しずくな日記

書きたいなあと思ったときにぽつぽつと、しずくのように書いてます。

学校が好き!?

2013-04-29 22:20:50 | 日記
ゴールデンウイーク前半が終わった。

結局、3日間ずっと「学校」だった。
1日目の土曜日はIID(建物が元学校!)だったし、
昨日も今日も学校。
学校が大好き!ってわけではないのだけど・・・。

でも嫌いってわけでもなくて、
部活が終わって午後の静かな時間に、
ほとんど人のいない職員室でコーヒーやお茶を飲みながらのんびり仕事するのがいいかも。
特に今日のようなうららかな日、
美術室でのんびりと見本作品を作っているのは楽しい。
学校という場所は、場所的には相当雑然としてるんだけど、
何かが整然としてる。
美術室から見える菜園では、個別支援級の生徒たちの育てている植物達が、
日射しを浴びてのびのびしているし、窓からは心地よい風が入ってくるし、
職員室の窓のところには今年、ツバメが巣を作ってぴいぴい鳴いている。

学校って、素敵なところなのかもしれないとふと思った。


部活が終わった今日の午後は、
美術室で透明樹脂を使った見本作品を作ってみたけど、これが思いのほか楽しかった。
個人的にもっと薬剤を買ってこようかな!と一人でうきうきした。
着色剤を入れるとより美しい。これにいろいろ封入すると更にもっと楽しい。
いろんなアクセサリーも作れそう・・・。

結論。
これは女性がハマる素材だ!(*^^)。キラキラと光に透けて美しい!
ただ、薬剤は危険物扱いなので、慎重にしないといけないのが難点といえば難点。
夏休みとかに、部活でアクセサリー制作とかできそうでうきうき。
喜ぶな、女の子たちはきっと。



総合学習の準備は、各班が調べる内容に即した資料を大量にコピーしたり、
レジュメを作ったり、講演に来ていただく3つの団体の方々と打ち合わせをしたり、
やることがたくさんあった。

まだまだやることがあるのだけど、
とりあえずこの連休中にやりたかったことはだいたいできたから良かった。
まあ、後から後からやるべきことは増えてくるんだけども。


企業に働く人なら10連休とかもあるんだろうけれど、
普通に明日からまた勤務、そしてばっちし6時間授業&部活。
お休みは欲しいけど、お休みでも結局学校に行くのだから、
何にも変わらないといえば変わらない。




最近、あまり疲れを感じなくなってきたのは、
今は自分の生活の大半を占めている「学校」という場所を、
肯定的に見ることができるようになってきたからだと思う。

嫌なことは、少しずつ嫌でないようにしていけばいい。
自分が動けば変えられることも多いと気がついてから、
いろいろやってみようと思い始めた。


100円ショップで、今日の「実験」で必要だと思ったものをたくさん買う。
ラップやら型やら紙コップや何やらいろいろ買っても2000円いかなかった。
100円ショップは美術科の味方。

明日はボストンバッグで出勤するしかなさそうな荷物。
楽しいことを作るために、労力は惜しんでいられない!

















光合成の日

2013-04-27 22:43:32 | 日記
ゴールデンウイーク突入。

とはいえ、特別感なし。
旅行には結局行けないから、いつも通りの休日。

5月の最初から地域探検学習が本格的にスタートするので、
準備に追われ中。総合学習は大変だ。。。。
地域の図書館から数十冊資料をお借りして、
地域の企業の方や歴史・環境の研究者をお呼びする。

そんな中、前々から申し込んで楽しみにしていたIID(世田谷ものづくり学校)のWSに参加。
日菓さん(女性二人組の創作和菓子ユニット)の和菓子ワークショップ。
「みどり」という言葉からイメージする和菓子を作るというもので、
事前にデザイン案を考えてくる宿題が出されていた。

なので、昨日ギリギリになって、夜中に四案練ってスケッチを描いた。
「光合成」と「茶柱」と「みどりの地球」と「虫食い葉っぱ」・・・。


今日はとてもうららかないいお天気で、IIDでは「みどりの学校」という催しが行われ、
私が参加したWS以外にも、30を越えるWSが行われ、食べ物や飲み物の出店も出ていた。
親子連れやアート好きの若者が、旧池尻中学校の校舎内で、みな明るい顔をしてお祭りを楽しんでいた。

1時間ほど早めに行ったので、出店で小さいおそばを食べたり、他のWSを見学したり、
元保健室だったという「GO SLOW ゆっくりとカフェ」でスペシャルメニューで出ていたお弁当を食べたり。
ふきやえんどう、春菊、ニラなど、学校園で育てた野菜がたくさん。とても美味しかった。

