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僕の妻は世界一、大変な毎日を送っている。

2011-12-09 17:54:12 | 日記
妻が苦しんでいる。

妻の父、母、そして脳梗塞で半身不随の弟。
辺ぴな、不便な四国の山奥で、3人の面倒をみている。

認知症の薬を飲む義父はその副作用で怒りっぽい。
交通事故による、人工肛門の介護も面倒らしい。
義母のお漏らしの始末も大変のようだ。
お互いに夜中のトイレに起こされ毎日、睡眠不足が続く。

毎日毎日3人の食事の時間が終わればすぐ次の食事の準備だ。
本人も含めて3人の洗濯、掃除、諸々の家事。
15km,、対向車とさえすれ違うのが大変な山道を
病院に連れて行き、スーパーへの買い物に行く。

そして、夜中に大阪に残してきた仕事の手配をしている。

時たま、自分がしなければいけない司会の仕事の為に帰ってくる。
他の司会者に回す仕事の手配や処理に追われている。

たまに帰ってきた、大阪でも昼間、仕事と家事とに追われ
夜、徹夜をしてまで台本を書いたりしている。
書くことは集中しないと出来ないようだし、昼間、夕方、疲れて出来ないようだ。
しなければと気がせきつつ、気持ちが動かず仕事がで出来ないで、
夕方はテレビを見たりしてまぎらせている。
と言っても、つかれて見ることも出来ず、
ほとんど、テレビを見ながらうつらうつらと、浅い眠りに入っている。

作家と同じで閉め切りギリギリになって、
夜中に切羽詰まってなんとか徹夜で、朝、仕上げている。
僕が起きてお弁当を作っている頃、わずかの眠りについている。

田舎の近所の方も、妻の大阪の友達も
みんな、倒れてしまうよ、と心配してくれる。
いつ、うつ病になっても、病気になってもおかしくない。
いくら心配しても足りない。

何年振りかで僕の友人と合うと、必ずどんな会話より先に妻のことを聞く。
久し振りにあった僕へのおべんちゃらも込めて、
美人のアナウンサーの奥さんまだテレビ出てるの?

本人自身がそんな人に出会うと、やつれた顔でどんな気持ちだろう。
そんな奥さんがこれは辛いだろな。つくづく思う。


少し前まで、この状態で四国と大阪を一人、車で夜中に往復していた。
千里の中しかよう運転せん。と言っていた、60近い女性が高速を飛ばし、
夜中の四国の山道を4時間かけて、月2回程通っている。

せめてその間に運転せず眠れるように、もう1台車を購入し、
大阪と四国に車をおいて、間を交通機関を利用するようになった。

妻とは比べようもないが、僕にも妻のいない毎日と、
こちらに帰ってきた時の更なる重労働に心配して、逆にイライラする。

そして、僕は妻としてはいけない言葉の衝突をしてしまう。
子ども達とも。もうイライラと憂鬱の毎日である。

       ■

もう、親に怒りさえ覚える。
大阪に同居すれば、かなりの負担がなくなる。
または施設に入れば妻の負担はなくなる。

娘の毎日の姿を見て、自分のわがままを顧みないのか、
大阪の嫁がせた娘の家庭に心配は、気遣いは、及ばないのか。

僕が毎日フルタイムで働き、
疲れて家事が面倒になる日も頻繁にあるが、妻は休めない。
妻を思うと自分で自分を押さえ込んでストレスになる。

ウオーキングをして、無心で歩いていると気がまぎれる。
同時にこんな事をしていていいのだろうかと思う。
と言って、どうなる。健康でいることだけが出来ることか。

僕の不満を思って、妻はウオーキングに行ったら?
日曜日は何するの?と聞いてくる。
それに僕は不機嫌に答えてしまう。僕も複雑なんよ。

歩けるうちに、つがいで紅葉を見に行くときが出来るかな?
つがいでサクラを見に行くことが出来るかな。
つがいで旅行に行けるかな?

今は、ご飯を食べに行くのがやっとかな。

今回は仕事でトラブルがあったみたいで、ご飯も行けないかも。
そして、あすには、土曜日には妻は四国に向う。

やっぱり僕は、不満も不愉快な顔もしたらあかんのやな。
そう言うことも、「つがい」やから妻に托生して生きるべきやろ。
そんな決意せなな。