「彼は努力の人だ」
多くの方々がそう形容してご紹介されてきました。
私もとてもよく覚えているエピソードがあります。
確か、ウィーンで振るようになられてしばらくしたころの
ドキュメンタリー番組だったような・・・
フィルの演奏者の方のコメント、
「小澤の部屋の明かりは誰より一番に灯って一番遅くまで消えない」
日本人がウィーンで指揮なんて考えられない時代、
受け入れられるのも困難な中で
「どんな小さなフレーズも聴き逃さないほど、
彼は朝から晩まで勉強をしていた」と。
「だからみんなが小澤を見た」と。
ニューイヤーで日本人が指揮棒を振るなんて最高です。
野茂くんだわ(笑)
2002年のことでした。
アンコールで1曲演奏した後、
楽団員がそれぞれいろんな国の言葉でニューイヤーの挨拶、
最後に小澤さんが日本語と思いきや・・・(笑)
後はどうぞ、ご覧ください(^^♪
そのシーンも収録の動画がありました。
なんかもう楽しそうだし。
そのあと、ドナウの演奏ですが、
小さなお体が、踊るように舞うように美しいし楽しいし。
まさに日本が世界に誇る音楽家ですね。
クラシックには縁遠い私でも、
小澤征爾はヒーローでアイドルで・・・
こんな・・・なんというか、こどものように夢中で
努力家で、実力もお人柄もみんなに愛されるような・・・
指揮者とか音楽家とかそういうの関係なく、
まさに唯一無二の「小澤征爾」という生物体(笑)
今頃、国境もない空で、世界中の音楽家たちと
楽しく音を出して最高の時間を過ごしてらっしゃるのでしょう。
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