しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

月末雑感

2013-01-31 23:43:37 | 日記
明日、ようやく公立出願。
いろいろあったけど、ここまでが私たちの大変なところだった。
やっとここまでたどり着いた。
そういえば今日も、なんかずっと小走りだった気がする。

私立の試験まであと約10日。
公立の試験まであと2週間。

試験のプレッシャーで2週間、熱の下がらない生徒がいる。
喘息の発作が出ている生徒もいる。
人生初の大きなストレスと戦っている。
ああもう、早く終わらないかな。
この人たち、基本いい人間だから、こんなに苦しむのはかわいそうだ。


「ある程度アホでもいい。健やかに育ってほしい。」
最近思うこと。



今週最初にあった期末テスト、先週末に、
「来週は期末試験だね~。まあ、入試前だから余裕だよね。」と帰り学活でぽつっと言うと、
あらゆるところから、「え?」。「えっ?」。「ええっ?」

私「・・・・え?」。

・・・・・・・。
試験範囲表、2週間前に配ったよ・・(^^;)。

どうやら、結構な数の人々が試験のことを忘れていたらしい。
まあ、学校の試験どころではないのだろう、と思っていたのだけど、
うちのクラス、理科のテストの結果が異様に悪かったらしく、
今日、教科の先生に叱られていたのだった。
今の時期、本来なら3年間の中でも学力MAXの時期だと思うのだけども。。。。
今日は公立入試前にも関わらず、
学活で席替えをしたいと言いだす。
勉強したいとか、言わないのね。

席替えで大盛り上がり。
まあ、席替えは生徒にとっては一大イベント。
危機感があるのは、担任だけか・・・・。



帰り学活で「明日は無事に出願しておいでよ!」と言っておく。
面接シートも願書も持たせた。収入済証明書も貼った。完璧である。

えっとまさか、出願自体を忘れたりしないよね・・・・。
何が起こるかわからないから、油断できない。

先日の私立出願では、途中駅から電話してきて、
「ここからどうやって行ったらいいかわかんなくなった!」
という、本人からのお問い合わせが1件あった。

総じて、油断できない。



帰り際、家の近所に暗い道がある。
街灯はぽつぽつとしかない。
そこを通ると、空の星がはっきり見える。
オリオン座の中心にある3つの星が、空の高いところに見えていた。

星座を見ていると、毎日小さなことであくせくしてる自分が、
ほんとに小さく思える。
小5のときだったか夏休みの宿題で、
晴れの日は必ず星座観察をやっていた年があって、
星を見ると小学生だった頃の自分を思い出す。
あの頃は、毎日無限に時間があるような気がしてた。

未だに学校の廊下とか爆走してる自分を、
先生、走ってる~!とか生徒に言われても、
「ギリ両足着いてるから、実は競歩なの!」とか言ってる自分を、
小学生のときの私が知ったら、笑うだろうなあ、と思った。
小学生の自分は、消えたわけではなくて、
自分の芯の中にずっと居るんだと思うと、なんか元気が出た。


Amazonで頼んでいた本が4冊、近くのコンビニに届いていたので受け取る。
家に帰る時間が遅くて、配達だと受け取れないからコンビニ受け取りにした。
新しい課題のための勉強。
大変でも楽しい。


私って、どういう人間だろう。
生徒が面接シートで、自己アピールを書いてるのを読んでいてふと思う。
勉強は基本的には好きだ(偏りがあるけど)。
真面目でコツコツやる、典型的なA型人間。
人見知りだけど、人も好き、
頭に描いたイメージを実現化しようと頑張れる気力はあると思う。


ここまで書いて、思った。
私、教員向きだな・・・・ああ・・・orz。

明日からもう2月。
2月は逃げる、3月は去る。
日々はどんどん過ぎて行くだろう。

悩んでる暇など、きっとない。
小学生の時の自分が、自分を励ましてくれる、1月末。














静かな夜に

2013-01-27 03:34:01 | 日記

私立の出願を80%ほど終え、
あとは公立の出願に向けての準備中。
それにしても面接シートの日本語がすごい。
添削、というかむしろ全面改訂・・・。
そんな中に研修のレポートまで入って来て、
頭の中はもうお祭り騒ぎ。

