Penny Lane Music

福岡市中央区赤坂
ピアノ・ボーカル・ギターなど大人のためのポピュラー音楽教室

九州アクターズクラブ「さくらのうた」

2011-01-08 22:45:10 | 九州アクターズクラブ

 少し遅くなりましたが、昨年12月のミュージカル公演のお話です。
おかげさまで、大成功!素敵な舞台になりました。
役者さんたち、みんなの笑顔、最高です!これ、二日目のゲネプロ後、
さぁ、最後!たのしくやろ~ってときのいきいき笑顔です。




 紹介をしますね、
まず、両脇は「さくらの精」のダンサー二人です。ラベンダー色はあやかちゃん、ピンクはまゆちゃん
ふわふわのこの衣装をもっともっと軽やかに見せる、ほんとに妖精のようなかわいらしいふたりです。
今回、ダンサーとしてはじめてKat’sの舞台に参加しました。
 そう、振り付けはお会いしたことないのですが、みんなの仲間、いま東京で頑張ってるダンサー
「あきちゃん」がビデオで送ってきたり、福岡に飛んできたりと協力してくれたとか、
すごいなぁ。
すごくきれいなバレエ風、日本舞踊風からピップホップまで、それからちょっと面白い印象的な振り付け、
それはそれはさまざまなすてきな振りがつきました。これもミュージカルの見所のひとつですね。

左の赤いジャケット、「幸輔」は某プロダクション研究生、今回急遽参加の松崎くん。彼もよその船に乗り込んで頑張りました。
ミュージカルは初めて、歌も踊りも苦労の連続。打ち上げでは「勉強になりました」と(*^_^*)
3人は、何もかも初めてで驚くことの連続だったと思います。でもほんとに輝いていました。

そのとなり、「早苗」はコブちゃん。ベテラン4人組のひとり。ベテラン組は、自分のことだけじゃありません。
楽屋のことのこと、舞台袖のこと、たとえばゲストの出番のチェックなど、頭も体もフル稼働しています。
その神経の使い方は尋常じゃありません、そんな中で「役者」として、それもみんなからあてにされる
ベテランとして舞台に上がっています。
傷つきながらも小さな村で暮らし続ける早苗。何十年振りかに迎える、都会から帰省する友は
わだかまりを残して別れた本当は一番好きな親友。そんな複雑な思いを見事に演じました(*^_^*)

薄紫の優しいセーターがよくお似合いの「初音先生」、ずいぶん前、福岡でも公演があった「天使にラブソング」
の舞台の時、確か一般参加で仲間入りなさったと記憶しています。いつまでもお変わりないのでもうお歳も
伺いません^_^;私より、ちょっとずっと(!?)先輩なのですけど、本当に可愛らしい方で(*^_^*)、
卒業してもいつまでも生徒たちが慕う「初音先生」役はまさに鈴木さんのための役でした。

今回のMVPかな、素敵な衣装の「木花咲耶姫」は中学生です!満咲ちゃん、この名前もぴったりでしょ。
おにーさん、おねーさんたちに囲まれて頑張りました。やっぱり、神さまですからね、セリフの言葉そのものが
ちょっと違います。
「諸行無常、この世に生きる誰もが永久に生き続けられるものではない」とか
「世の中に完全なものなどあるまい。ありのままの自分を受け入れよ」とか
「どんな混乱も永遠に続くことはない、冬はやがて春に道をゆずる」な~んて名セリフを
小柄な姫が威厳をもって言うのです。ちょっとかわいくて、でもなんだかほんとに咲耶姫にみえました!