そうこうしているうちに予定時間が迫ってきたので、池尻小学校の第二体育館へ。
ここで今日のWSが行われた。定員は15名。
こなし、という、関東では練りきりと言われているものと似ている素材で和菓子を作る。
粘土と同じようなものですよ、とおっしゃっていたのだけど、
実際触ってみるとものすごくベタベタして、扱いが大変難しい。
何度も何度もふきんで手を拭かないとすぐにべとついてしまう。
なかなか上手く形がとれないのだ。
色をきれいにまんべんなく混ぜ込むのも、意外に大変だった。
どうしても少しムラができてしまう。

これでよく、日菓さんたちは自由自在なデザインで制作できるなあ・・・。
日菓さんの創作和菓子は、いつもアイデアが面白いので技術面についてあまり考えたことがなかったけど、
やっぱり、確かな技術力に裏打ちされてるんだなあと実感した。


日菓さんとの出会い(正確には、日菓さんの創作和菓子との出会い)は、昨年の修学旅行に遡る。
修学旅行2日目、生徒が班別自主行動をしていたとき、
私は二条城方面を回る班の「監視役(?)」として、本部待機ではなくて「外遊」していた。
最後の最後でいろいろあって地下鉄で移動しまくったのだけど、
それまでは全くの暇人で、母校にふらっといってみたりお寺でぼんやりしたりと、
京都をそれなりに満喫していた。
ガイドブックに載っていた二条城付近のギャラリーにも行く時間があった。
その小さなギャラリーに、
日菓さんの自主制作冊子「消えてなくなる和菓子」があったのだ。

その冊子を見て、一発で日菓さんのファンになった。
なんて面白いことを考える人たちなんだろう・・・!

そう思っていたのが、昨年の5月。
そして1年も経たないうちに、ご本人達にお会いできるなんて!!!
一緒に和菓子を作れるなんて!!

今日は写真も一緒に撮っていただいたし、新しい著作にもサインしてもらった!

考えて行った4つのアイデアスケッチの中で、日菓さんがゴーサインを出してくださったのが、
「光合成」と「茶柱」だった。両方とも作りたかったのだけど、残念ながら時間が足りず1つしか作れなかった。
「光合成」だけ完成。「
茶柱」もどうせなら作れるようにと、材料をくださった。

「光合成」はみどり→葉っぱ→光合成→葉っぱの裏に唇みたいのがある、
という理科の時間の記憶の断片がアイデアになったもの。

葉っぱに唇がついているという、どう考えても気持ち悪いアイデアだったのだけど、
日菓さんたちはこれいい!!と気に入ってくださったので、一番に作った。
唇の部分が小さくて扱い辛く、ぺたぺたと手にくっついてなかなか形がきれいに整わなかった。
それでも、日菓さんたちは「アイデアがすごく面白い!」と褒めてくださって嬉しかった。
やっぱり、何でも褒められると嬉しいよね・・・。
WSに参加するといつも、生徒の気持ちがよくわかる。

他の参加者の方で、ものすごく造形的に美しいものを作っている方もいて、うわー!と驚く。
和菓子って、難しい。
というか、食べ物をデザインするって、大変なことなんだなあ。
そして、とても面白い分野だなとも思った。

実はちょうど3年生の授業で来週から和菓子の制作(もちろん本物ではないのだけど・・)が始まる。
アイデアスケッチはほぼ完成していて、あとは粘土や樹脂を使って制作していくのだ。
その制作方法について、今日はかなり勉強になった。
買いそろえておいた方が良さそうなちょっとしたグッズも参考になった。
というわけで、授業(教材)研究としても意味ある一日だった。

ほんとは家庭科とコラボして本物の和菓子を美術の授業で作りたい。
未来の、その日のための準備でもある。

最後は、お抹茶と一緒に和菓子をいただいた。
本にサインをしていただいたときに、京都のギャラリーで小冊子を見てファンになりました!
というのをお伝えしたら、とても喜んでくださった。


外へ出るとまだ全然明るくて、出店のそば湯コーヒーを飲んだ。
丸い優しい味だった。
出店をそぞろ歩いて、iphoneの手作りカバーで可愛いのがあったので購入した。
スカイブルー。今日の空みたいな色だった。