ぐったりと眠る夜は、夢すら見ない。


昨日は、葛根湯を飲んでからステンドへ。
なんとはなしに風邪気味なので・・・。

工房自体は暖房でかなり暖かいのだけど、
ガラスの保管部屋は、とにかく凍るほど寒い。
新しい作品制作のためにガラスを選びに保管部屋に行くんだけど、
3分くらいで芯まで凍ってくる。
それでもしつこく居続けて、次の作品に合いそうなガラスを選ぶ。
次の作品には関係ないけど、素敵なガラスも見つけた。
ガラスの保管部屋は宝箱のようで、いつもワクワクする。

無色透明なガラスでも、少しずつ表情が異なる。
私はメインのところ以外は色のガラスはあまり使わないので、
無色透明なガラスは大好き。

今日も、白い筋雲がうっすらと入ったような無色透明ガラスを購入。
次は干支シリーズの寅を作る。購入したガラスは空の表現に合うなと思った。
出来上がった鳥の干支のガラスは、
光に透けると洋なのか和なのか、
ちょっと不思議な雰囲気を醸し出していて、
私としては成功だった気がする。神社に飾って欲しい。

あと11枚、作れるかなあ・・・。
ゆっくりとした楽しみ。

コーヒーを飲んで帰ろうかどうしようか迷い、
体調が優れないし寒いから早めに帰宅。
家でコーヒーを淹れて飲むと、何故だか眠くなって来た。
そこからあとは覚えてなくて、今に至る。
今は午前3時。。。
夕飯も食べず、すっかり、7時間は熟睡してたことになる。
子どもか!


研修のレポートは、5年次研修の閉校式の講演会を聞いて書く。
6年目の先生が、5年次の研修を受講する。
学校事情で閉校式は欠席せざるを得なかったので、
代替研修として、講演会の動画を見てレポート書いてくださいと。

金曜日、一人遅くまで残って動画を見る。
1時間以上あった。
個別支援学校や「母親学級」を横浜で初めて作った方のお話で、
障碍のある方から自分が学んだこと、
人は人の中で人になっていくこと、など、
体験に基づいた話だった。

とても良いお話だったのだけど、
「人は人の中で人になっていく」のだけど、
心の中で、判然としないものが残った。
それが何なのか、よく分からなかった。

今、これを書きながら、
人の中で、人は削られていくのだ、と思った。
レポートにはもちろん書かないけれど。

見方の違いだけなのかもしれない。
人の中で、感動を持って「自分は成長しているなあ」と感じる人は、
「人になっていく」って言えるのだと思う。

私は、時々、寂しく思うことがある。
結局、人に合わせていかないといけないのだなあと。
そう感じる時、自分の思いや考えが削られて行く気がする。
社会の中で上手く、自分を表現できていないのだなあと思う。


ちょっと、人から逃げたくなる時もある。
だからなのか、ガラスの無表情は落ち着く。
1ヶ月くらい、ずっとステンドやってたいなあ・・・。

くたびれてたのか、
Twitterでつぶやく気力もなかった。
流れて行くタイムラインを見てるのも疲れる気がして、
ちょっと離れていた。
ソーシャルメディアって、意外に気力がいる。

これから、ちょっとだけご飯を食べて、
夜明けを待ってみる。
疲れているときは、真夜中の静けさが心に沁み入る。

いろいろ衝撃が大きかった。
外からの衝撃に、まだまだ心が弱いと思う。
春に向けて、ちょっとずつ元気を蓄えて、
人の中で成長して行けるようになっていたい。







































今が真冬

2013-01-23 22:19:08 | 日記
クラスの推薦入試受験者が全員合格をいただいてきて一安心。
ここ2週間ほど学校自体がバタバタしていて、生徒も落ち着かないことが多かったはず。
とにかく良かった。。。

受験者の3分の1が不合格の可能性のある高校を受験した生徒は、
面接で聞かれた問題がひどく難しく、
口ごもってしまった、どうしよう、落ちたかも!と今朝、クラスで大泣きした。
昼頃は、窓辺で一人鬱々としていた・・・なんと声をかけていいかわからなかった。
しかし午後遅くになって合格がわかり、やっとこさ普段通りの笑顔に。

