人生、どう転がっていくかわかりませんな・・・・。

今日、ステンドで一緒だった人は半年ぶり。同世代の方。
「最近いらっしゃらなかったけど、何かあったんですか?」と話していたら、
どうやら病気だったらしく、
勤めている会社でも仕事を軽減してもらっていたという。
やっと元気になって、ステンドにも来れたのだった。
今日は、友達の結婚式に使ってもらうためのボードを制作していた。
「もう、会社でのストレスの話を私にさせたら止まりませんから。」
と冗談めかして言ってたけど、
かなりほんとにストレスが溜まっている様子だった。
どこに行っても、大変は大変なんだな・・・・。


で、ステンド終了後、予約してたコンタクトレンズを受け取りに行ってから、
横浜へ。
19時の待ち合わせにはかなり時間があったから、お茶。
勉強のための本を読んでいた。
2年生の授業で修学旅行の事前学習の意味も込めて日本の歴史的建造物について扱いたいけど、
資料集に載っている知識だけだとつまらない。
もっと深く知りたいのもあって、日本建築についての本。
読んでいたら、あっと言う間に時間が経っていた。


3人での飲みはいつも食べる方にシフトする。

今日は横浜駅の上にある自然食レストランの「はーべすと」へ。
結局、あまりお酒は飲まずに食べてしゃべって、
私はいろんな種類のお惣菜を食べ、コーヒーをたくさん飲んだ。

それぞれの学校の話、苦労してること、
そしていつも3人で何かしたいね!という話で盛り上がる。

3人での共同アトリエの話はなかなか難しそうだけど、
3人でギャラリー展示はできそうだよね、という話に。

実は、ずっとここいいなあーと思っている貸ギャラリーがあって、
調べてみると、1週間で9万ほど。3万ずつ出せば借りれるね、と。
じゃあ、グループ名とかどうする?と勝手に妄想だけ暴走する(笑)。

今回合格した友人が、
「・・・・・『とんちんかん』。」とつぶやいた。

なんか、それいい!それ以上のが思いつかない!と爆笑した。

かっこよさげに表現するなら「TONCHINKAN」かしら!
漢字で当て字にする?「沌灯寛」とか意味わかんないけど、
一見なんかかっこよくない?とか。

(^^:)(^^;)(^^;)・・・・・・。

「・・・教員ってさ、どうしても笑いに走るよね。」
うんうん、と最終的にみんなで頷く。

とんちんかんにするかは別として、
ギャラリー展示はできそう。
もう一人の友人は、絵が実際に売れてるし、9月に作品展をやってる。
ただし、ギャラリーレンタル代が20万もしたということ・・・。

今回合格した子は陶芸だし、私はガラスで。
これは実現可能だよねってことで。。。。
3人の夢ができた。


で。
また旅行の話になる。3人集まると旅に出たくなる。
私が3年の担任だから、
生徒たちの「嫁ぎ先」が決まってからしか行けないけど、
再び京都に行くか、
(北野天満宮に、採用試験合格の『お礼参り』(ヤンキー的なやつでなく)に行きたいらしいので)
それとも、前回ほとんど時間がなくてみることができなかった奈良をインテンシブで!
どちらか、ということになる。

どちらにしても楽しい話だ。
11月の県の研究会でまた会うので、その時に続きの話をしようね!ってことになる。

別れ際に合格した友達が、
「2人がいなかったら、たぶん合格できなかった、途中で諦めてた。・・ありがとう。」
としおらしく言うので、泣きそうになる。

いや、それは実力だよ!

それに、このハードな教員業界?で楽しくやってこれているのも、
こういう楽しい仲間との楽しい時間があるからなんだから。

って思ってる。

この年齢での友達って、本当に貴重だと思う。

















わかってないのは私

2012-10-12 22:53:32 | 日記
今日、あまりにびっくりすることがあった。
生徒たちがどれほど日々成長しているかを伺い見ることでもあると言えば、ある。
いつまでも子どもじゃないんだなあ、って。
てか、私が子ども??(・・)?