みどりの学校に行って、私も「光合成」できた!と思う。
いろんな出会いが、元気をくれてる気がする。















































いいものを見た。

2013-04-22 23:20:41 | 日記
今日、見た、いいもの。

まず一つ目は、うちの美術部部長の、小学校1~3年生の時の自由研究。
以前から本人に話をきいていたので、ぜひ見たい!と言ってたら持って来てくれた。

それは、夏休み毎日毎日、幼い弟を観察してスケッチした『弟の観察日記』。
2年生のときのだけ見つからなかったとのことで、1、3年のときのものを見せてくれた。

夏休み、だいたい40日間、毎日いろんな姿をスケッチしている。
泣いている姿、ソファーで寝転んで居眠りしてる姿、何かを食べてる姿。
鼻血を出してるのまであった(笑)。全身スケッチだ。
とても誠実に人物を見て描いているのがわかる線で、
絵を描くことが楽しくて仕方ないという気持ちと、
幼い弟が可愛くて仕方ない、という気持ちが伝わってくる素敵な絵だった。
これは家族にとって家宝級のものだろう。


毎日毎日人物を描くことで、描写力もつく。
部長はいまや、中学生の技量なんかもうとっくの昔に超えて細密なデッサンができるので、
やっぱりこういう日々の積み重ねって大きいんだなあと思った。

うちの部でも人物デッサンを最近たくさんやりはじめたけど、
続けていくにはなかなか根気がいるんだよね。
部長、ほんと凄いわ。



二つ目は、こと座流星群。
たぶん見た(笑)。

帰り道に空を見上げていたら、すっとすごい勢いで横切るものが目の端に。
あれは・・・・ 流星!
家に着いて、玄関のところからしばらく空を見上げていたら、
やっぱり目の端に、すっと横切るものが!!
何でいつも『目の端』なんだ!
ストレートに見たかったけど、まあ、見られたから。
たぶんだけど。
流星って、「見た!」って自信持っていえない、あまりにか細い線なので。

月曜からいいもの見ました。
いいものって、そこら中にあるのかもねえ。















いつか来る日

2013-04-21 21:40:16 | 日記
雨がしとしと、肌寒い一日。
ほんとに4月なのかなあ。

なんとなく春らしい日って今年は少ないように思える。
で、このままいきなり暑くなったら嫌だな。


ゴールデンウイークまであとちょっと。
その前に授業参観日なんかもあるのだけど、
なんと!その授業番号のときには私、空きで(^^)。
どさくさに紛れて他の先生の授業を観に行こう!!


この寒い中、部活を細々とやり、
授業記録にコメントを書いて13時過ぎには学校を出る。
このくらいなら日曜に学校に来るのも仕事が進んで、いい。
朝早くだとサッカー部くらいしかいないから、
職員室はほぼがらーん。とっても落ち着いて仕事ができるのだ。


昨日、長年使って来たドライヤーがついに死んでしまったので、
ドライヤーを買いに、近くのショッピングモールへ。
買う前にお昼ご飯食べようかな、とたくさんあるお店を見てみたけど、
全然食べたいものがない。
美味しくなさそうなわけじゃなくて、
量が多そうとか濃そうとか、こちらが既に対応できないだけの話。
仕方ないのでショッピングモールを離れて、小さいうどん屋さんへ。
そこでもくもくとうどんを食べる。
元々脂っぽいものがダメなので、それくらいでちょうど良くなってしまった・・・。



それにしてもショッピングモールって、若者の遊び場という感じだった。
和洋中いろんな食べ物があって、雑貨があって、見てるだけで楽しい。
けどなんか見てるだけでいいや・・・。いろんな意味でお腹いっぱいだった。
とても綺麗なんだけど、本質的になんかギラギラしてる気がした。
考えてみれば、
あれが欲しい、これが欲しいという人の想念が大量に渦巻いてる場所だし。
店員さんがすすめてくれたドライヤーに速攻決めて、帰宅。


ゴールデンウイークはおそらくどこにも行けないけど、
少しはのんびりできるところにいたい。
海沿いとか理想だけど、今更無理だろう。
というか、人がすごいだろう。
意外と学校でのんびり仕事してる方が落ち着くかもしれない。


見てるだけでいいや・・・が最近増えてきた。
綺麗な服、美味しそうな食べ物、雑貨。
見てるだけで楽しいから。
でも自分に必要なのか、と問われたら、必要ないものばかりなのだ。



今朝、ひどい心臓付近の痛みで目が覚めた。
夢だったのか、ほんとに痛かったのかよくわからない。
ただ、なんとも言えない不快感だけは残ってた。


そんなことがあったので今日一日、
「もし自分が死んだら」をなんとなく考えていた。

部屋を綺麗にしておかないと、なんかいろいろ迷惑かけそうだな、とか、
授業どうするんだ、とか、
うちの親は遠いし忙しいからお葬式大変だろうな、とか、
わりとしょうもないことばかりが頭に浮かんだ。
そしてあんまりいろいろ執着がない自分にも気がついた。
今、一番気になるのが『授業』だもんな。あとは家族か。

