Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

喇叭手の小夜曲

2013-11-01 16:52:08 | 音楽
11月になりました。
こどものころ、11月3日は日立ファミリーホールにいました。
ピアノの発表会でした。

11月になると思いだします。
最近、レッスンでこの曲をしてるので思い出します。
何年生だったでしょう・・・3年生か4年生くらいかなぁ・・・
発表会で演奏しました。

喇叭手のセレナード

発表会では定番中の定番です。
懐かしく蘇ります。

セレナードといえば「小夜曲」・・・
にしてはずいぶん明るくて軽快で・・・どうしてだろう。
こどものころ先生にいただいたピースの表紙には
「喇叭手の小夜曲」と書いてありました。
こどもながらにとても不思議でした。
だって、なんかラッパの明るさと・・・小さい夜の曲?
が、ずいぶんミスマッチで、変なの!って思ってました。

ウィキペディアによると・・・
「セレナーデ(ドイツ語: Serenadeは音楽のジャンルの1つであるが、
一般的な言葉としては、恋人や女性を称えるために演奏される楽曲、
あるいはそのような情景のことを指して使う。
各国では、フランス語:sérénade(セレナード)、イタリア語:serenata(セレナータ)、
英語:serenade(セレネイド)。
日本語では夜曲(やきょく)あるいは小夜曲(さよきょく)と言う。」

でしょ・・・じゃやっぱり変だわ。

愛を奏でるためのセレナード、それならシューベルトよ!
あのロマンティックで少し悲しげな旋律は、切ない恋・・・

  シューベルトのセレナーデ

そうです、これがね、まさに!
だって、日本語の歌詞は・・・
♪秘めやかに闇をぬう 我が調べ ああ静けさは果てもなし・・・♪

でもありました、
18世紀、セレナーデの作品の中にたとえば最初と終楽章に、
行進曲を組んだりした時代があったようです。
楽器の編成も少し豪華なもので、そちらをセレナードと言ったこともあるとか。
演奏家たちが出入りする時だとか
式典の始まりだとか・・・

そうか・・・つまり喇叭手・・・は行進曲、オープニングだったのかも。
それでトランペットのファンファーレみたいなイントロなんだ。

でも・・それにしてもですよ、
じゃ、小夜曲っていい方やめたらよかったのになぁ。
小夜曲がなんか複雑だと思う。
表紙を見て悩むきどもたちに
「ごめんねーそーよねーへんよねー、
 ま、歴史的な背景を言いだすときりがないしさ
 今回のところは目をつぶって、深く考えないで弾いてくれる?」
っていいたいと思う。

ウィキペディアを読んでも、いまいち、納得がいかないまま
何となくまた改めて弾いてみたりして・・・
これさぁ、喇叭手の行進曲って言ったらいかんとかいな・・・
と、またしつこく呟いてみたりするのでした。

これをお読みのクラッシックの先生方、
もし良かったら、教えて下さーい^_^;
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