3年のあるクラスの美術の授業が始まる前、一人の男子生徒が、
「先生、授業終わったあと話があるけどいい? 人に聞かれたくない話なんだよ・・・。」と言って来た。
妙に暗い、重々しい表情をしていた。

3年のこの時期で、人に聞かれたくないと言えば、
私たちがすぐに思い浮かべるのは成績のこと。
ああ、学習相談的なやつね、と思って、いいよーと軽く受けた。
あれ、でも美術4だったよなあ,悪くないのになあ、この子、と思いながら。


授業が終わり、次はお昼、という短い休み時間、
その生徒は慎重に人がいなくなるのを見計らって話を始めた。
いつも下ネタと軽口を叩くこの子、こんな姿は珍しかった。


彼は1年のとき私のクラスで、大人っぽい容貌と学力の高さで、
クラスの陰のリーダーとして君臨していた。
「陰の」というのは、当時のこの生徒が負のオーラを出していることが多かったから。
自分がやりたくないときは、とことんやらない。
影響力があるので、周りの男子もやらなくなる。
歌に苦手意識のあるこの子の影響で、合唱コンクールの男子の練習がすごく大変だった。
私にとってはやりにくいところもある生徒だったけど、
自分のクラスを離れて一週間に一度、美術の授業でしか会わなくなって、
大人びた冗談を私に言い、
周囲の笑いを誘う穏やかなキャラクターとなっていた。
私も許せる範囲だったし、授業自体は真面目にやれる子なので、
そのうち気にならなくなっていってた。


人がいると話せない内容は、成績のことではなかった。
青天の霹靂って、このことだ。



「俺の行ってる塾で、変な噂を聞いたんだ。
だから、先生に知らせておかなきゃと思って。
言うのをすごくためらったけど、言っといた方がいいと思って。
・・首回りが開いてる服とかたまに着てんじゃん?
で、わざと物を落として先生に拾ってもらって、
その時に胸元見てるやつがいるって、先生知ってた?」


・・・・は?
私、胸、全然ないですけど、って最初思った。
いや、それを今言うのは違うだろと思って、続けて話を聞いた。

「先生、全然分かってないと思って。
そういうこと考えてるやつがいるってこと。
だから、気をつけた方がいいよ。」


あぜんとして、なんと答えていいかわからず、
「それって、3年の男子なの?」と、とんちんかんなことを聞いた。
「主に3年らしい。」
なに、「主に」って・・・だから、胸、見てもないのに・・・・。
いや、今はそこじゃない。

「3年にそういう底意地の悪い奴がいるとは思えないよ。
それ、ただの噂、というかネタなんじゃない?」
とやっと本音が言えた。

そう、3年の男子はおっかけごっこしてる子どもばかりだと思ってる。
というか思ってた。

「あのさー、先生、意地が悪いとかじゃないんだよ。
前から思ってたけど、先生、男のこと全然わかってないな。
変なこと考えてるやつなんかいっぱいいるから。
てかむしろ、そんなことばっかり。」


・・・中3のあんたに言われたくないっっ!!!って思ったけど、
確かに分かってないかもしれない。
思春期の女子のことは、
自分がそこを通過して今に至るから結構わかるところもあるけど、
男子のことはなったことがないからよくわからない。

なんだか子どもだって思ってた男子が、違うものに見えてきた。



「・・・・気持ち悪い・・・・・・。」
正直な感想が思わず出てしまった。

「だから、気をつけて。
俺、先生のこと嫌いじゃないから、忠告したし。
やたら物を落とす奴がいたら注意するんだよ。」

・・どっちが大人なんだか。。。


「いや、でも私、見ても胸全然ないし・・・。」
思わず言ってしまってはっとしてたら、
その生徒が、

「知ってるし!!」

と、憑き物が落ちたように爽やかな笑顔を見せて走り去っていった。




・・・・・・(・・:)・・・・・・。



あ。
ありがとう、を言い忘れてしまった・・・・。

そう、まずは彼の紳士的な言付けに、ありがとうを言うべきだった。
気が動転して、ろくなことが言えなかった。
でも来週の授業で、小っ恥ずかしくてありがとうなんてなんだか言えない。


彼は常に下ネタを平気で言う子なので、彼がやらしくて(ごめん・・)、
周囲の男子が普通なのかと思ってたらそうじゃなくて、
彼の方が意外にも紳士だった。
周囲は表現していないだけなのか・・・。


やだー。気持ち悪いじゃん。
いや、いろいろわかってないのは私ってこと?と、
しばらくコーヒー飲みながら悩んた。


































私たちの価値

2012-10-10 23:18:00 | 日記
前任校で数年前に卒業した生徒から大学合格のメールをもらって嬉しい日。
忘れられない生徒はたくさんいるけど、
特に、自分が一番最初に送り出した生徒達は忘れられない。
この子は、3年前に私が初めて3年担任を持った時のクラスの生徒。