授業なんて、私がいなくなっても代わりの先生はいくらでもいるのだけど、
ここには自分自身がとても執着してるんだなと思った。

いつか死ぬということをいつも忘れて生きてるので、
意識すると、『今、何をしたらいいんだろう。』と思った。
いつか必ず来る日までに、何が一番しておきたいのか。
暗く考えるんじゃなくて、その「いつか」を、
後悔とかなく迎えられるようにしておきたい。


あ、もうちょっと旅行したい。
もっと広い世界が見てみたいし、もっと先の世界も見てみたいので、
願わくばもうちょっと生きていたい(笑)。






















思いをのせて

2013-04-20 21:12:10 | 日記
忙しかった2週間。

新しいクラスもちょっとずつ互いがなじんできて、生徒もリラックスしてきた。
数学と算数と言ったり、
帰り学活で、日直が「帰り学活を始めます。」
というと、座っている子たちが、
「始めまーす!」と繰り返したり、
(最初はびっくりしたけど、小学校ではそうすることになってたらしい。)
帰りの挨拶が「さよーなら!」だったり、
まだまだ小学生全開だけど、
自分の仕事をちゃんと果たし、道徳のグループワークでは、
ちゃんとチームで話し合いができたし、
学級旗のデザイン募集にもたくさんの生徒がアイデアを出してくれたし、
わりといい感じにクラスになってきた。

というか、小学校の先生たちがきちんと教育してくださってたんだなと思う。
礼儀正しく、正義感が強い子がたくさんいる。


美術の授業も1年生はすでに今週で2回目で、
美術を行う意味を最初に話し、
こういうことを意識して取り組んで欲しい、という導入をしたのだけど、
多くの生徒が共感してくれた。
感想で「美術って面白そう。好きになれそうで楽しみ!」をたくさんもらった。
導入にはものすごく力を入れた。自分でハードルをあげた。
図工で苦手意識を持った子に、美術の懐の広さや面白さを知って欲しい。

学習指導要領には、
「生涯にわたって美術を愛好する心を育て」という文言がある。
簡単そうで、意外に難しいことだと思う。
自分の個性を大事にして表現できるだけでなく、
他の人の個性の発露にも興味を持って、
その良さを認める、ということでもあると言える。

生徒には、そのことを話した。
「みんな違って、みんないい。」という金子みすずさんの有名な言葉は、
言葉だけは知っていても、
それが体現された世界は、残念ながらまだこの世には存在していない。

君たちは、それを作れる可能性がある、という話をした。
美術は、美しく表現する技を学ぶだけでなくて、
そういう世界を作るために必要な心や態度を養うためにもあるんだと思う、
と話すと、多くの生徒が共感してくれた。
生徒も、自分たちが次の世界を作る、というところに熱い思いを抱いたようだった。
なんか、そのことがとても嬉しかった。


話したことは私の理想だけど、
学校が理想を語らなくてどうするんだ、と思う。

理想や夢が次の世界を作ると信じて、自分の思いを話すことにした。
美術教師を初めて8年が経過して、やっと自分の思いを話せるようになった。
理想を語り、次の世代へ思いや夢を伝える、ということを意識し始めた。
美術はその一手段にすぎないと考えるようになった。
でも、これが到達点ではなくて、これからもっといろいろ考えて、
もっと違う結論に辿り着くかもしれない。
先生って仕事は大変だ。まるで哲学だ。


8年間、美術って何で中学に必要なんだ?とその意味を模索してきた。
技能講座にもたくさん参加したし、今もしてる。
やってみて、技術を教えるだけなら趣味の講座、習い事でいいじゃんと思った。
なんで、中学で、という疑問は、学べば学ぶ程出て来た。

全ての教科が、子どもたちの未来を作るための有効な道具でなければいけないと、
最近になって言われるようになった。
『キャリア教育の大切さ』がようやく叫ばれるようになった中だけど、
まだまだ学校でやっていることと、
社会で必要なことがあまりにもかけ離れ過ぎていた。
美術もそうだったと思う。
『人生において必要な美術の授業をするから。』とそれぞれの最初の授業で全校生徒に宣言した。


最近、心と言葉が連動し始めた。人生においてやっと!
自分の中に、思いや願いがたくさんあることに気がついて、
それを授業の中で、まるで次世代の人への遺言のように言うようになった。
自分って、結構熱い人間だったんだ!
話すのが苦手で、人が苦手だと思っていたのに。
いろいろな修羅場(?)を越えて、そんな自分を見つけた。


