四国から帰ってきた奥さんに連れられて、
掃除のお姉さん、食事やお茶の担当のお姉さん、
看護士さん、リハビリの方たち、お医者さん
ほんとにたくさんのお世話になった人たち。
詰所の前ではたくさんの看護士さんが
奥の方にいる看護婦さんまで「よかったね」と目で
ちょっと別れの淋しいような笑顔を返してくれている。
ちょっとはにかんだような、照れくささを感じてしまった。
奥さんと退院の挨拶して回る姿は、なんだか昔の記憶にある
母親に連れられていた子供のような思いがした。
508号室の4人部屋。
21日間いた訳だが、寝食住24時間共にするわけで
本当に一期一会、本音を出しても、隠しても、いまだけの世界。
病気やケガと言うネガティブなものが共通だけれども
負担にならないように仲良くしようと心構えたせいで
短い間の人もずっと一緒の人とも、随分仲良くなれた。
病院なんて誰しもさっさと退院したいと思っている。
今まで何人か見送ったが、いざ送られる立場になると
1時間もすれば仲良くなった僕には旧知のようで
ちょっと胸が詰まる思いだ。
普通はいなくなるとよかったねと喜ばれるのが病院だけど、
桃旗さんがいないと淋しいなと、
まるで病院ではタブーのようなことを言われると
もっと悪くなって病院に居たいなんて、ちょっと気がした。
508号室に入院した時から居た、80歳のS木さん。
いろいろお話したら今までの人生で12回も大きな手術をしたらしい。
僕より1日早く退院するところが、原因不明の高熱が出て
逆に僕の退院が先になり、見送ってもらうことになった。
僕がいた21日間、S木さんの奥さんと共に一緒にいた仲だ。
このおじいちゃんはこの病院で、今回2度手術をしたのだ。
いずれもかなり難しい手術で、3か月の間をあけて手術したのだ。
聞くとよくこんな手術ができるものだと思うが、
回復して、僕が誘ってよく一緒に廊下でリハビリの自主トレをした。
あの二人仲良いね、と広い5Fの看護士さんに有名になってしまった。
離婚して一人暮らしの40代?のM本さん。
まだまだ入院しないといけないのに元気に退院した。
82歳の身寄りのないT中さん。
僕にほんとにお世話になってと泣きながら、
僕の手を両手で握って退院された。
80歳の我がまま放題で、ことあると看護婦さんの手を触るN原さん
僕に楽しかった。??とさっさと退院していった。
50代で独身のおたくっぽいYさん。
めずらしく両目の白内障の手術で入院された。
過去に心筋梗塞をわずらったので、常飲している薬の問題で
手術前に薬の適合など、術後の経過の様子見もあって入院らしい。
僕に診察した先生がすごい美人だという。
「うっすらしか見えないのになのにどうしてわかる?」と聞くと
うっすらでも美人は見えると言う。
手術の説明に来た後「どうでした?」と聞くので
「見えるようになるの楽しみにしとき、ほんとに美人だわ」
ちょっとみんなと違和感があって、僕にだけ挨拶して3日目に退院した。
ほんとにすごい美人の眼科医だった。
母子家庭の20代?のN口君
怪我しながら、病院に断られ4時間目にやっとこの病院で
受け入れてもらえてその晩に手術。
次の午前中にさわやかに僕にありがとうございましたと一人で退院した。
会社休む訳にいかないと…、正社員じゃないのか…。
「これからもがんばれよ」としか言えなかった。
80代でケガがかなり重症のO西さん。
他の病室から移ってこられて、他の病気が見つかり、
長い入院になりそうだ。
リハビリにいかれる時に、僕が退院なので挨拶した。
昨日入ってきた、やんちゃそうな20代のW林君。
会社で手をケガをしたが、藤井寺の病院で手術したものの
これ以上は無理だと、遠いこの病院までやってきた。
明日、かなり難しい手術のようだ。
がんばれよ、今日日本代表のサッカーあるから見ろよっと
退院のお別れした。
僕を除いて8人の方と飲食住を共にした。
一番お世話になった看護士さん4人と会えなくて残念だった。