よくよく聞いてみるとこの高校の面接内容、本当にあまりに難しすぎた。
大人の私でも急に意見を求められたら困ってしまうレベルだった。
就職試験じゃないんだからさ・・・。
明らかに「落とす」ための質問。
生徒の気持ちを傷つけるな!!と腹が立った。
クラスの生徒はうかったからまだ良かったものの、
これで落とされた生徒は、相当辛いだろう。
今後、この高校の名前を聞くだけで気分が悪くなったりする子もいそう。


明後日は私立併願・一般の出願。
この日、クラスの生徒で学校に残るのは今日の推薦合格者4人と、
その他、専修系や通信系学校、海外校の合格者、
出願日が別日の生徒など合わせてたったの13名。
午後あたりからは人が戻ってくるとはいえ、少人数クラス・・。



ここ2週間ほどは怒濤の日々だったので、やっと少し落ち着いた。
とにかく精神的に疲れる2週間だった。
生徒たちも、とても疲れていると思う。

聞けば、夜中の3時くらいまで勉強している生徒、
学校を出たらすぐ塾の自習室にイン、夜までずっと勉強してる生徒、
朝4時起きで勉強して、気分転換に夜明け前に外を走って、
その後、朝マックが楽しみ!(家で食べないのか?)という生徒も・・・。
それぞれのスタイルで、みんな頑張っている。
互いにLINEやTwitterやらで「寝るな~!」と励まし合い(?)ながら、
夜中に勉強している子たちもいるみたいで楽しい。
時代も変わったね。


とにかく先生も生徒も、目の下にクマができる1月、2月。
もうちょっと、もうちょっとだから!!
教室の中だけでも清々しい、楽しい雰囲気にしたい。
毎日、生徒が帰ったあと椅子を上げ、教室を掃除している。
一人でやると20分以上かかる。
でも調査書を書き終わったあと、
生徒のために担任が出来ることって、これくらいしかないのだ。

一日でこんなにゴミって出るのかとびっくりしてしまうほどの綿埃の量。
きれいに掃除をし終わって椅子をおろした頃には、もう日が暮れている。
教室の電気を消して、やっとクラスの一日が終わる気がする。

あと1ヶ月ちょっとしかないこの日々を、大切にしたいと思う。






















前向きであるための条件

2013-01-20 21:40:45 | 日記
十二支のステンドを制作中。
何で干支なのかは自分でもよくわからないけど、
とにかく12星座とかタロットの大アルカナとか、
一組ものを自分なりに作ってみたいというのが前からあった。

土曜日はステンドや勉強を一生懸命やる日。
そういうふうに書くとせわしない感じもするけど、
好きなことばかりなので、結局はいいストレス解消にもなる。



先週一週間は入試関係のことと学校事情のためにほぼ毎日帰宅が深夜で、
睡眠不足からかストレスなのか、
はたまたただの風邪なのか、全部ひっくるめてなのかずっと頭が痛かった。
しんどいながらも周囲も一生懸命なので、
自分だけ潰れるわけにもいかず、
とにかく気をしっかり持ってやるべきことを淡々とやる一週間だった。
職場の人みんなで支え合って頑張って来た。

これからも、公立入試が終わるまではハードだろう。
一人、職員が倒れたらアウトなぐらいギリギリな状況だから、
とにかく体調管理はしっかりと。


で、ステンドは。
一つ目の鳥のは、昨日の制作で洗浄を終えたから、
あとはカッパーの色を変えるだけで終わりとなった。
今日は、気分転換のためにも帰宅してから次の干支のを考えた。
たくさん動物がいるからどうしよう、何から行こうかと考えていたけど、
描きごたえのありそうな『寅』にした。
まずは写実的に描いてみる。それからデザイン的に。ここが楽しいところ。
ガラスで表現するわけだから、あまり細かすぎてもだめだ。
使う色やガラスの質をどうするか。
洗練とはちょっと遠い、ガラスの雰囲気が私はすごく好き。
ガラスの、どんくさい感じ、温かみのある感じが好きなのだろう。


いろいろあって、組織って難しいなあとつくづく思う。
別に人間関係がどうの、とかではない。
人間関係はいたって良好。人には恵まれた職場だ。
そこじゃなくて。
自分で意思決定できないって、苦しいことだなというところだ。
なので、いつか自分で自分のことを決められるようになりたいと強く願うようになった。
独立、という二文字。
そうなるには、もっともっと学ばなければ。

