ボストンからの電話

　今日、お昼、ボストンのピアニストから電話。
ボストンは夜中の１時！毎日２時に寝るというから、そんなに遅くて
朝は大丈夫？と言ったら、学校は目の前なんだそうです。
便利なところにいるんだわ。
というわけで、寝る前のリラックスタイム、
久しぶりにいろいろとゆっくりお話をしました。
　
　ボストン音楽院での日々が始まって半年以上がたちました。
なかなかたいへんなようすです。もちろんそれは覚悟の上・・・
とはいえね、そうそうたるメンバーの中での音楽の道は、それは
並大抵のものではないはずです。
あ、ちなみにボストン音楽院はマリンバが特に有名なのだそうです。
今話題の美人マリンバ奏者も卒業生とのこと。
三村奈々恵

　でもそんな苦悩の日々(！？)から救ってくれるのはなんといってもお友達。
イタリア人の凄腕ピアニストのお友達ができたらしく、ピアノのことも
とてもいいアドバイスを貰ったり、いいお付き合いのようです。

　そのイタリアの青年に、パスタ料理をご馳走したと・・・
なんとＫｏｊｉくんはお料理が得意！以前にイタリア料理のシェフから
手ほどきを受けたことがあるらしく、自慢の腕前のようです。

　そこでね、彼のおもしろいところはね、そのお料理でお友達を
たくさん作っちゃったところです。イタリア料理に最近は中華も加わって
メニューも豊富。みんなを招いて食べさせてあげるのだそうです。
もちろん、少々お代もいただいて。いいなぁ、このアイディア。

　おうちに招いておいしいもの囲んで。こうなったら、もうそりゃ、
うちとけないはずはない。音楽の話だけじゃなくていろんなことね、
気楽に話題にして。彼のことです、さぞかしマニアックにお料理してる
ことでしょう。

　きっと、人には言えない苦労が日々耐えないはずです。
物心ついたときにはすでにピアノに座っていたような人たちに囲まれて
１０年以上の遅いスタート。埋めようのない時間との戦いの中、でもきっと
工夫すること、深く考える力を彼は手にするはず。そしてそれこそが何より、
音楽だけでない、生きることの大きな支えになることですものね。

　Ｋｏｊｉくんの未来はおおきいなぁ。