最後の読み合わせのチェックを終え、3年生の内申成績が出る。
ついに出ちゃったよーーーー・・・。
「いよいよ始まるなあ・・・。」と感慨深げに言う同僚達。
これから入試本番。凍てつく季節。。。。
12月、3年生は午後はもう学校にいない日がほとんどになる。
うちのクラスでも、
第一希望の海外の高校の入試を明後日にひかえてる生徒がいる。
けど極度の緊張のため、今日は腹痛で欠席。大丈夫か・・・。
クラスの生徒の一覧表を眺めて、
希望している併願校に出願できるかどうかをまずは確認。
こっちがドキドキするよ・・。
心配していた生徒たちが軒並み、なんとか基準に足りていてほっと一息。
ただ数人、ハイレベルなところを希望し過ぎていて今の成績だと足りない。
この生徒たちの面談は、辛い。
12月は師走。急ぎ足できっと過ぎて行く。
調査書の校内締め切りも決まって、お正月は私に来るのかこないのか・・・。
すぐに保健室に逃げて行く子がいる。
今日も、3時間目あたりから、
「寒い~、もう帰る~。。。」とごねている。
よくよく本人と話してみれば、勉強が全くわからないから、
授業に出ててもつまんない、じっとしてるのが嫌、遊びたい、とのこと。
この子は、自分を信じて頑張る、という経験がどうやらない。
基礎からもう一度やれば、学ぶことに充実感が得られるだろうか・・・。
この子が受験したいと思っている高校は受験科目が3科目から1つ選択。
じゃあ、あと2ヶ月くらい徹底的に基礎から1教科だけでも、
授業から抜き出してやれないかなあ。
そういえば3年前も前任校の自分のクラスでも、
放課後、全く授業についていけなくなっている生徒のために5教科の「基礎の基礎」を補習した。
美術の教員だけど、そこは関係ない。
やってみると本当に1年生の5月の内容くらいから全くわかってなくて、
これじゃあ、授業に座っているのも、
まるでずっと知らない言語をきかされているみたいで辛かったろうなあと思った。
少しだけ、受験に自信を持って臨めた、と言っていたし、
第一はダメだったけど、第二志望の公立高校には合格できた。
とにかく何でもやってみるものだ。
きっと、今のうちのクラスの子も「授業が知らない外国語」状態なんだろうな。
というわけで、先ほど帰りに本屋に寄って、
その子が一番点数が取れそうな英語の参考書を漁ってみた。
ぱっとみ、難しそうなのはもうそれだけでアウト!
とにかく基礎の基礎だけでいい、それすら身に付いていないのだから。
これが一番わかりやすそうだった。
というわけで、明日からちょっとずつ補習する。
とりあえずは保健室に逃げて来ているときに一緒にやろうと思う。
ピアスしてても髪の毛を脱色しててもつけまつげバシバシでもカラコンつけても人生は開けない。
とにかく、やったらできるかもという自分の可能性を実感させないことには、
この子の未来は高校受験という狭い枠にとどまらず、刹那的で暗いものになる。
勉強って、わかると楽しいんだけどな。
その楽しさをわかって欲しい。
この子はヒョウ柄の毛布をいつも持って来てる。
毛布が手放せない様は、まるで赤ちゃん。。。。
ヒョウ柄だけど・・・。
私も、あらたに紺地に白の雪の結晶の模様が入ったアーバンブランケット、というのを購入。
だって学校、寒い!
これはボタンがついてて、
ひざ掛けにも肩掛けにも、巻きスカート的にも使える優れものアイテム。
感覚的には、毛布を着てるふう・・・もふもふ。安心する。
心も凍てつく受験期には必須アイテムかもしれないなあと思った。
誰にも甘えられないから、せめて毛布の柔らかさに甘える。
私も毛布にくるまって、春まで頑張るのだ!!
ついに出ちゃったよーーーー・・・。
「いよいよ始まるなあ・・・。」と感慨深げに言う同僚達。
これから入試本番。凍てつく季節。。。。
12月、3年生は午後はもう学校にいない日がほとんどになる。
うちのクラスでも、
第一希望の海外の高校の入試を明後日にひかえてる生徒がいる。
けど極度の緊張のため、今日は腹痛で欠席。大丈夫か・・・。
クラスの生徒の一覧表を眺めて、
希望している併願校に出願できるかどうかをまずは確認。
こっちがドキドキするよ・・。
心配していた生徒たちが軒並み、なんとか基準に足りていてほっと一息。
ただ数人、ハイレベルなところを希望し過ぎていて今の成績だと足りない。
この生徒たちの面談は、辛い。
12月は師走。急ぎ足できっと過ぎて行く。
調査書の校内締め切りも決まって、お正月は私に来るのかこないのか・・・。
すぐに保健室に逃げて行く子がいる。
今日も、3時間目あたりから、
「寒い~、もう帰る~。。。」とごねている。
よくよく本人と話してみれば、勉強が全くわからないから、
授業に出ててもつまんない、じっとしてるのが嫌、遊びたい、とのこと。
この子は、自分を信じて頑張る、という経験がどうやらない。
基礎からもう一度やれば、学ぶことに充実感が得られるだろうか・・・。
この子が受験したいと思っている高校は受験科目が3科目から1つ選択。
じゃあ、あと2ヶ月くらい徹底的に基礎から1教科だけでも、
授業から抜き出してやれないかなあ。
そういえば3年前も前任校の自分のクラスでも、
放課後、全く授業についていけなくなっている生徒のために5教科の「基礎の基礎」を補習した。
美術の教員だけど、そこは関係ない。
やってみると本当に1年生の5月の内容くらいから全くわかってなくて、
これじゃあ、授業に座っているのも、
まるでずっと知らない言語をきかされているみたいで辛かったろうなあと思った。
少しだけ、受験に自信を持って臨めた、と言っていたし、
第一はダメだったけど、第二志望の公立高校には合格できた。
とにかく何でもやってみるものだ。
きっと、今のうちのクラスの子も「授業が知らない外国語」状態なんだろうな。
というわけで、先ほど帰りに本屋に寄って、
その子が一番点数が取れそうな英語の参考書を漁ってみた。
ぱっとみ、難しそうなのはもうそれだけでアウト!
とにかく基礎の基礎だけでいい、それすら身に付いていないのだから。
これが一番わかりやすそうだった。
というわけで、明日からちょっとずつ補習する。
とりあえずは保健室に逃げて来ているときに一緒にやろうと思う。
ピアスしてても髪の毛を脱色しててもつけまつげバシバシでもカラコンつけても人生は開けない。
とにかく、やったらできるかもという自分の可能性を実感させないことには、
この子の未来は高校受験という狭い枠にとどまらず、刹那的で暗いものになる。
勉強って、わかると楽しいんだけどな。
その楽しさをわかって欲しい。
この子はヒョウ柄の毛布をいつも持って来てる。
毛布が手放せない様は、まるで赤ちゃん。。。。
ヒョウ柄だけど・・・。
私も、あらたに紺地に白の雪の結晶の模様が入ったアーバンブランケット、というのを購入。
だって学校、寒い!
これはボタンがついてて、
ひざ掛けにも肩掛けにも、巻きスカート的にも使える優れものアイテム。
感覚的には、毛布を着てるふう・・・もふもふ。安心する。
心も凍てつく受験期には必須アイテムかもしれないなあと思った。
誰にも甘えられないから、せめて毛布の柔らかさに甘える。
私も毛布にくるまって、春まで頑張るのだ!!