今まで怠けて来たということもないと自分では思うのだけど、
様々な意思決定は組織の中にいたら自分でしなくてもいいから、
そういう面では甘えて来たような気もする。


ステンドの工房で、淡々と制作をしつつ、
そういう、悩みというか苦しい胸のうちを先生に話した。
先週は、物理的な睡眠不足と精神的消耗の大きさに、
目の下のクマさんがずっと鎮座した状態だったので、
先生に「どうしたの?」と心配されたから。


ぽつぽつと言葉にしていくと、考えがまとまるような気もしたし、
こんな年齢になって非現実的な!と自分で客観的に思った。
先生は、
「学ぶことはいくつになってもいいことだから、学べばいいと思うわよ。
けど結局、先生の仕事に戻ってくるんじゃないかなあ。
子どもといるのが楽しいんでしょう?」
とおっしゃっていた。

確かにそうだなあ。生徒は面白い。
普通に働いていたとき、こんなに面白いと思ったことはなかった。

うーん。
確かに組織を逃れるなんて、いまさら現実的でない。
でも、きっと心の逃げ場が欲しいんだな。
学ぶことによって、今とは違う人生を歩めるかもしれないっていう逃げ場。
ほんとは、逃げられなくてもいいんじゃないか?
逃げ場があるって思うだけで、いいんじゃないか?
話しながら、わかってきたことだった。
とりあえず、学ぼうと思っていることは、説明を聞きに行くことにした。


話したことでちょっと楽になって、
先生が淹れてくれたコーヒーを美味しくいただけた。
ステンドの工房は作品制作の場でもあり、
悩んでいるときは、
人生経験豊富な先生によるカウンセリングの場にもなっている。


常に前向きでありたいけど、逃げ道は常に準備しておきたい。
うーん。違うかな。正確には。。。。


前向きであるために、逃げ道は必要だという実感を、
かなり悩みながらつかんだ。























なんだか引き寄せの法則

2013-01-13 00:50:21 | 日記
うん、やっぱり『相棒』はいい!!

テレビがないので、神戸くん登場からちょっと経ってからのは見てなくて、
最近みてる始末。
でも、「今日は帰ったらご飯食べながらseason10の第◯話を見る!」
とか考えてるのは楽しい。もうこうなると趣味の域。
毎週水曜夜だけ、テレビが欲しい。


今朝起きたら左目が真っ赤。
今年はなんだか体調が優れない日が多いので困る。
けどせっかくの土曜日!! 3連休!!
昨年末の1ヶ月は全く行けなかったステンド制作へ。

OLやってる気の合う人も偶然来ていて、
制作の合間に様々おしゃべりしつつ制作。
彼女は、祖母にプレゼントする小パネルを制作していた。
ブルズアイというガラスで、美しい色を何色か水に垂らしたような模様。
その中の鮮やかな青が特に美しかった。それで蝶を作るみたい。
彼女はいつも、蝶のデザインなのだ。
私も大抵、鳥が出てくる。好きなものを好きなように作っている。

やっとカッパー巻き巻きが完了して、ハンダ付けへ突入。
おいしい梅昆布茶を先生が淹れてくださって、ほっこりする。
やっぱり、ここに来ると楽しい。ここでは私は「教師」じゃない。
1週間に一度、ほんとに自由を感じられる時間だ。


今日の夜見た『相棒』のseason10の第15話「アンテナ」は本当に感動した。
今の私に、響く内容だった。
なんだか、引き寄せの法則っていうのは本当にあるんだなって思った。
悩んでた私が求めている答えが、この物語の中にあったような気がした。

連続通り魔事件の犯人と疑われている、
9年間も自室に引き蘢っている青年に向かって右京さんが言った言葉。

*このセリフを書きおこしてくださっている方がいました。
Twitterで紹介しています。感謝!





