シャガール 福岡市美術館

　年末、時間がなくてどうしても行けなくて気がかりだったこと・・・これでした。


　　　
　
　昨日行ってきました。やっぱり、お客さま、たくさんでした。
シャガールは人気ありますよね。お出かけになった方も多いと思います。
この、ロシアとロバ、それから「日曜日」「立体派の風景」、この３枚、すごーく
当たり前のことを言いますが、特にお気に入りです（*^_^*）だいすき！
本物はなんといっても、色がきれいでした。

　絵葉書になると、暗くなっちゃうのですけど、鮮やかな暗さというか・・・
このロバは特に「鮮やかな暗さ」が本当に美しかったです。

　　　　

　「日曜日」は、シャガール６５歳、二度目の結婚、再出発、
若々しくて美しくて、本当にきれいな絵ですね・・・


　　「立体派の風景」これは一番好きです。

　　　

　もっともっと色合いがきれいです。パステルですが、クリアです。
あーまたみたい・・・今からいらっしゃる方、これ、もっともっともっともっとず～っと
色がきれいです。絵は音楽と一緒だから、見ていてとても楽しいのですが、
シャガールは特に音楽みたい。

　この３枚の絵はすごくすきな「音楽」なんですね、ロバはメロディーそのものが一番好き。
でも立体派は、アレンジがすき。・・・説明はできませんが、そんな感じですね^_^;


　とっても興味深かったのは、晩年のシャガールのお仕事、歌劇「魔笛」の舞台美術です。
これ、ほんとの舞台、みてみたい！と思いますよ～。衣装も舞台もやっぱり色が素敵、
その衣装や舞台の絵がたくさん見れます。わくわくするような楽しいデザインです。


　みなさんもよくご存じと思いますが、湯布院の金鱗湖に小さな小さなシャガールの美術館、
あの縦に細い窓から差し込む日差しには、あの青いサーカスがとてもよく似合いますが、
大きな美術館のお部屋には、濃い藍色の鮮やかな暗さの「ロシアとロバとその他のものに」は
圧倒的な迫力をもってその存在感を示していました。

　あと数日、ご覧になってない方、どうぞ（*^_^*）

　湯布院に行きたくなりました^_^;