3年前、この子は第一志望の高校の推薦入試の出願時で足切りされてしまって、
受験することすらできなかったのだ。
合計の内申点は、英検の加点でギリギリ規準に足りていたけど、
5教科に2があってはいけなかったのに、数学が2だった。
内申に直結する後期成績が出た時点で、私も彼女もご両親も青くなった。
出願すらできない・・・。
しばらく彼女は毎日のように泣きはらした目で登校していた。

そんな彼女をそのままにしておけず、
先方の入試担当の方に数度、ダメもとでアタック、交渉したけどやはりダメだった。
確かに勉強は苦手だったけど、陰日向のない人柄や、思いやりのある子で、
なんとか希望を叶えて欲しかった。真面目で心優しい彼女のために私も精一杯頑張った。

賢明なご両親は、彼女の成績や人柄に見合うキリスト教系の少人数の私立女子高に彼女を見学に連れて行き、
本人もここだったら頑張れそう、と心を決めて推薦入試を出願し、合格。
落ち込みながらもその第二志望の女子校に進学した。
時々メールで近況報告をしてくれていた。
その高校で、精一杯勉強や部活を頑張った様子だった。
意外にその高校が自分に合っていたと思う、とも言っていた。
最近では、大学の進路相談もメールで来るようになっていて、
いつの間にか、美術系に進みたいんです、と言うようになっていた。

そして今度は、推薦で第一志望校の芸術学部に受かった。

良かった、ほんとに良かった!! 感動もひとしおだった。


今の中学の生徒たちに、この子の話をしてみよう。
第一志望校に合格しなかったら、死にそうな勢い?なのだ。
もし、高校受験で希望のところに行けなくても、
行ったところで精一杯頑張って、次の「勝負」に備えたらいい。
行ったところで頑張れるかが、大切なこと。


今日、もう一ついいことがあった。
きっと、この生徒も忘れられない生徒の一人になる。

母のネグレクトで、ご飯も満足に食べていなかった生徒。
学校にも来ていない。来ても、教室に入れない。
教室に入れても、周囲が自分のことを見て笑っているという妄想で、
周囲に当たり散らす。物を壊す。夜、家に帰らない。

自宅の電話がないので、母の携帯に連絡するも、
携帯料金が支払われておらず、止められている。
本人の携帯に電話するも、全く出ず。
一週間ほど全く連絡が取れなかった。

先週の進路面談には、別居しているお父さんに来ていただいたけど、
本人は腹痛を理由に来なかった。
肝心なときには、いつも逃げるクセがあった。
お父さんと話をする。全て話した。
完全に一人ぼっちの彼女、このままでは心も壊れてしまうと思った。
立ち入ったことで申し訳ないですけど、
もしできるならお父さんが、彼女を引き取った方がいいのでは?
と言った。今みたいに不安定なまま、生活もちゃんとしてないまま暮らしていてはいけない。
学校には、東京から通うのだから毎日じゃなくてもいい。転校しなくていい。
どっちみち、ずっと学校には来ていない。彼女の心が安定するのが最優先だ。

昨年まで、この子は東京に住むお父さんと暮らしていた。
けど、転校前の中学で不登校になったので、環境を変えるために、
数年間、離れて暮らしていたお母さんのところで暮らそうと思って転校してきたのだった。
けど・・・・・お母さんと上手くいかなかった。
というか、お母さんは自分の暮らしで精一杯で、娘に興味がまるでないのだった。


彼女から今日、連絡があった。
「先生、東京のお父さんのところに帰ることになったよ。
お父さんがおいで、っていってくれた・・・。」
と蚊の鳴くような声で話した。
学校には、スクールカウンセラーさんのいる月曜日に登校するという話になった。
提出物などをできるだけ出せるように、
登校した月曜に、私が、前の週に出た課題を彼女に渡すという約束にした。

「お兄ちゃんもいるし、自分の部屋もあるし、ご飯も食べれる.嬉しい。」

彼女が言った言葉に、なんだかほっとしたような悲しいような気持ちになった。
高校は、人に会うのが嫌で通信制を希望していたけど、
本音では全日制に行きたいってことが今日話していてわかった。

一歩前進だ。

探すしかない!!