やっとちょっと『先生』になれたかな。
でもそれは生徒たちが後々、審判してくれるのだろう。
今はただ、思いをのせて授業を行うのみ。























































したいことはするように

2013-04-07 01:14:00 | 日記

入学式で1年生登場。ちっこくて可愛い。

昨日の初めての学活は、ほぼ小学生相手の雰囲気。
思わずにんまりしてしまった。

緊張して静かに聞いているけど、そのうちわきゃわきゃなりそうな予感・・・。
1日目は、教科書配布と乱丁・落丁のチェックと担任自己紹介くらいしかできない。
入学式終了後、下校時間まで20分もないのだから・・・。

今年度からは仕事が増えた。研究部関係の仕事。
早速、総合の担当なので地域探検学習の企画で動き出す。
地域の図書館に大量に本を借りるための予約、
それと地域の方に来ていただいて、生徒の前でお話してもらいたいので、
目当ての団体に電話と交渉、日程の調整が始まった。
地元の商工会議所とも交渉したい。月曜から動く予定。
学習の全体計画を立てて、先生たちに分担して動いてもらわなければいけない。
こういう、「全体を見通す」のは教員になって初めてなので、
今までとは緊張の度合いも増す。


これが終わったら今度は合唱コンクールも担当だから動く。
昨年もやってたから、こちらは何となく手順がわかるからまだいい。

問題は2年生に行く自然教室の企画。
もうすぐ企画段階に入るけど、新学年主任は昨年度に担当してた旅行会社が嫌だ!
とのこと。
違う旅行会社と、今までとは全く違う場所での宿泊を望んでいる様子・・・。
これは大変、何にも当てがない。ゼロからのスタートだ・・・。
旅行会社さんに、他の学校のことを聞いたりすることから始めるしかない。

やる気は充実しているつもりだから、やろうとは思うけど、
とにかく仕事量が多い。しかも企画だからしっかり考えなければならず、
時間だってかなり必要だ。
それプラス、クラス経営も授業もある。キツい。

クラスは今から学級組織を作っていく。
担任のクラス経営方針から学級目標、それから委員会、班組織、掃除分担・・・。
全てがきちんとできて、やっとクラスは軌道に乗り出す。
これから3日間くらいがすっごく大切だ。
授業だって、最初が大事。
心がつかめるか否か。準備だってしっかりしとかなきゃ。

今までフワフワしてたところもあったけど、
企画する際は、現実にどうなるかを頭の中で何度もシュミレーションしつつやるから、
フワフワしていられない。
だんだん煮詰まってくるから、
昨日は帰り際に新しくできた近所の大型ショッピングモール内にあるカフェで、
ノートに来週やることを書き出してみて頭の整理をした。
書き出したら、いっぱいあったよ・・・。
どれも落とせないから、1つひとつやってくしかない。日曜も土曜もないな。

そんな中でも旅行には行きたいし、WSにも参加したい。
早速明日、参加予定のWSが1つ。この風雨でもやるのかな・・・。



できることをするのではなく
しなければいけないこと
したいことをできるようには
どのようにしたらよいかを考える



いろいろ参考にしたい取り組みをたくさんされている教員の方のブログに書いてあった。
そっか、そうだよね、と思う。
今までは忙しいと、やりたいことがあってもやめとこうってなってたけど、
人生の時間は限られているから、
やりたいと思うのならやった方がいいと考えるようになった。
頭はこういうときに使うものなのかも。
スケジュールをしっかり管理して、出来る時に集中的にやって、
やりたいことは、やっぱりしっかりやる。
今年度からはそういう風にしたい。

結論、だから旅行にも行く!
ただし、ゴールデンウイークは地域探検学習の運営で、
どう考えても無理そうなので、
仕事+近場でのんびり過ごすことにした。
それも疲れがとれていいかも。

新しくできたショッピングモール内には旅行会社も入っていて、
立ち寄って、ぼんやりとパンフを眺めてみる。
行きたいところのツアーが3泊4日で出ていたけど、高いっ!!
まず、宿泊先が高級過ぎる・・・。
なので国内なのに総額15万くらい! 

こんなに宿泊先はいいところじゃなくていい。削れるところは削りたい。
頭の中でぼんやりと計画を練りながら、
でもこれって、
学校で宿泊行事の予定を立ててるのと変わんないじゃん!と気づく。
行事予定も趣味の一環として楽しんじゃえばいい。

行くのも楽しいけど、企画段階もかなり楽しいから・・。

あ、これって、総合の仕事が向いてるってこと?(笑)
今年度はいろいろまた突っ走ってみたい!