『親や教師が、たとえあなたのことを思って放った言葉でも、

そこに少しでも親や教師自身のための気持ちが入っていると、

あなたは高感度でそれを受信してしまう。


つまり、あなたが人と話をすること自体、

あなたが傷ついてしまうこととイコールになってしまう。


人は100%誰かのためにだけ話をすることはできません。

必ず主観というものが入りますからね。

たとえそれが親でも。

そして、あなた自身もそうなんですよ。

ですから相手の言葉に主観が入っていても、

あなたを裏切ったことにはならないのですよ。』




この話の題『アンテナ』は、明らかにこのセリフから来ている。

うん。わかる、すごくわかる。

私も、精神的引きこもりの傾向が昔から大いにあるから、
人に会いたくなくなるときが周期的にやってくる。
そのときは、どうして会いたくないのか、理由が自分でわからない。
何故、疲れてしまうのかわからない。


でも今回、この話をみて、
自分が相手に、ものすごくピュアな善意だけを求めてしまっていたのでは?とわかった。



右京さんのセリフのように、誰しも主観が必ず言葉に中に入り交じる。
たとえ、相手は自分を心配したり大切に思ったりしてくれていたとしても、
私はそれに一滴の『自己のため』の要素を見つけてしまうともうダメだったのだ。
そういう時って、右京さんの言うような『アンテナの感度』が高いとき。。。か。
中学や高校のとき、誰しも大人に対してこういう時期は普通にあると思う。
子どもって、大人に対して無償の愛情を求めるから。

今、生徒をみていても、そういうのを感じる。
ああ、今、この人たちは私の言葉に納得してないなって感じるときがある。
大人になれば、自然と、こういうのはなくなるハズ・・・なんだ。
それは右京さんも最後の方で言っているように、
自分自身でさえも、100%相手のことだけを思って言葉を発するというのは、
ものすごく難しいことであるというのがわかってくるからだ。


結論としては、自分は子どもなんだなと思った・・・。



で、最後のシーンで、
右京さんと神戸さんの会話。(たしかこんなのだった)


神戸「あの子は立ち直ると思いますか?」

右京「立ち直りますよ!」

神戸「どうして?」

右京「だって・・・彼は愛されていますから!」

この右京さんのセリフと、このセリフの一つ前のシーン、
引きこもりの青年が、勇気を出して昼間に外に出て髪を切りに行こうとした時。
犯人逮捕に協力したのね!と近所の人に声をかけられ、
慣れないことにおどおどと礼をしながら通り過ぎた後、
青年が歩きながら思わず顔をくしゃくしゃにして泣いているシーンで、
私、泣いてしまった。
1時間ドラマ(正確には45分?)でここまで感無量になっちゃうなんて~~~!!

相棒、本当にすごいわ! 迷える私にも答えらしきものをくれた。
ただ、私がワガママなだけでした。



結局、「相棒」はいいです。おすすめです!
(そこか・・・・・。)

































幸せという鎖

2013-01-11 22:11:39 | 日記
面接の練習の1回目が終わり、
とうとう今日、公立の入学願書と受検料振込書、面接シートを配布。
受け取る生徒たちが、
「手が震える~!!!」と口々に言いつつ、恭しく受け取る。
これで緊張してたら、本番どうなるやら。


でも面接練習で見た生徒たちは今までみたことのないくらい、
自分に真剣に向き合った結果、紡ぎだした言葉を話していた。
結構すごい。
中学生活で得たこと、将来の夢、
それに向かってどうやって頑張っていくのか。

自分が中学生の時、ここまで考えていたのだろうか。
考えていなかったから、20代の頃フラフラしてしまったのだろうか。
神奈川県立の入試に、面接が必ず行われることになったのは、
とてもいいことのような気もする。
どうやって評価するんだろうというところはやっぱりものすごく不思議なんだけど・・。

生徒たちとの毎日は賑やかで疲れるけど面白い。
思い出すといろいろふふ、と笑える。

その一方で、プライベートが完全になおざりにされている。
実家に帰っても親戚にそのことは言われるし、(親は何も言わない。さすが親。私を知ってる。)
職場でも同僚はいろいろ『助言』してくれる。
そのことでちょっとふさぎ込んだりもした。
私が間違っているのかなあ。。。
と同時に、何で人のことまでそんなに気になるんだろう、と少し疑問に思った。
みんな、とんでもない噂話とか好きだし。
知ってる同僚の、それはないよねっていう噂が舞っている。

私のプライベートだって、正直誰にも関係なくない?
私の幸せは、あなたが決めるんじゃないんだけども。。。


もし、この世から両親がいなくなって、妹の心配もなくなったら、
隣人を気にしまくる日本に全然未練がないなあと、今朝ふと思った。
気候・風土は好きだけど。


中・高校生のときに好きだったイギリスやアメリカの推理小説、
何が好きだったかって、もちろんストーリーや論理の緻密さも好きだけど、
何より「あなたはあなた、私は私」という確固としたものが登場人物の中にあることを感じたからだ。
小説の中では、人々は独立した存在だ。
それは、人の言うことに感化されやすかった(今も多少そうかも)私が憧れていたもの。
人は、自分にないものに憧れるんだよなあ・・・・。