どれだけ、関わった子どもを幸せに導けたか、
ただもうそれだけが、教師の評価されるべき観点だと思う。

で、それは、子ども本人と神様だけしか評価できない代物だ。




























秋の夜長に

2012-10-09 21:53:50 | 日記
後期始業式。

熱は治まってるものの体調が優れないので、
部活が終わり次第すぐ退勤したいなあと思ってたけど、
今日が学年の会議だったことをすっかり忘れていた。

会議終了後も、わりと人が残ってる。
1、2年生はこれから連絡票が出るから。

後期が始まってから前期の連絡票が出るって変だけど、
今年から「仮連絡票」を前期終わりに出して、
保護者に出席日数などを確認してもらってから正式な連絡票を出すということになった。
昨年度、横浜市で連絡票のミスが相次いだからだそう。
3年は進路面談で一回見せているから、そこで確認してもらって、
前期終了日に連絡票を配布した。

なので、3年職員は帰れる・・・。
みんな残っているから、ちょっと申し訳ない気もしたけど、退勤。
途中駅で、豆乳コーヒーをテイクアウト。飲むと体調良くなる気がするけど気のせい??

体調が悪い日は、たくさん食べない方がいい。
お味噌汁と島豆腐と、コーンとジャガイモのサラダと梅干し、ご飯だけにした。
粗食。でもそれだけで、なんだかもう充分。
体力が落ちている。

今日から放課後はクラスの文化祭への取り組みが始まって、
3年生たちが背景画やら役者の練習やら始めた。
しかし3年にもなると、ちょっとハッパをかければ自分たちでだいたいできるから偉い。
1年生だと、ずっと一緒についてないと遊んじゃって何にも進まないこともあるし、
2年生だと、やっぱり一緒についてないと人間関係でもめ事が起こったりするのだけど、
3年生は、ついてなくてもリーダー格の生徒がしっかりしていれば、スムーズに事が運ぶ。
うちはリーダー格の子達がほんとに賢いから、任せていられる。
こういう子たちが、将来いろんな分野で社会をひっぱっていくんだろうなあ・・・・。


中学生の時代の精神的な成長の度合いって、ものすごく激しいのだろう。
1年と3年じゃあ、子どもと大人ほどの差があるように感じることもある。


美術科教員の仕事は楽しい。
だから美術の先生としての仕事も全うしつつ、
最近また、絵本や童話の公募情報を探している。
あるはあるけど、締め切りがすごく近いのは難しい。
少しずつしかやれないから、締め切りが遠いものを探す。
無理はしない、でも諦めないように・・。
他にもきちんと奉仕する人生でありつつ、
自分の人生も満足のいくようにしたいから、夢はいつも持ってないと。
後期で一作品かければいいかなあ、くらいののんびりペース。



秋は夜が長い(気がする)。
本を読んだり、物語を作ったり、
そんなことをするのにはぴったりな季節になってきた。
温かいコーヒーやココアも美味しい季節で嬉しい。


今日の学年の会議で、今後の予定を見ていたら、
そういえば、もうちょっとしたら3年生は午前中のみの授業になるんだと気づく。
なんて1年って経つのが速いの・・・・。

だから後悔しないように、やりたいことを素直にやっていきたいと思う。























わたし的には、体育の日!

2012-10-08 22:02:58 | 日記
連休など関係ない。朝から部活!(T T)・・。

今日はお昼持ちで15時まで。
なんてったって、文化祭が近いからやらなくちゃ。
文化祭展示で3年生は最後の活動、そして引退。
私は昨日から熱っぽいんだけど、休めない。

今年初めての試みは部誌の制作。イラスト集各学年100部制作。
美術部の展示を見に来てくれた人たちに無料配布する。
3年生は約30ページの冊子で、今日完成した。
一人ひとりのあとがきも入っている。
ここがきれいに出てない、もっと濃く!と、
学校のボロい輪転機でこだわって1時間半も印刷にかかる。
できた冊子は、中学生にしてはかなりがんばった感あり。
高校の文化祭見学で生徒達が方々からもらってきた、
高校のイラスト部や美術部が制作した冊子と比べてもひけをとらない。
できあがった冊子を手にして、3年生部員の感激もひとしお。
それをみてて、私も嬉しかった。
まだ原稿が集まってない1、2年生もそれに触発されて、早く原稿を集めようと焦りだす。

