日々Change。今日の怒りも、恐れも、悲しみも、明日は夢と希望と喜びに。

少々高くても、日本の商品を買いましょう。力を合わせて日本の復興のために。

自粛、自粛と黄門様の印籠みたいに、かざせばいいってもんじゃないよ。

2011-04-02 10:49:09 | 震災に思う
上野公園の花のカーニバルが中止され、例年にぎわっている時期にこのありさまだとテレビが映している。さらに「この時期公園内での宴会などは自粛して下さい」という看板と宴会をしている若者たちのグループを映し、レポーターがこの看板を読んでないのですか、と問いかけている。「そんなの見えないで~す」と少しお酒の入った若者が楽しげに盛り上がっている。
なぜ、何でもかんでも自粛しないといけないのでしょう。もちろん灯油、ガソリン、水など、少しでも節約し、使う事を自粛する必要はあると思う。
でも、心まで自粛する必要はないでしょう。むしろ明るく活力を出して東北の分も日本を支えなければいけないでしょう、それこそが東北に対してみんなが出来る支援じゃないですか。
仕事も田畑も家も家族も無くして、頑張れ、頑張れと言われても、何を頑張るんでしょう。むしろ「お前こそ頑張れ」と東北人に言われそうに思います。
この若者たちが発電機を使って電機を煌煌と輝かして、ラジカセをがなり立てて資源の無駄遣いをしていますか。テレビライトでやっと浮かび上がる暗闇の中で、若者なりに季節を楽しんでいるだけでしょう。
むしろ貴重な資源を使ってこんな取材をする暇があるなら、もっと公共性を持っているテレビ局は社会に対してやる事、出来る事があるでしょう。