一期一会。
掃除のお姉さん、食事やお茶の担当のお姉さん、
看護士さん、リハビリの方たち、お医者さん
ほんとにたくさんのお世話になった人たち。
詰所の前ではたくさんの看護士さんが
奥の方にいる看護婦さんまで「よかったね」と目で
ちょっと別れの淋しいような笑顔を返してくれている。
ちょっとはにかんだような、照れくささを感じてしまった。
奥さんと退院の挨拶して回る姿は、なんだか昔の記憶にある
母親に連れられていた子供のような思いがした。
508号室の4人部屋。
21日間いた訳だが、寝食住24時間共にするわけで
本当に一期一会、本音を出しても、隠しても、いまだけの世界。
病気やケガと言うネガティブなものが共通だけれども
負担にならないように仲良くしようと心構えたせいで
短い間の人もずっと一緒の人とも、随分仲良くなれた。
病院なんて誰しもさっさと退院したいと思っている。
今まで何人か見送ったが、いざ送られる立場になると
1時間もすれば仲良くなった僕には旧知のようで
ちょっと胸が詰まる思いだ。
普通はいなくなるとよかったねと喜ばれるのが病院だけど、
桃旗さんがいないと淋しいなと、
まるで病院ではタブーのようなことを言われると
もっと悪くなって病院に居たいなんて、ちょっと気がした。
508号室に入院した時から居た、80歳のS木さん。
いろいろお話したら今までの人生で12回も大きな手術をしたらしい。
僕より1日早く退院するところが、原因不明の高熱が出て
逆に僕の退院が先になり、見送ってもらうことになった。
僕がいた21日間、S木さんの奥さんと共に一緒にいた仲だ。
このおじいちゃんはこの病院で、今回2度手術をしたのだ。
いずれもかなり難しい手術で、3か月の間をあけて手術したのだ。
聞くとよくこんな手術ができるものだと思うが、
回復して、僕が誘ってよく一緒に廊下でリハビリの自主トレをした。
あの二人仲良いね、と広い5Fの看護士さんに有名になってしまった。
離婚して一人暮らしの40代?のM本さん。
まだまだ入院しないといけないのに元気に退院した。
82歳の身寄りのないT中さん。
僕にほんとにお世話になってと泣きながら、
僕の手を両手で握って退院された。
80歳の我がまま放題で、ことあると看護婦さんの手を触るN原さん
僕に楽しかった。??とさっさと退院していった。
50代で独身のおたくっぽいYさん。
めずらしく両目の白内障の手術で入院された。
過去に心筋梗塞をわずらったので、常飲している薬の問題で
手術前に薬の適合など、術後の経過の様子見もあって入院らしい。
僕に診察した先生がすごい美人だという。
「うっすらしか見えないのになのにどうしてわかる?」と聞くと
うっすらでも美人は見えると言う。
手術の説明に来た後「どうでした?」と聞くので
「見えるようになるの楽しみにしとき、ほんとに美人だわ」
ちょっとみんなと違和感があって、僕にだけ挨拶して3日目に退院した。
ほんとにすごい美人の眼科医だった。
母子家庭の20代?のN口君
怪我しながら、病院に断られ4時間目にやっとこの病院で
受け入れてもらえてその晩に手術。
次の午前中にさわやかに僕にありがとうございましたと一人で退院した。
会社休む訳にいかないと…、正社員じゃないのか…。
「これからもがんばれよ」としか言えなかった。
80代でケガがかなり重症のO西さん。
他の病室から移ってこられて、他の病気が見つかり、
長い入院になりそうだ。
リハビリにいかれる時に、僕が退院なので挨拶した。
昨日入ってきた、やんちゃそうな20代のW林君。
会社で手をケガをしたが、藤井寺の病院で手術したものの
これ以上は無理だと、遠いこの病院までやってきた。
明日、かなり難しい手術のようだ。
がんばれよ、今日日本代表のサッカーあるから見ろよっと
退院のお別れした。
僕を除いて8人の方と飲食住を共にした。
一番お世話になった看護士さん4人と会えなくて残念だった。
一期一会。