この3年生がいなくなったら、一気に美術部の活気がなくなりそうで寂しいなあ。

その他の展示は、個人制作と学年団体制作。
今年は「森」をテーマにして美術室を激変させる予定。
また忙しくなるなあ。
3年は小人の住む小屋を木材で作っているし、2年は布にオリジナルの植物をデザイン中。
1年のアニメーションはそろそろ完成する。張り子の森の動物を作っている人たちもいる。
美術部は年の一度のお披露目みたいなものだから、みんな頑張っている。
熱があっても、連休でも学校にいるって、
なかなか「体育の日」って感じじゃん!と思う。嬉しくはない・・・。

15時に部活が終わって、授業の準備だけ少ししてすぐ帰宅。
帰宅してだるいので2時間ほど仮眠をとる。やっぱりしんどい。
本を読みながら眠る。「心が千分の一、軽くなる本」って題。
確かにちょっと、軽くなったかな。
最近、身体だけじゃなくて心にのしかかってくることが様々重くて、疲れちゃってるのもある。
本に頼るのは、罪がない。

今日はスタンダードに米なすと豆腐のお味噌汁とご飯と納豆と野菜のコロッケ。
お味噌汁が疲れてる身体に沁みる。
食べると少しだるさが抜けたような気がするけど、まだまだ油断禁物。


明日からはお弁当を復活させる予定。横浜の中学には給食がない。
夏の間は学校に販売に来るお弁当を買っていた。1食が350~450円で買える。
朝、業者の人が下駄箱の前にいて、学年と名前を書いてお金を先払いしておくと、
4時間目が終わったあとに学校に持って来てくれるシステムになっている。
けど、どのお弁当にもお肉が入っているので、いつも焼き飯しか食べなかった・・・。
気温が高い間はお弁当が傷みやすかったので持って行かなかったけど、
そろそろ涼しくなってきたからいいだろう。

ごはんを食べたからか、気持ちがちょっと落ち着いてきた。
今日のポイントはお味噌汁だったように思う。
実家で祖母が毎日お味噌汁を作ってくれてた。
その頃の安定感というか安心感を、飲むと思い出すのかなあ・・・。
ついでにみかんも食べといた。
完全に昭和な食卓だな・・・。


明日から後期。終業式から3日後の始業式~。
もうちょっと前期と後期の間をとってもいいんじゃない?って思うけど仕方ない。

また、いろいろありそうだけど、(昨日も夜中に生徒から電話かかってきたけど)
感動のフィナーレ?、卒業式に向かって!












お休みの日なので夢を語る

2012-10-07 16:31:12 | 日記
前期が終わった。
欠席していた生徒や,保護者に何故かプリント類を渡さない生徒の家に直接いろいろ届ける。
なのでとっぷり夜もふけての帰宅。

前期、大変だったなー。
あまりに疲れてて、注意散漫になっていたのか大ミスをしそうになったときもある。
こんな状況で教員続けて行けるのか、心配にもなった。

土曜日はステンド。新しい作品のガラスカット作業。
これは楽しい。ガラスのパズルみたいに、ピースを作っては嵌めていく。
地味だけど、ほんとに楽しい。

最近、カップルで工房に体験に来る人たちが結構いる。
ウエディングボードや写真立てを作ったり。
ウエディングボードなら数回で、写真立てなら1回でできるように、
先生があらかじめカットしたガラスなどを準備している。

昨日も、女性の方が「ガラスって難しい~!こんなの絶対に切れないよ、ねえ~。」
と男性に向かって言ってる前で、
私は今日はここまで切りたい!という目標があったので、
黙々とガラスを切っていて、なんかこっちが気まずかった。
なんか私がすんごい力持ちみたいじゃん・・・。

ガラスの作業、大抵の女性は普通にできるよーん。
背景のガラスカットができて満足。
コーヒーも飲んで満足。
例のカップルは、サンドブラストもやりたいそうで、来週も来るらしい。
男性の方が、作業が細やかだった。目の前でやってるからよくわかる。
女性の方は、ガラスの色の美しさに気を取られて、作業がものすごく雑だった。
彼氏が呆れて直していた。カップルで来る場合、そうなるのが何故か多い気がする。
本質的に男性の方が細やかなのか。
女性の方がオシャレな人が多いから、作業が細やかそうだけど、そうでもない。
不思議なものだな。