ここ数日、お正月ののんびりから一転して朝は早いし夜は遅いしで、
水曜あたりは体調が絶不調だったし、
今日も朝はあまりのギリギリ滑り込みセーフっぷりに、隣の席の同僚が苦笑。

おととい、人の声すら聞きたくないくらい疲れきっていて、
iPhoneラジオで川の流れる音だけを延々と流す放送を一晩中付けっぱなしにしていたら、
ぐっすりと眠れた。
人間とはある一定の距離を保っていたいのに、
自然とは一体になりたいなんて贅沢だと自分で思った。


結局、いろいろ考えても答えも出ない。
「今」が幸せならば、「今」が有限だけど続いていく未来もずっと幸せなはずだよ、と理屈っぽく思った。
それだけしかわからない。

いつも行くスーパーで偶然見つけた小豆茶。
甘いのを覚悟で淹れてみたら、甘くなくて香ばしくて身体が喜ぶ優しい味だった。
昨日の真夜中に、とても幸せになった。ゆっくり飲んだ。
こういう些細な幸せを積み重ねるだけでも、幸せなことだと思うけど。
それではいけないのだろうか。
まあ、お茶をゆっくり飲み過ぎて眠れなくなったせいで
今朝はなかなか起きられずに滑り込みセーフだったわけだけども。



人の思惑は泥のようで、ねっとりして嫌だ。
そこからいつも私も自由でいたい。
生徒たちが、今にも羽ばたかんと未来を夢見る姿を目のあたりにして、
眩しいような、羨ましいような、そして懐かしいようなもどかしい気持ちになった。


いや、「幸せ」とか、もう、どうでもいいじゃん。
私も一緒に羽ばたいて行けるといいのになと、ただ思う。





















今年の抱負!

2013-01-07 23:46:02 | 日記
ついに、始まってしまった。。

二期制の学校なので、ほんとにいきなり始まった。
とりあえず午前中の授業+午後は面接練習。
他の先生にも面接官として入ってもらっての本番さながらの練習。
こんなに寒いのに、緊張して額から汗を流している生徒もいる。
かなりの真剣勝負!


昨年までは全員が必要なわけではなかった面接だけど、
神奈川の入試制度は変わった今年からは、ほぼ全員必修になった。
自分を、よりアピールできる人を育てたいってわけね。

面接練習、塾でも練習しているらしくて、
自己PR書をどうも丸覚えしているみたい。
練って考えた文章なら丸覚えもいいけど、臨機応変さも大事だなと。
だってちょっと違った方向から質問したら、
焦って黙って苦しそうな顔をしてしまうんだから・・。
しかも覚えたことを言っているときは目が泳いで右手がコツコツ動くとか、
無意識にヘンな動きをしてたりするし。

この入試が人生最初の関門になる人も多いから、みんな本当に緊張している。
私も、彼らの真剣さに呼応して真剣に面接官になった。



昨日までダラダラしてて、今朝なんて、
「なんでこんなに寒い中、冷蔵庫みたいなとこにせかせか行かなきゃいけないの!」
とものすごく出勤がブルーだったのに、いざ外の空気を吸うと、
寒いは寒いんだけど、なんだかちょっと気持ちいい。
クラスの生徒がみんな元気なことにほっとする。
私って一体なんなんだ。


今日は、公立形式の調査書のチェック日だった。
3時間くらいチェックにかかる。赤が入ったから、明日からは訂正しなきゃだ。

時計を見ると20時をとうに過ぎている。
家に帰ると何時になっちゃうんだろう。。。。とか思いつつも、
帰りに、今日は久しぶりにミルクティーをテイクアウト。
今年初出勤の日、生活リズムが崩れまくってたから眠かったけど、なかなか頑張った。


で、働くことは、結局は楽しいから驚きだ。


帰ってから急いでご飯を作って、今度こそはコーヒー。
最近、とみにハマっている『相棒』を見ながらご飯。
ちょっと休憩のつもり。週1、2日くらいはいいかなと。

season10で見てないのが結構あることに気づいた。
そういえば、テレビを家に置かなくなってだいぶん経つ。
ご飯が美味しく感じるな、お行儀悪いけど!