おどけた、いかにも、酒屋の大将は「健太郎」のふじやん。はい、みただけでわかります。ベテランの一人。
実は意外と若いんです^_^;でも村の青年団風の役、ぴったり!思わず「ふじやんさぁ・・・そのままやん」
舞台の最後、彼が歌った「仰げば尊し」に涙した人は多かったと思います。素朴で一生懸命な健太郎、
本当に人のぬくもり、美しさを感じさせる役、ふじやん、感動的だったよ(T_T)。

この衣装で、彼独特の雰囲気をかもしだす、まさにちょっと頼りない「稲の神」そのもの、ベロちゃんです。
健太郎や早苗たちからの頼まれごとに、トボケたり逃げ腰になったり、ほんとにいそうな神さま^_^;
ほのぼのとして、でもたまに妙に説得力のあること言ったりして^_^;、神さまっていうより
きっとこんな友達、近くにいたら、悩みも吹き飛びそうな^_^;ベテラン、ベロならでは「稲の神」でした。

しかし、この神さまの衣装!ほんとにすごいです。衣装部、小道具、本当にスタッフがすごいです!
金子さん美香ちゃん、お見事でした。

さてしんがりに控えしは・・・ベテラン4人組残るはヒロちゃん、臆病になってしまった外科医「皐月」
彼女の心を救ったのはやっぱり、故郷の仲間たちと彼らが慕う初音先生と彼らを見守る大きな桜の木でした。
ヒロちゃんは、最初、裏方さんで参加したんじゃなかったっけ?いつの間にかKat’sを背負って立つ^_^;心強い
大女優兼リーダー!ヒロちゃん・・・ですが、気の弱そうなはっきりしなさそうな皐月もまた演技力で、まるで
ヒロちゃんって実はこんなでしょ。って言いたくなりました^_^;

 このほか、折尾神楽のみなさんたち、太鼓演奏のまさとくん&じゅりちゃん兄妹、そして篠笛の木寺先生。
本当に豪華な舞台でした。


 二日間のスケジュールは、ゲネプロ&本番、ゲネプロ&本番というわけで、計4回!
(※ゲネプロ・・・衣装もメークも、照明も舞台も何から何まで本番とまったく同じことをやります)
そうなんです、私は慣れないので、ゲネも本番もまったく同じ緊張感とパワーでやっちゃうので
まぎれもなく本番4回!って気分でした。だっておわってから私の出来は3回目が一番良かった・・・なんて
思ってましたから。3回目ってゲネじゃん!お客さんにないじゃん!(;一_一)残念。
でもとっても楽しい二日間でした。
あ、私の出来って(^_^;)別に舞台に上がったわけじゃありません^_^;用意した音楽以外には、その芝居の間、
音響席から舞台を見ながらセリフのバックにキーボードで薄く演奏してるのです、その出来のことです^_^;
このライブ感がなんともいい緊張感をくれて、すごく楽しかったです。
 
 大きな大きな桜の木は舞台さんがサーフボードみたいに車に積んで見えたそうです。雨じゃなくてよかった!



 舞台には本当に多くのみなさんが裏方としてお仕事なさっています。
舞台美術さん、音響さん、効果音を作ってくださったスタッフさん、照明さん、ムーヴィングにVTR撮影も、
みなさんプロフェショナルだなぁと、仕込みやゲネのたび、思わずそばに行ってすごいですねーと言いたくなる
光景がたくさんでした。邪魔しないようにちゃんとこらえていましたけど^_^;
いつもはステージに上がる役者さんの中には、今回都合ででれなくて、でもおてつだい!といって
裏方で参加もいます。ほんとに舞台が好きなんだなぁ。ね、濱野くん!

 みなさん、ほんとうにおつかれさまでした。すばらしいチームワークに感激しました。
役者のみなさん、その集中力には毎度のことですが、脱帽です。ほんとにすてきでした。

 いま、九州アクターズクラブのホームページは工事中ですが、役者さんのブログは更新中です。
どうぞ、彼らの活躍をときどき覗いてあげてください。

   九州アクターズクラブ 


 追伸 もうお読みになった方もあると思いますが、当日のパンフレットは教室においてます。
    どうぞ、あわせてご覧くださいね。

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