昼間はあったかいというか暑く感じるときも多いけど、
さすがに秋、夜は肌寒い。
昨日は夜中に寒くて目が覚めた。毛布をかけて寝直す。
どうせ、あと2時間くらいで起きなくちゃいけなくても、寝たい。
部活へ行くと、もう美術室も肌寒い。
焼成が終わって業者から戻ってきた陶芸作品は、クラスがバラバラになって返ってきたので、
クラス毎に仕分け。意外に疲れる作業。
全部終わらないので、明日以降もコツコツやる。

そのあとは、空いてる席でイラストを描いていた。
暇があったら、コツコツと描く。
作ったり描いたりが、やっぱり好きなのだ。



理想の生活を思い描いてみる。経済的にも可能か考えてみる。
美術の先生の仕事はやりがいもあるし楽しいからずっとやっていたい。
でも常勤じゃなくてもいい。
常勤はきつい、年々いろいろきつくなっていく。
いつまで持つか、特に体力的にもうわからない。
非常勤なら、週2~3日くらいで8~12万くらいか。

たった1年の会社員生活でやっていた、カットやイラスト制作をまたやりたい。
たいした才能がないので、贅沢は言わず月5万くらい、なんやかんや収入があれば嬉しい。
いや、5万も全く楽ではない。だって、当時はA4サイズのカット1枚3000円だった。
5万だと、16~17枚弱描かなきゃ・・・・。

それでも月17万弱・・・キビしい。
うーん、もうあと10万は暮らしていくのに余裕をもって欲しい。
絵本を描いても収入にはならないだろう。絵本制作のアシスタントの仕事とか、あれば・・。

お休みなので夢を具体的にイメージしてみる。
それはそれで大変そうなんだけど、考えているだけで、ワクワクしてきた。

教員の生活だけで終わるって思うと、
とたんに世界が灰色に見えて来るんだもんなあ・・・。











冬遠からじ!!

2012-10-02 22:24:21 | 日記
面談3日目が終わる。
よくがんばった、あと1日+1人(指定日に来られないから別の日に面談をやる人)。
今のところ問題なし。
帰りには毎日、豆乳コーヒーを飲んで目を覚まして帰る。
もう、身体の芯からクタクタになるのだ。


日曜日に念願のカレー。
私の場合は、野菜カレーになる。
にんじん、玉ねぎ、ジャガイモは絶対、今回はトマト。
なすが美味しい季節だと、なすが一番。

月曜日は二日目のカレー。
カレーってお腹も心も幸せになるメニューだ。

カレーの悪いところは、野菜がたくさん余ること。
バラ売りのを買えばいいんだろうけど、なんかね・・・。
特ににんじんが余るので、にんじんをバターで炒めて、塩とこしょう。
懐かしい「にんじんのグラッセ」の味に似てた。

うちの母は仕事でとにかく忙しい人だったけど、
一時期、料理学校に行ってたらしく、
料理に凝っていた時期があった。
肉を食べない私に、なんとか肉料理を食べさせようとしてたみたいだけど、
全く私が受け付けず、結局、野菜料理に凝るようになった。
まあ、ほんとに一時的にだったなあ・・・。

母がいろいろ作ってくれた中で一番好きだったのが、
ものすごくシンプルな「にんじんのグラッセ」。
どれだけシンプルかって、にんじんをゆでて、塩やバターで味付けするだけ。
要するに、メイン料理の付け合わせ野菜だよねー・・・。
でもこれがとっても美味しくて、つまみ食いしてすぐ全部食べてしまってた。
今でもにんじんが大好きなのは、母の「にんじんのグラッセ」のおかげ。
肉類は相変わらずからっきしダメなんだけど。

毎日食べるご飯って、考え始めると結構難しくて、本当はもっと凝ってみたいけど、
家に帰って来る頃はもうヘトヘト。ワンディッシュ、シンプルになってしまう。
けど、まあそれは置いといて、
台所に立って、包丁でとんとんと野菜を切っていると、
気持ちが整ってくるような気はする。
学校でわたわたしてるから、こういう静かな時間は大切だ。
野菜を切りながら、頭の中で、
一日のことを振り返ったり、ちょっと反省したりしてる。

出来上がったご飯がまあまあ適当な味でも、それなりに満足する。
コンビニで買ったご飯だと、心は、わたわたしたままになってしまう。
食事って、不思議だ。


10月がやってきたのに、まだ暑いと感じる瞬間がある。
いつまで暑いんだー。

そろそろお鍋の季節でしょー!!!
白菜と玉ねぎと、にんじんとうどんとー・・・。

これからちょっと楽しみな季節。
早く寒くなーれ!!