今年から勉強のために聴こうと思ってたラジオの番組の再放送には間に合わなかった。
明日から朝、早起きして聴こう。
朝、コーヒーくらい飲める余裕が欲しいな。
次の課題の教材研究もしなくちゃ。
樹脂の使い方に慣れないと。


新しい気持ちでまた1年が始まった。

昨年末は疲れきった心だったのに、
洗濯したようにまたまっさらから始められる不思議。
『区切り』とはありがたい制度だ。

疲れてしまうときがまたきっとくるけど、
そうしたら実家に帰って、
庭に遊びにくる近所のネコをぼんやり見ながら休めばいい。
夜中ずっと起きてて、映画見まくってもいい。
お正月はお昼寝しててもいい。
母とたくさん、話せばいい。



去年みたいに堅苦しい枠を作って自分を苦しめなくてもいい。



今年は、少し自分の中に「遊び(ゆとり)」を持って暮らす!が、
私の抱負だったりします。




































不思議空間で明けまして

2013-01-04 20:42:32 | 日記
明けましておめでとうございます。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

実家に帰ると(というか長い休みになると)、
どうしても眠る時間が遅くなる。
あんまり生活時間帯が乱れたら後でしんどくなるので、
できれば1時には寝たかったんだけども・・・。

年始、BSプレミアムで夜中の2時からチャップリンの「街の灯」と「独裁者」をやってた。
チャップリンは素晴らしい!と伝記を扱った番組などをテレビでみたことはあっても、
作品自体を見たことがなかったので、ぜひ見てみたいと思った。

チャップリン、歴史に残る人だ・・って、作品を見て実感した。
演じているのも自分なら、脚本・演出、そして作品によっては作曲も自分だという。

「街の灯」は、恋した盲目の娘のために奮闘する浮浪者をチャップリンが演じている。
チャップリンの表情がなんとも愛らしく、そして物悲しい。しかし、笑える。
コメディーって、こうやって自分をコケにして?人を笑わせるものだよなーと思った。
人をコケにして笑いをとっているコメディアンがいかに多いことか。
そして何ともロマンティックなストーリーもいい。


ラスト、ヒトラーの演説を模した、主人公の演説に感動してしまった「独裁者」。
ヒトラーのパロディーをチャップリンは演じたわけだけど、
この映画が完成した時期、ちょうど本物のヒトラーが生きて活躍している時代で、
ヒトラー自身もこの映画をみたというのだからすごい。
ヒトラーがなんて思ったか、聞いてみたかったなあ。
世界を震撼させた独裁者を皮肉った映画を作るって、すごい勇気だ。
だって、殺されちゃうかもしれない。
作品の質の高さ、そして何よりチャップリンの人としての魅力、圧倒的だった。
すっかりチャップリンのファンになってしまったよ。


自分が通った小学校の近くにある、
昔からずっと年始にはお祓いに行っている神社に行ったりと、
どこか特別なところに行くこともないお正月だけど、
親と妹と私と鍋を食べ、コーヒーを飲み、アイスを食べ、
平凡に幸せに過ごした。
田舎の街は本当に何もない。
それにしても何故、親の世代の人は雪見だいふくが好きなんだろう。
親類の人も食べてたし、うちの親も大好きだし。
確かに期間限定のベリーレアチーズケーキ味はすごく美味しかった!


それにしてもうちの実家、改装して新しくなったのだけど、
夜中にピシッ、ピシッって音がする。
これは・・・俗にいうラップ音か?
親や妹は、それぞれの部屋で寝ているから気がついてない。

私は帰省したときは、もう部屋がないので仏間に寝ている。
なんとなく悪いものではない気はするのだけど、
何にせよ「異音」であることには違いない。
気になるので、電気を消さずに寝ることにした。

電気をつけても音はしていた。
そういうもんなのかなー。
ご先祖様が何か伝えようとしてるのかなあと思ったりした。
仏間だし・・。
だったら、もっとわかりやすい方法にしてください。
子孫はアホなのですよ! ご先祖様!


そんな不思議空間で?年末年始を過ごしている。
しかしもうすぐ休みも終わり、
すぐに推薦入試の出願が始まる。
不思議空間ともしばらくお別れだなあ。